2019年10月16日 更新

日本代表のオフサイドトラップの凄さとは?世界が魅了するテクニックを解説!

日本代表がワールドカップのセネガル戦で行なったオフサイドトラップはその美しさと技術レベルの高さから史上最高であると言われています。日本代表のオフサイドトラップの凄さは、ラインの整え方、上げるタイミング、2列目の選手への対応まで細かく設定されているところにあります。

  
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日本のオフサイドトラップの凄さとは?

ワールドカップセネガル戦でのFK

Monet Nakamura on Instagram: “更新✔︎ 「セネガル戦マッチデーレポート!」 日本対セネガル! 点の取り合いで非常に盛り上がりました!🇸🇳 エカテリンブルクの人々も盛り上がってましたー! .  プロフィール(@monetto_ft )のリンクからどうぞ!✨ .  #サッカー #留学 #イギリス…” (72992)

日本のオフサイドトラップが世界的に注目を集めるきっかけとなったゲームが、FIFAワールドカップ2018ロシア大会でのグループリーグセネガル戦です。この試合において、日本代表は相手のフリーキックに対してラインを押し上げてオフサイドトラップを仕掛け、それを見事に成功させました。

オフサイドトラップとは、ディフェンスラインをコントロールすることで、相手をオフサイドポジションに置き反則を誘うという戦術で、それを日本代表がワールドカップの舞台で採用したことで話題を集めました。

海外メディアが反応

日本代表がワールドカップのセネガル戦で仕掛けたオフサイドトラップの凄さから、多くの海外メディアが反応を示しました。あるメディアではオフサイドトラップがあまりにも完璧に決まったことから、芸術の域であると表現したり、史上最高のオフサイドトラップであると言うなど、その技術レベルの高さに対して称賛の声が上がっています。

このように海外メディアが日本のサッカーシーンに対して取り上げることは珍しく、offside trap japanと言う検索ワードを入力するだけで動画やニュースをすぐに見つけることができるほどです。offside trap japanは一つの日本代表の代名詞と言っていいほど海外の反応は大きく、評価も上がっています。

なぜ日本代表はオフサイドトラップを使用したのか?

海外の相手との身長差

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日本代表がワールドカップのセネガル戦でなぜオフサイドトラップを戦術として使用したのか、そこには明確な理由が存在します。

その理由の1つとなったのが、日本代表とセネガル代表の身長差です。日本代表の平均身長は178.1センチと出場国の中でも下から2番目であり、一方セネガル代表は183.7センチで両国の間には5センチもの開きがあります。またセネガル代表は身体能力が高く、日本代表選手よりもはるかに高い打点でヘディングを合わせることができます。

FKでは身長や身体能力の差は現れやすく、普通に競り合った場合日本の選手が競り負けて失点するリスクが非常に高くなります。そこで用いた戦術がオフサイドトラップで、これを仕掛けることによって競り合うことなく守備をするという狙いが見て取れます。

組織的なプレーが得意

日本は、サッカー文化的に組織プレーが得意であると言われています。その背景には、日本の文化や教育の方法があり、仲間で力を合わせて1つのことを成し遂げるというような、個ではなく組織を大切にするという考え方大きく影響を与えています

海外では組織よりもまずは個人に焦点を当てるため、そもそもオフサイドトラップを仕掛けるという発想自体があまりありません。

サッカーの現場においても、日本では組織で守備をするということに関しては非常に重要視されており、それを小学生年代から意識づけされているため、オフサイドトラップを仕掛けるなどのプレーを素直に受け入れて実行することができます。これは日本サッカーにおいては、非常に強力な武器であるとも言えます。

オフサイドトラップを普段使う

日本のサッカー界では、オフサイドトラップを仕掛けるということは特別なことではなく、小学生年代から実行している戦術の一つとして認識されています。それだけに、オフサイドトラップをサッカーの試合で行うということに慣れているともいうことができます。

オフサイドトラップが文化的により浸透していったのはFIFAワールドカップ2002日韓大会の時で、当時日本代表監督であったトルシエ監督がフラットスリーでのオフサイドトラップを仕掛けていたことから、それを育成年代でも真似して実行するチームが増えました。それによってオフサイドトラップを仕掛けるということが日本のサッカー界ではメジャーであり、今ではそれが日本のサッカー文化的には当たり前ともなっています。

日本のオフサイドトラップの技術面での凄さ

ラインを整えることの難しさ

日本がワールドカップのセネガル戦で仕掛けたオフサイドトラップの凄さのポイントの1つとして、ラインを整えることの難しさがあげられます。ラインを横一列になおかつ同じ高さで整えるということは非常に難易度が高く、誰かが下がりすぎたり、逆に高くなってしまってデコボコになるという失敗が多くの場合は生じます。

デコボコにラインがなってしまうと、オフサイドトラップを仕掛けた際に誰かが残ってしまいオフサイドが不成立になり、逆に失点のリスクを高めてしまうことになります。​

そのため、サッカーのオフサイドトラップにおいてはラインを整える技術を持つことが前提条件であり、それを簡単にこなしている日本代表の技術的な凄さが際立ちます。

ラインを上げるタイミング

ワールドカップのセネガル戦のオフサイドトラップにおいて際立って日本代表が優れていた点は、ラインを上げるタイミングです。

サッカーのオフサイドトラップを仕掛ける上で、ラインを上げるタイミングというのは非常に大切であり、このタイミングを間違えると相手をフリーにしてしまい、即失点につながります。日本代表がセネガル戦で仕掛けた際にラインを上げたタイミングはキッカーが助走に入り、ボールに目を落とした瞬間です

このタイミングでラインを上げることによってキッカーがオフサイドトラップに対応してキックのタイミングを修正することはできず、オフサイドにかかる確率を高めることができます。この絶妙なタイミングの実行技術を示したことが、海外の反応が高い理由の一つにもなっています。

2列目からの飛び出しに対する予防線

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日本代表がワールドカップのセネガル戦で仕掛けたオフサイドトラップは、ただオフサイドトラップを仕掛けたという凄さだけには止まりません。その凄さを象徴するのが、相手の2列目の飛び出しに対しても事前に予防線を張って準備していたという点です。

具体的には、2名の選手がラインより高い位置で準備しておき、ラインを上げた瞬間にその二人は逆に下がるようにし、ボールがちょうどけられる瞬間に2名とラインがクロスするというやり方を取っていました。これによってセネガルの選手が2列目から待機していて飛び出した際や、また万一オフサイドトラップがかからなかったときにリスクを軽減することができます。

これは非常に画期的な方法であり、世界を見渡してもこのようなやり方を行なっているチームなく、史上最高と言われる所以でもあります。

日本のオフサイドトラップの戦術面での凄さ

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