グラウンダーの速いロングパス
ロングパスと聞くと浮き玉を想像しがちですが、グラウンダーで地面を転がすキックもロングパスの種類の1つです。グラウンダーキックは試合での利用頻度は非常に高く、特にディフェンスやミッドフィルダーの選手がよく使うキックです。
グラウンダーでのロングパスを蹴る際は、ボールの中心を捉えるようにし、ミートの際にバックスピンをかけるために斜めに切り落とすようにして蹴ります。ボールを浮かすことを抑えられるとともに、ボールが地面に接地した際にスピードを落とすことなく味方の足元まで到達することができます。ミートポイントは注意が必要で、ボールの下を蹴りすぎたり上を蹴ってしまうと、グラウンダーのボールにならず相手にカットされやくすなります。
グラウンダーでのロングパスを蹴る際は、ボールの中心を捉えるようにし、ミートの際にバックスピンをかけるために斜めに切り落とすようにして蹴ります。ボールを浮かすことを抑えられるとともに、ボールが地面に接地した際にスピードを落とすことなく味方の足元まで到達することができます。ミートポイントは注意が必要で、ボールの下を蹴りすぎたり上を蹴ってしまうと、グラウンダーのボールにならず相手にカットされやくすなります。
ロングパスを試合で使えるようにするコツ
蹴るべき場所を理解する
サッカーの試合でロングパスを使う場面は多岐に渡り、その状況ごとに蹴るべき場所というものがあります。状況をわかりやすくするためにサッカーコートを横方向に4分割し、自陣から近い方をゾーン1として考えましょう。
【ゾーン1】
ゾーン1にボールがあるとき、ロングキックで蹴るべき場所はゾーン3のサイドのスペースで、ロングフィードする場所です。ゾーン3へ蹴る状況は、自陣から脱出したい時で相手にプレッシングをかけられていたり、ボールを奪った後探すべき場所です。
【ゾーン2】
ゾーン2にあるときはゾーン4の裏のスペースもしくは、逆サイドの裏、サイドチェンジするときに使います。これはビルドアップから味方が抜け出したり、ボールの出口を探す時に使います。
【ゾーン3】
ゾーン3にあるときは、同サイドでは崩せずサイドチェンジをするときに使います。
【ゾーン1】
ゾーン1にボールがあるとき、ロングキックで蹴るべき場所はゾーン3のサイドのスペースで、ロングフィードする場所です。ゾーン3へ蹴る状況は、自陣から脱出したい時で相手にプレッシングをかけられていたり、ボールを奪った後探すべき場所です。
【ゾーン2】
ゾーン2にあるときはゾーン4の裏のスペースもしくは、逆サイドの裏、サイドチェンジするときに使います。これはビルドアップから味方が抜け出したり、ボールの出口を探す時に使います。
【ゾーン3】
ゾーン3にあるときは、同サイドでは崩せずサイドチェンジをするときに使います。
状況に応じて蹴るべき種類を判断する
サッカーの試合でロングキックを使いこなすためには、どのような状況でどの種類のロングキックを使うべきかを知っておく必要があります。
相手のディフェンスラインの裏へとボールを供給するには、ふんわりとしたロングパスを選択します。浮き玉を使うことで味方が追いつく時間を作り出し、ゴールキーパーまでボールが流れないようにするためです。
サイドをチェンジするときはサイドの選手は、浮き玉の速いロングキックを選択します。スピードの遅いボールで相手がスライドしインターセプトされてしまい、グラウンダーでは奪われてカウンターを受けるリスクが高いからです。
中央の選手がサイドへと振る場合は、素早くコントロールしやすいグラウンダーのロングキックを使用しましょう。
相手のディフェンスラインの裏へとボールを供給するには、ふんわりとしたロングパスを選択します。浮き玉を使うことで味方が追いつく時間を作り出し、ゴールキーパーまでボールが流れないようにするためです。
サイドをチェンジするときはサイドの選手は、浮き玉の速いロングキックを選択します。スピードの遅いボールで相手がスライドしインターセプトされてしまい、グラウンダーでは奪われてカウンターを受けるリスクが高いからです。
