2019年11月18日 更新

サッカーの4231フォーメーションの戦術メリットとデメリットを解説

サッカーの数あるフォーメーションの中でも、フランス代表やドイツ代表、日本代表など様々なナショナルチームが採用している4231システムとはいったいどのようなフォーメーションなのでしょうか。サッカーの4231フォーメーションの特徴やメリット・デメリットを紹介します。

  
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サッカーの4231のフォーメーションの特徴とは?

サトー on Instagram: “ロシアWカップフランスVSベルギー終わりましたね~楽しみにしていたので3時まで起きてたんですが、試合はじまったら寝落ち(笑) 気づいたら試合終了間近で、得点シーンみれず、試合終了後のダイジェストで見るといういつものパターン(笑)ずっーとこのバターン(笑)とほほ  #サッカー…” (88655)

サッカーの4231フォーメーションとは、ディフェンス4人、中盤5人、フォワード1人の451のフォーメーションから、中盤5人のうち2人をボランチとして起用する変形型のフォーメーションです。

98年のフランスワールドカップで、地元のフランス代表がこの4231を採用して優勝を飾ったことから注目を集めました。現在ではサッカードイツ代表も採用し、日本代表でも多く採用されています。

サッカーの4231フォーメーションのメリット

オフェンス戦術としてのメリット

4231のフォーメーションのメリットは、理論的にサイドハーフとサイドバックによるサイドからの攻めがしやすいという点です。サイドハーフはサイドを突破してセンタリングを上げることもでき、中央へ切れ込んでそのままシュートを狙うこともできます。

中盤に人数が多く、選手間の距離も比較的近いので、細かいパスで相手守備陣を崩すことも可能で、攻撃のバリエーションが増えます。攻撃のキーマンとなるポジションは、トップ下と両サイドハーフの3人が機能すれば、相手チームにとっては脅威となり、圧倒的な攻撃力となります。

ディフェンス戦術としてのメリット

4231のフォーメーションのディフェンスの目的は、1トップとトップ下、両サイドハーフの4人が高い位置での積極的なプレッシングを仕掛け、ボールを奪い、ショートカウンターにつなげる点にあります。

両サイドハーフはボランチの手前くらいまで下がり、さらにディフェンスが4人、ボランチ2人がいるため、理論で言えは組織的な守備で安定感があります。

全体的にコンパクトな守備陣形になっているので、スペースを与えることが少なく、ライン間でサポートする相手の選手を潰しやすいというメリットもあります。

4231のデメリットとは?

4231フォーメーションのデメリットは、理論的に中央にスペースが生まれやすいという点です。

理由は・・・
ワントップと2列目の3人の計4人と、2人のボランチと4人のディフェンスの計6人の間が分断されているからです。

ボランチの2人が上がり過ぎてしまうと、バイタルエリアにスペースができやすい状況になります。さらに両サイドハーフのサイド攻撃が機能しないと、攻撃が停滞するおそれがあります。全体的に分断されないようにケアする必要があります。

ナショナルチームの4231戦術とは

ドイツ代表の4231戦術

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ドイツ代表は基本的に4231を採用しています。

※ドイツ代表の布陣
・センターバック:フンメル、ボアテング
・サイドバック:ヘクター、キミッヒ
・ボランチに:ロース、ケディラ
・トップ下:エジル
・両サイド:ロイス、ミュラー
・1トップ:ベルナー


この布陣は、ボールキープ力のあるクロースを司令塔に、ドイツ得意のポゼッションサッカーを展開し、ミュラー、ベルナーが裏のスペースへ走りこむ展開を得意としています。

相手が守備ブロックを敷いてきたら、ミュラー、ロイスもサイドの2人が中央により、エジル、ケディラも加わり分厚い崩しを展開します。

フランス代表の4231戦術

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こちらは、サッカーワールドカップのロシア大会の時のフランス代表の4231の最強布陣です。

※フランス代表の布陣
・センターバック:ウンティティ、ヴァラン
・サイドバック:バヴァール、エルナンデス
・ボランチ:カンテ、ポグバ
・トップ下:グリーズマン
・サイドハーフ:マティディ、エムバペ
・1トップ:ジルー



フランスの強みは何よりも圧倒的な個人能力にあります。戦術的に得意とするのはサイドを中心とした攻撃で、サイドのエムバペやマティディのスピードを活かした突破にサイドバックの強烈な攻め上がりが加わり、波状攻撃を仕掛けます。さらにワントップのグリーズマンという強烈な攻撃陣が特徴です。

サッカーの4231フォーメーションのまとめ

久保建英応援垢⚽️ on Instagram: “初めて生で見たけどすごかった🥰#伊藤純也 #サムライブルー #日本代表サッカー #サッカー日本代表 #埼スタ #埼玉スタジアム #埼玉スタジアム2002 #モンゴル戦” (88654)

サッカーの4231フォーメーションは、サイドハーフとサイドバックによるサイドアタックを仕掛けることを得意とするフォーメーションで、ワントップと中盤の3人の4人を中心に層の厚い攻撃をしかけます。

ディフェンスでは攻撃の中心である4人で高い位置からプレッシャーを仕掛けて、ボールを奪ったらショートカウンターで相手ゴールを脅かすことができるフォーメーションです。

全体をコンパクトにしているので、サイド攻撃を得意とするチームとは相性が悪く、また、攻撃陣と守備陣が分断してしまい、スペースを与えてしまうことが懸念されます。
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