2018年8月1日 更新

歴代の最強のセカンドトップの選手ランキングTOP10!

セカンドトップのポジションには優れたタレントを必要する役割があるため、世界的に見ても才能あふれる選手が歴代務めてきたポジションだと言えます。歴代のセカンドトップの中から、厳選した選手をランキング形式で紹介していきたいと思います。

  
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ラウル・ゴンサレス

国籍: スペイン
生年月日:1977年6月27日(41歳)
出身地:マドリード
身長:180cm
体重:74kg
経歴
1994 レアル・マドリードC
1994 レアル・マドリードB
1994-2010 レアル・マドリード
2010-2012 シャルケ
2012-2014 アル・サッド
2015-2016 ニューヨーク・コスモス

銀河系軍団のセカンドトップあり、陰の功労者

レアル・マドリーというクラブは世界的なビッククラブとして、その名声と成績を維持するために他クラブや他国リーグで活躍した選手を大量の資金で買い上げるいわば外注に頼ってきたクラブで、そのシステムが明確に打ち出されたのが「銀河系軍団」と呼ばれた時代なのです。
その銀河系で最も優れるクラブを支えていたセカンドトップがラウールという選手で、毎シーズン加入してくるビックネームを相棒にしながら、長くレアル・マドリーの前線でバランスをとる動きと気の利いたポジション取りを見せつつビックネームとともに輝いていたのです。

サッカーを成り立たせるための重要な存在

サッカーのプレイとは常に相対的なもので、必ず2人以上の選手が関係性を持ちながら成立しているものと言えます。わかりやすい例で言えばパスの出し手と受け手のように、片方の能力だけでは決してサッカーは成立しないものなのです。
このようなサッカーの性質を考えると、単純に世界一の有名選手や伝説的な選手が11人揃えば、最強のチームが出来上がるわけではなく、それぞれの選手間の呼吸やタイミング、動きの質や方向性がしっかりと噛み合って世界最高レベルのバランスをとれなければ意味が無いことは、想像に難くありません。
この点で、毎シーズン新たな個性の強い選手が加入してきても、しっかりと呼吸を合わせながら自身も活躍できるラウールという存在がいればこそ、レアル・マドリーは銀河系軍団であり得ましたし、このような芸当が出来るほど謙虚で実直な上に、テクニック面でも世界屈指と言えるセカンドトップはラウールぐらいのものでしょう。

ドイツでも成功した適応能力

ラウールがいかに周囲との連携をとるのが上手いかは後年移籍したドイツの地でも成功したことで十分証明できますし、ラウールが移籍した後のレアル・マドリーは銀河系最強と言えるような選手たちが揃っていたにも関わらず結果を出せなくなっていったことでもよくわかります。
ラウールがオフェンスを機能させるために絶妙な立ち位置でバランスをとり、守備ではマケレレが何人分もの役割を一人でこなしていたからこそ、銀河系軍団は成り立っていたのです。
しかしこの2人はクラブから的確な評価をされていませんでしたし、だからこそ移籍しているのです。

チームプレーの真髄に迫るセカンドトップ

ここまでの紹介だと、ラウールが単に周りに合わせるのが上手いだけの選手のように見えるかもしれませんが、レアル・マドリーに所属していただけありテクニックは世界最高レベルですし、周囲と呼吸をあわせるのが上手いことからわかるように、視野が広くインテリジェンスがあり、そしてポジション取りの判断に優れていました。
そして動き出しのタイミング、動きの質ともに卓越しており、味方を活かし味方に活かされるというサッカーにおける重要な要素を、優雅にさり気なく行う器用さを持つセカンドトップでした。
彼のような一見すると地味で埋もれがちな選手をしっかりと語り継ぐことも、サッカーを愛する我々サッカーファンの努めではないかと思います。

世界一の歴代最強・最高セカンドトップランキング6位

アレッサンドロ・デル・ピエロ

国籍: イタリア
生年月日:1974年11月9日(43歳)
出身地:コネリアーノ
身長:173cm
体重:73kg
経歴
1991-1993 カルチョ・パドヴァ
1993-2012 ユヴェントス
2012-2014 シドニーFC
2014 デリー・ディナモスFC

伝説の10番を受け継いだファンタジスタの後継者

怪我による不調で衰え始めたバッジョに入れ替わるように脚光を浴び始めたのがデルピエロです。
ポジションや動き、華麗なテクニックなどを含めてバッジョの正当な後継者と認められ、ユベントスの伝説の10番を受け継ぎました。
バッジョと同様にセカンドトップの適性が抜群で、若干下がり目の位置から得点とチャンスメイクの役割を担う、現代型セカンドトップの草分け的選手でもあります。

必殺のデルピエロゾーンで有名なセカンドトップ

バッジョはフィジカルコンタクトを嫌い、相手に触れさせないドリブルで華麗に舞う動きが素晴らしかったですが、デルピエロはバッジョよりもフィジカル的な強さを持ち、アジリティを活かしたドリブルで左サイドから切れ込むカットインの動きを好みました。
カットインから眼前の相手DFを避けるように巻いて美しい弧を描くシュートは得点率が高く、デルピエロの得意な形でした。
そのためゴール前左45度は「デルピエロゾーン」と呼ばれ世界中で有名になったので、一度は聞いたことがあると思います。

沈みゆくクラブを支えたセカンドトップ

デルピエロはユベントスにおいてチャンピオンズリーグ制覇や5度に渡る国内リーグ優勝に貢献するなど、ユベントスの栄光とともに全盛期を迎えますが、突如巻き起こったカルチョスキャンダルでユベントスはセリエB降格となってしまいます。
ズラタンやカンナバーロなどの主力選手たちが他クラブへ移籍していく中、デルピエロは残留することを宣言し、それに応えて共に残ったネドベドやブッフォンとセリエBを戦い抜いて、見事1シーズンでのセリエA昇格を果たします。

時代と環境にマッチできたセカンドトップ

デルピエロの凄さは、あの自分以外の選手には辛辣なクライフも諸手を挙げて賞賛するほどで、イタリア代表においてもバッジョから10番を奪うなど、まるでバッジョとは対照的なサッカー選手だと言えます。
デルピエロとバッジョを見ていると、才能だけではなくプレイする時代や環境がいかにサッカー選手にとって大事なものかを思い知らされます。
世界一、最高、最強と呼ばれる有名選手や伝説の選手でも、環境が違うだけでここまで違う人生になってしまうのは感慨深いものがあります。


世界一の歴代最強・最高セカンドトップランキング5位

デニス・ベルカンプ

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