中央の選手がサイドへと振る場合は、素早くコントロールしやすいグラウンダーのロングキックを使用しましょう。
ロングパスの練習方法
フォームづくり
ロングキックの蹴り方をマスターする上で大切なことは練習を繰り返し行い、フォームと感覚を習得し自動化できるようにする必要があります。
フォームを作る上でお勧めする練習方法が、1人で壁当てを行うことです。壁当ての方法は、ボールと地面の設置部分に線を引き、どれだけ足が設置したかを地面の削れ具合で判断します。
地面の削れ具合を確認することで、多くの選手が地面を蹴りすぎてボールにしっかりとミートしていないという問題を解決してくれると同時に、ふんわりとしたロングキックをマスターするトレーニングに通じます。スマートフォンで撮影しながら行うとより自分のフォームを客観的に見ることのできるオススメの方法です。
フォームを作る上でお勧めする練習方法が、1人で壁当てを行うことです。壁当ての方法は、ボールと地面の設置部分に線を引き、どれだけ足が設置したかを地面の削れ具合で判断します。
地面の削れ具合を確認することで、多くの選手が地面を蹴りすぎてボールにしっかりとミートしていないという問題を解決してくれると同時に、ふんわりとしたロングキックをマスターするトレーニングに通じます。スマートフォンで撮影しながら行うとより自分のフォームを客観的に見ることのできるオススメの方法です。
クロスロング
サッカーではプレスキック以外はボールは動いている状態ですが、ロングキックも同様で、コントロールをして動いているボールをすぐに蹴らなければいけません。生きたボールを蹴るトレーニングとしてクロスロングはおすすめの練習方法です。
4人一組で長方形型に配置し、縦40m、横10mの幅を取ります。1球のボールを時計回りに回し、横パスをコントロールして縦方向へとロングパスを蹴るという流れで行います。その後、斜め方向のロングを混ぜて行ったり、横パスを受けるときにターンをしてからロングフィードを行うなど様々な受け方から実施します。
4人一組で長方形型に配置し、縦40m、横10mの幅を取ります。1球のボールを時計回りに回し、横パスをコントロールして縦方向へとロングパスを蹴るという流れで行います。その後、斜め方向のロングを混ぜて行ったり、横パスを受けるときにターンをしてからロングフィードを行うなど様々な受け方から実施します。
サイドチェンジゲーム
横15m×縦10mのグリッドを2つ作り、その間を30m離します。
4人×3チームで、1つのグリッドで4対2でボールポゼッションし、逆のグリッドでは他のチームの4人が待機し、グリット間には2人のディフェンスが守備を行います。
攻撃側の目的としては逆サイドのグリットへとロングパスを供給することで、ロングが通ったら1点とし、相手にカットされたら攻守交代します。このトレーニングを行うことによって、実際にプレッシングをかけられている中で正確になおかつ浮き玉かライナーかを判断する過程を練習することができます。
4人×3チームで、1つのグリッドで4対2でボールポゼッションし、逆のグリッドでは他のチームの4人が待機し、グリット間には2人のディフェンスが守備を行います。
攻撃側の目的としては逆サイドのグリットへとロングパスを供給することで、ロングが通ったら1点とし、相手にカットされたら攻守交代します。このトレーニングを行うことによって、実際にプレッシングをかけられている中で正確になおかつ浮き玉かライナーかを判断する過程を練習することができます。
ロングパスを遠くに飛ばす蹴り方とコツのまとめ
via pixabay.com
サッカーのロングパスは、試合中にボールを前線にフィードするためやサイドチェンジしたり相手の背後を取るためなど様々なシーンで使われます。遠くに飛ばすということは大切なことではありますが、同時にいかに正確に蹴るか、またいつ、どのシーンで、どのような球種を使うべきかということを知っておくことで試合で使えるロングパスを習得しましょう。