2019年2月19日 更新

イングランド代表のフォーメーションを徹底解析!

ワールドカップロシア大会で1990年以来のベスト4入りを果たしたイングランド代表ですが、そこには大方の予測を覆すイングランド代表のフォーメーションが関係していました。ここではイングランド代表のフォーメーションを徹底解析し、その攻略手段を紹介していきます。

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サッカーワールドカップロシア大会グループGのパナマ戦では多少のメンバー変更がありましたが、3-3-2-2を維持。ボール支配率は60%と高いポゼッション率を誇り、パスはパナマの393に対して594とゲームを支配していることがわかります。
試合は終始イングランドが圧倒、大量6得点のうち3点はイングランドが得意とするセットプレーからの得点で、高いボール支配率でパナマが終始自陣内に押し込まれていたことがわかります。

イングランド代表のフォーメーション③

グループG:イングランド代表VSベルギー代表

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グループGの最後の難関とされたベルギー戦は、両チームとも決勝トーナメント進出が決定した中での対戦ということでメンバー変更があり、イングランドはエースのケイン、ベルギーはアザール、ルカクをベンチに温存するという両チームとも主力抜きの対戦になりました。
結果的には0-1で敗戦することになりましたが、3-3-2-2からのサイド突破、ボール支配率も46.8%とほぼ互角で、コーナーキックはベルギーの2本に対し、7本と相手陣内を脅かしたことがうかがえるゲームでした。

イングランド代表のフォーメーション④

決勝トーナメント:イングランド代表VSコロンビア代表

tomomi saito on Instagram: “ロシアW杯⚽  決勝T1回戦、コロンビア代表対イングランド代表は、PK戦の末イングランドが勝利を収めた❗  実はイングランド、W杯でPKが採用された1978年アルゼンチン大会以降これまで3度のPK戦を経験し、いずれも敗れている💦…” (51742)

決勝トーナメント1回戦のコロンビア戦は、ベストメンバーで3-3-2-2のフォーメーションで挑みました。中盤を厚くしたイングランドはボール支配率52%でコロンビアを上回り、トリッピアーとヤングのサイド攻撃も功を奏して相手陣内でゲームを展開し、コーナーキックはコロンビアの2に対して、イングランドは7と圧倒し、フィジカルと身長の高さを活かした得意のセットプレーを繰り出しました。
ディフェンスもフォアチェックが効いて1失点に抑えることができ、結果からすればPK勝利ですが、ゲーム展開はほぼ優位に進めることができました。

イングランド代表のフォーメーション⑤

決勝トーナメント:イングランド代表VSスウェーデン代表

Takashi Koumoto on Instagram: “イングランド代表は、今回こそは結果を出すだろうか。 #イングランド代表 #ワールドカップ#ロシアワールドカップ#worldcup #russiaworldcup2018 #followme #follow4follow #followforfollow…” (51740)

準々決勝のスウェーデン戦もベストメンバーで3-3-2-2のフォーメーションで挑んだイングランド代表は、ボール支配率57.8%、コーナーキックはスウェーデン1に対して6と優勢にゲームをすすめました。3-3-2-2のイングランドに対してスウェーデンは4-4-2で挑みますが、中央のスターリング、ケイン、リンガード、アリの攻撃力に気を取られたことからサイドにスペースがうまれ、そのサイドからトリッピアーとヤングのクロスに中央の4人が合わせる形になります。
結局前半30分に得意のセットプレーからイングランドが先制、後半に入ってややバランスを崩したスウェーデンに襲い掛かり、1点を追加して2-0の勝利をおさめます。

イングランド代表のフォーメーション⑥

決勝トーナメント:イングランド代表VSクロアチア代表

Oda Michito on Instagram: “【FW編】【4-4-2】独断と偏見で選ぶ2018ロシアW杯の最優秀FW賞はマンジュキッチで決定したことをお知らせします。これにてベストイレブン出揃いました。お付き合いいただいた皆さんありがとうございました。#マンジュキッチ#クロアチア代表” (51743)

準決勝のクロアチア戦は、3-3-2-2のイングランド代表に対し、クロアチアのフォーメーションは4-1-4-1で、イングランドCBからの危険な中盤へのパスコースを限定しながらハイプレスを仕掛け、ロングボールで逃げればセカンドボールにしっかり対応するという作戦でしたが、処理を誤りイングランドに直接フリーキックを与えてしまい、直接決められイングランドが先制します。
その後イングランドはウイングバッグのトリッピアーとヤングが下がり目にポジションをとり、やや5-3-2のような形になり中央はヘンダーソンとアリ、リンガードが守備ブロックを形成し、ロングカウンターを狙うという展開になります。

安定していたイングランドのフォーメーション

守備を固め、オフェンスではロングカウンターを狙ったイングランドでしたがスターリングの絶妙な裏への飛び出しからいくつかのチャンスをつかみますが追加点を奪えず、結局クロアチアに逆転を許してしまいます。
しかしイングランドは3-3-2-2のフォーメーションから戦況に応じて5-3-2へと変化する臨機応変さも見せつけ、非常に安定した戦術でした。それだけに決定機を決めきれなかった点は非常に悔やまれ、クロアチアに勝利するチャンスは十分にあった戦術だったといえます。

イングランド代表のフォーメーション⑦

決勝トーナメント:イングランド代表VSベルギー代表

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イングランド代表の3位決定戦の相手はグループGで対戦したベルギーでした。イングランドのフォーメーションは3-3-2-2で、リンガードに変えてロフタスチーク、ヤングに変えてローズ、ウォーカーに変えてジョーンズ、ヘンダーソンに変えてダイアーという若手選手中心のメンバーでした。
これは若手選手に国際経験を積ませたいという監督の思惑が見え隠れします。2年後にはユーロが、4年後にはサッカーワールドカップカタール大会が開催されることもあり、若手選手を起用して次へのステップにと考えたのかもしれません。一方のベルギーはイングランドの3-3-2-2に対して4バックではなく3バックを採用、3-4-3という戦術で挑みました。

ベルギー代表の3-3-2-2対策とは

ベルギー代表はイングランド代表の3-3-2-2のストロングポイントをウイングバックであるトリッピアーとローズととらえ、シャドリとムニエをマンマークにあて、ルカクとアザール、デブライネをカウンターに備えさせ、残る5人で守備ブロックを作るという対策に打ってでます。
ウィツェルの絶妙なポジショニングがイングランドの中央への縦パスコースを消し、サイドからのクロスも守備ブロックが安定して跳ね返し、ボールを奪えばベルギーが得意とするアザール、ルカク、デブライネの強烈な攻撃陣による高速カウンターが炸裂し、ムニエとルカクの2得点でイングランドを2-0で撃破しました。
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