2018年9月1日 更新

アーリークロスの重要性とは?やり方や練習方法を解説!

サッカーにおけるアーリークロスとはどういうクロスなのか、センタリングとの違いと共に解説しています。また、サッカーの試合におけるアーリークロスの重要性や、その蹴り方についても解説しています。さらに、アーリークロスの基礎的な練習方法についてもご紹介します。

  
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サッカーにおけるアーリークロスとは?

アーリークロスとは、サッカーの試合においてボールをサイド際でキープしたプレーヤーが、最前線までボールを運ぶことなく、クロスボールを早い段階で上げることです。ちなみにアーリークロスのアーリーとは、英語で早いを意味するearlyから来ていますが、サッカーでは、ディフェンダーやウインガー等がサイドからゴールに向かって蹴る長距離キックのことはセンタリングといいます。
クロスとセンタリングは基本的に同じ意味ですが、日本では最前線の深い位置からの折り返しをセンタリングと呼び、前線まで行かずに比較的浅い位置からのカーブがかかったボールをクロスと呼ぶ傾向があります。
アーリークロスはさらに早い位置からのボールであるため、急カーブもかかっていることから、センタリングとは呼ばれないのです。

アーリークロスといえばデビッド・ベッカム

【ベッカム】必見!史上最高と言わしめたキック精度 誰しもが一度は受けたい最高のクロス David Beckham

デビッド・ベッカムとはイギリス、イングランド出身の元サッカー選手であり、イングランド代表にも選出されていました。
ベッカムは2013年に現役を退いていますが、FIFA最優秀選手賞の2位に2度選出されています。また、ベッカムは英国人としてUEFAチャンピオンズリーグ100試合出場を初めて達成しています。
そんなベッカムの代名詞ともいえるプレーが、正確無比なアーリークロスによるアシストでした。どんなに早いクロスでも精度が落ちずにピンポイントでフォワードに合わせることができたため、ベッカムのアーリークロスは当時において世界一と評されていました。その正確なキックは年齢を重ねても健在であったことから、ベッカムは所属クラブを変えながらも、38歳まで現役を続けました。

アーリークロスの重要性

アーリークロスは得点になりやすい

あんちゃん on Instagram: “あのウーゴのゴールをお膳立てしたマルちゃんのアーリークロスのシーン  #マルティノス #マルちゃん #martinus #アーリークロス #左の方がより活きる #vs清水エスパルス #IAIスタジアム日本平 #横浜Fマリノス #fmarinos #yfm #jleague…” (50951)

サッカーの試合において、ディフェンスの視線や体の向きを動かすことができるセンタリング等のサイド攻撃は、ディフェンスの隙を発生させやすい攻撃方法です。したがって、センタリング等のサイド攻撃とは得点を奪うチャンスになりやすい攻撃方法といえます。
アーリークロスとは、このディフェンスの隙を最大限に利用しようとする攻撃方法です。攻撃の早い段階でクロスを上げることによって、相手の守備陣形が整う前に攻撃を行うことができます。さらに、ディフェンスラインが戻りきらないうちであれば、そのディフェンスの裏のスペースを狙うこともできます。フォワードに点で合わせることができるという正確なキックの技術が必要ですが、それさえあればアーリークロスは簡単に得点を奪うチャンスになりやすいのです。

アーリークロスはカウンターの成否を握る

現在のサッカーでは、ポゼッションよりもショートカウンターの戦術に重きを置いたチームが多くなっています。それほど、カウンター攻撃は得点を奪う確率が高いということなのでしょう。そんなカウンターの戦術が成功するかどうかは、アーリークロスの正確さが握っているといっても過言ではありません。
サッカーでカウンター戦術を選択した場合、凄く足の速い選手が居れば、その選手に自陣からゴールまで持ち込んでもらうということも可能でしょうが、なかなかそんな選手はいません。そのため、カウンターにおいては少なくとも1本はロングパスを通す必要があります。得点を奪うためにはそのパスがゴール前に近ければ近いほど良いため、すなわちアーリークロスが正確であるかどうかがカウンターの成否を分けるのです。

アーリークロスはディフェンスの裏をかける

アーリークロスは相手の守備陣形が整う前にクロスをゴール前に上げます。そのため、相手のディフェンダーは一種の混乱に陥ります。その混乱は、1本のアーリークロスが上がった後も続きます。
ディフェンダーは1度アーリークロスを見せられると、次もアーリークロスを警戒するようになります。したがって、アーリークロスを上げさせないように距離を詰めてマークするようになります。この状態になれば、アーリークロスを上げるというフェイントをかけて、ドリブルでディフェンダーを抜くというプレーがしやすくなるのです。すなわち、1本のアーリークロスを見せることで、ディフェンダーに次のプレーを読ませにくくすることが可能なのです。

アーリークロスの蹴り方

人を見て合わせていては間に合わない

徹底解説: クロスの上げ方 How to cross the ball

サッカーの試合において、普通のクロスボールはフォワードの位置を見て蹴りますが、アーリークロスはそれでは間に合いません。アーリークロスは、出来る限り早いタイミングでクロスを蹴り込み、守備陣形が整う前に得点を奪う事を目的としているため、フォワードを見て蹴ると守備陣が戻ってきてしまうのです。
そのため、アーリークロスを完成させるためには、アイコンタクトが重要となります。アーリークロスの出し手と受け手が、アイコンタクトで同じスペースを共有し、そのスペースにクロスを供給し走り込むということを一瞬で行う必要があります。したがって、日頃の練習からアイコンタクトを使っておいたり、スペースにクロスを出すといった約束事を決めておいたりすることが必要となります。

タイミングが重要

クロス サッカー センターリング やり方

アーリークロスが成功するための重要なポイントとして、タイミングが挙げられます。アーリークロスは基本的にディフェンスとゴールキーパーの間に、速いボールが蹴り込まれてきますが、遅いボールではディフェンスが戻ってきてしまい、クリアされてしまうからです。
したがって、速いボールをそのスペースに走り込むフォワードに点で合わせることができなければ、得点を奪うことはできないのです。ただ、フォワードを見てクロスを上げていては間に合いませんので、日頃の練習から意識を変えていく必要があります。
日頃の練習からアーリークロスの出し手は受け手のスピード等の特徴を掴んでおき、受け手は出し手のボールの質等の情報を把握しておくことで、サッカーの実際の試合ではタイミングを合わせられるようにしましょう。

クロスを入れる場所を決めることが効果的

相手GKとDFの間に落とす正確なアーリークロス CALDIO FC Jry

アーリークロスを合わせるためには、そのクロスを入れる場所を事前に決めておくことが効果的とされています。アーリークロスが入る場所が分かっていれば、受け手はその場所に走り込むだけでよく、出し手もその場所だけを意識してクロスを蹴り込めばよいので、後はタイミングだけ合わせるだけとなります。そのため、アーリークロスが成功しやすくなるのです。
ただし、このアーリークロスを入れる場所を1箇所だけにするのは危険です。1箇所だけにした場合、レベルの高いディフェンダーであればすぐに読んで対応するようになるからです。そのため、アーリークロスを入れる場所を決めておく場合は、状況に応じて何箇所か変わるように決めて練習しておくということが重要です。

アーリークロスの練習方法①

アーリークロスには強く正確なキックが必要

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