2018年9月27日 更新

ナックルカーブの投げ方とボールの握り方とは?変化球をマスターしよう

野球でピッチャーが投げる変化球にナックルカーブという球種があります。通常のカーブより難易度が高いですが、マスターすると大きな武器になり投球の幅が広がります。ナックルカーブと通常のカーブとの違いやボールの握り方、そして投げ方のコツを詳しく解説します。

  
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変化球ナックルカーブとは?

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野球でピッチャーが投げる球種のひとつであるナックルカーブは、ボールをリリースした利き腕とは逆の方向へ、曲がりながら落ちていく変化球で、軌道はカーブに近いため、揺れながら落ちるナックルのような変化はしません。
ナックルに似たようなボールの握り方で、リリースする際にカーブ回転をかけることから、ナックルカーブと呼ばれています。
プロ野球では、ソフトバンクのバンデンハーク投手、五十嵐投手、オリックスのディクソン投手がナックルカーブを投げることで有名です。

ナックルカーブの特徴とカーブとの違い

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ナックルカーブとカーブの違いはボールの握り方だけのため、実際に野球でピッチャーをした際に、自分が投げやすい方の握り方で投げればよいのでは、と思った人もいるかもしれません。確かに、ナックルカーブはカーブに近い回転と軌道になりますが、実はボールの握り方以外にも大きな違いがあり、ナックルカーブを使いこなすことができれば、バッターにとって非常に打ちにくい厄介な魔球になり得る変化球なのです。
このため、ここではナックルカーブの特徴とカーブとの違いを具体的に解説していきます。

①スピードが出る

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野球でピッチャーをしてカーブを投げる際、ボールを抜くようにリリースする必要があるので、ストレートと同じように腕を振るのが難しく、他の変化球と比較すると球速が遅くなってしまいますが、ナックルカーブは抜くようにリリースしやすいため、ストレートに近い腕の振りの投げ方が可能になり、カーブよりもスピードを出すことができるのが特徴です。
このため、ストレートに近い軌道から回転がかかり変化するので、バッターが対応するまでの時間が短くなり、バットに当てるのが難しく、非常にミートしにくい変化球になります。

②曲がりと落差が大きい

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カーブはボールを抜くようにリリースして回転をかけるのに対して、ナックルカーブはナックルに似た握り方をしているので、リリース時に抜くようにリリースして回転をかけ、さらに指でも回転をかけることができるため、より多くの回転がかかり曲がりと落差が大きくなるのも特徴のひとつです。
実際に野球をした際に、多少タイミングが合わなくても比較的バットに当てやすいカーブとは異なり、予想よりも変化が大きいナックルカーブは、バッターを惑わせる効果がありバットの芯でとらえにくくなります。

③決め球として使用できる

野球でピッチャーがカーブを投げる際、バッターのタイミングを外しカウントをとりにいく球種として使われることが多いですが、ナックルカーブはカウントをとる手段だけではなく、決め球として使っても十分に通用するのも大きな特徴になります。
スピードがありストレートに近い軌道から大きく曲がりながら落ちていくので、バッターが対応できずに空振りする確率が非常に高いため、野球で決め球として使用されることの多いスプリットやフォークのような、真下に落ちる球種に匹敵する変化球なのです。

ナックルカーブの投げ方における注意点

ナックルカーブは使いこなすことができれば、野球でピッチャーをした際にバッターをアウトにできる確率が上がる大きな武器になるため、マスターして実際に試合で投げてみたい、と思った人も多いのではないでしょうか。
しかし、ボールを抜くようにリリースする必要がある変化球は、他の変化球とは異なる独特の注意点があるため、ナックルカーブの握り方や投げ方を野球の練習で実践して身につける前に、まずはどのような点に注意しなければならないのか、先に把握しておくことにしましょう。

コントロールにバラツキが出やすい

shinichiro on Instagram: “登板#ツーストライクからの#暴投#カーブ#力みすぎ” (58049)

野球でボールを抜くようにリリースする変化球を投げる際、軌道は少し山なりになります。山なりの球を真ん中に投げるケースと、普通にストレートを真ん中に投げるケースを比較した場合、山なりの球を真ん中に投げる方が難しくなります。山なりの球は、ボールが落ちて真ん中にいくような軌道を予測して投げる必要があるためです。
ナックルカーブは、その投げるのが難しい山なりの球に、さらに回転をかける必要があるため、他の変化球の投げ方以上にリリースに気を遣わなければ、コントロールが安定せず思うようなコースに投球することができません。

他の変化球よりリリースポイントの違いが大きい

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野球でピッチャーをした際、速い球を投げる場合は前の方でボールをリリースしますが、逆に遅い球を投げる場合は上の方でリリースします。 特に少し山なりになる、抜く必要がある変化球の場合は、他の変化球よりも上の方でリリースする投げ方にしなければなりません。
このため、抜くようにリリースする変化球を何球も投げ続けると、リリースポイントの影響を受ける可能性が大きくなり、ストレートなどの球速の速い球を投げる際に、通常よりも上の方でリリースする投げ方になるケースが多くなり、高めに浮きやすくなってしまうので注意が必要です。

ナックルカーブの投げ方とボールの握り方

ナックルカーブの投げ方はカーブと共通している部分もありますが、握り方は独特でナックルに近いため、ボールを抜くようにリリースすることに加えて、指の使い方と握力の強さも重要になります。
野球でピッチャーをしてナックルカーブを投げた際に、うまく抜くようにリリースできない、または回転をかけることができない、という場合は理想的な握り方に変える必要があります。
このため、ここでは自分にあったナックルカーブの握り方を見つけることができるように、投げ方と共に3種類の握り方を解説していきます。

ナックルカーブの握り方①

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