2019年12月5日 更新

カバーシャドウとは?サッカーの戦術用語を解説!

カバーシャドウとは、現代サッカーに必須の守備戦術でゾーンディフェンスと同時に覚える必要があります。カバーシャドウは、パスコースに立つ事で敵を無力化する守備のことを指す、パスコースを限定する技術です。カバーシャドウのメリットは後方の選手は相手の攻撃を予測しやすくなり、積極的に前に飛び出しパスカットを狙うことが可能にななることです。

  
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カバーシャドウとは?

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カバーシャドウとは、守備のときに使われるサッカー用語で、パスコースに立つ事で敵を無力化する守備のことを指します。

カバーシャドウはパスコースを限定する技術で、後方の選手は相手の攻撃を予測しやすくなり、積極的に前に飛び出してパスカットを狙うことが可能です。

カバーシャドウはパスコースを限定して縦パスを狙いやすくする効果があり、ディフェンスラインを高く保ち全体の陣形をコンパクトにしてボールを奪うことを目的とします。

カバーシャドウの動き

パスコースに立つ事で敵を無力化する守備のカバーシャドウの動きは、背中でパスコースを切ると表現できます。

・中央からサイドへ
・サイドから中央へ


カバーシャドウの動きは、この二つの動きに分けることができます。

中央からサイドへ限定

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カバーシャドウとは、中央からサイドに限定する前線からの守備戦術です。

フォワードが首を振りながら背中でボランチ、センターバックへのコースを切り、サイドに誘導して相手からパスコースを奪うことが出来ます。

2トップで声を掛け合いながら縦関係となってボランチとセンターバックのどちらもパスコースを消すことを狙います。日本サッカーでもよく見る守備のアクションなので、育成年代からできるようになっておく必要があります。

サイドから中央へ限定

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カバーシャドウの動きとして、サイドから中央に誘導してボールを奪うと、ゴールに近い位置でゴールに向かった状態から攻撃をスタートできます。そのためショートカウンターに有効です。

中央からのカバーシャドウで相手のパスの選択肢を削って、サイドに誘導しておいてから、サイドから中央のカバーシャドウを組み込むとボールを奪いやすくなります。サイドの逃げ場を塞ぎつつゴール方向に誘導して狙いを定めて捕獲するイメージです。

日本代表では海外組が得意とするアクションであることから、日本サッカーにおいてサイドから中央へのカバーシャドウは苦手といえます。

カバーシャドウ戦術の考え方

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カバーシャドウをあまり用いないで自陣で待ち構えて守備ブロックを構築する戦術をリトリートといいます。リトリートをせずにカバーシャドウを使って前線から積極的にプレスに行くことにはメリット、デメリットがあります。

カバーシャドウのメリット

カバーシャドウのメリットは守備で数的優位を作りやすいことです。

カバーシャドウを的確に行うとパスコースを切りながらボールホルダーにプレスに行くことができるので1人で2人を無力化することが出来て、数的優位を作り出すために効果的。

ゾーンディフェンスがほとんどの守備戦術の根底にある現代サッカーでは、味方との距離感を保つことができています。そのため全体の選手の距離感が近く、同時に二つのパスコースを消すカバーシャドーは前線の守備で必須のアクションとなっています。

カバーシャドウのデメリット

カバーシャドウのデメリットは背中でパスコースを消すために、視野からマークが外されやすく、味方選手はパスコースが塞がれていると感じます。

そのため、パスコースを背中で切っている選手にパスコースを作るための動き直しの時間とスペースを与えてしまうと、そこで穴が出来て守備ブロックが崩れてしまうことがあります。

首を振りながら、しっかりパスコースを切ることと、ボールホルダーへのプレッシャーを強めること、後方の選手のコーチングが必要となります。

カバーシャドウの対抗手段のレイオフとは?

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カバーシャドウに対応する手段として、ポストプレイヤーが用いる落としのパスをレイオフといいます。壁パスという言い方もあり、素早くワンタッチかツータッチで後方に落とすプレーです。

パスコース上に立つカバーシャドウは2人のパスを通させないための守備なので、素早く壁パスで3人目に落とすと張っている守備の網を破られることになりますから、カバーシャドウに対して効果的といえます。レイオフを成功させるためには3人目まで狙いを共有しておく必要があります。

ボールの受け手がターンする必要が無いので難易度が低くミスしにくいという利点もあります。縦にも横にも同時に相手の守備の狙いを外すことができるのでカバーシャドウの守備を無力化されやすいです。
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