2019年1月17日 更新

ウイングバックの役割とは?動き方やコツと練習法【サッカーポジション】

サッカーのウイングバックは3-5-2のシステムで用いられ、サイドの攻守の要となる役割を担います。ウイングバックには必要な個人技術や個人戦術があり、さらにウイングバックのグループ戦術の動き方やポジションニングは独特であり、今回はその基本やコツと練習方法を紹介しています。

  
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サッカーのウイングバックの役割とは?

3-5-2システムで用いられるポジション

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サッカーのウイングバックとは、3-5-2のシステムにおいて5人のMFの両サイドのポジションに位置する選手のことを言います。
3-5-2のシステムにおいては、ディフェンスの3人はポジション的にはセンターバックになるため、サイドバックが存在しません。守備時にそのサイドを埋める役割を担うのがウイングバックであり、また攻撃時には高いポジションを取りウイングの役割を担うため、ウイングバックと呼ばれています。3-4-3のシステムのMFのサイドをウイングバックと呼ぶ人もいますが、正式には3-4-3システムのサイドは攻撃的なインサイドハーフであり、役割や動き方もウイングバックとは大きく異なります。

サイドの攻守の要

サッカーのウイングバックは、試合においてサイドの攻防に常に関与し続ける役割を担います。攻撃時は高い位置を取り、ボールを受けてクロスを上げたり、また守備に切り替わった時は全力でディフェンスラインまで下がるなど、まさにチームのサイドにおける攻守の要です。
そのためサッカーのウイングバックには、サイドMFよりも高い運動量や、攻守両面におけるユーティリティな能力が求められます。また、戦術理解にも長けた選手が務めることが多く、それはウイングバックは状況によって細かくポジション修正を行ったり、味方の動きに合わせて動き方を変えることができる能力が必要であるからです。

サッカーのウイングバックに求められる能力①技術面 

クロス技術

サッカーのウイングバックは試合中にクロスを上げることが多いポジションであり、そのため質の高いクロスを上げる技術が求められます。
クロスにも様々な種類があり、まず位置の観点から、アーリークロス、相手コート深くからのクロスの両方を使いこなせる技術が求められます。また、クロスの球質の観点から、ライナー性のクロス、カーブのかかったクロスがあり、さらに味方選手にピンポイントで合わせるクロスと、スペースへと落とすクロスに分けられます
ウイングバックにはこれらすべてを、動きながら使いこなす技術が求められ、また相手ディフェンスがいる中でこの動きを行うため、相手と味方の状況に応じてクロスの種類と場所を素早く選択する判断力が求められます。

オープンコントロール技術

サッカーのウイングバックにおいて、ボールを受ける際にオープンコントロールする技術は非常に重要ですが、この部分を日本において指導されていることが少ないのが現状です。
オープンコントロールとは、ボールをサイドで受ける際にボールをタッチライン側に開いてコントロールすることです。このコントロールを行うことによって、相手が内側から寄せてきた時にボールまでの到達時間がかかるため、より余裕を持ってプレーすることができます。また、このコントロールによって縦へのパスを見せることができるため、相手が縦を防いだら中に切り込んだりと、プレーの選択に幅をもたせることができます。
これはウイングバックには必要不可欠な技術であり、練習でしっかりと身につけることが大切です。

1vs1の突破力

サッカーの試合において、1vs1の局面はサイドでの攻防の際に生じることが多く、その他の場面ではほとんどありません。そのため、1vs1で相手を突破するという技術が最も求められるのはWBやサイドMFなど限られたポジションの選手です。
ウイングバックにおいては、1vs1でただ突破するだけではなく、そのあとにクロスを上げたり、切り込んでシュートを打つというプレーが伴います。そのため、ドリブル技術とともにその後の接続のプレーまでがウイングバックに求められる突破力ということができます。

サッカーのウイングバックに求められる能力②個人戦術面

状況を分析し修正する能力

個人戦術とはサッカー技術の中の1つの考え方で、ボールコントロールやドリブルといった個人の実行技術とは別に、ボールを受ける前に情報を収集する技術や、ポジション取りの動きを示します。
サッカーのウイングバックには、個人戦術の中でも状況分析能力とその修正能力が求められます。具体的には、ウイングバックは常に味方選手の位置と、相手選手の位置関係を頭に入れておかなければならず、それによって今攻撃のために外に広がるべきか、絞るべきか、また守備時は絞ってポジションを修正するべきかといったことを判断しなければいけません
この能力が高いウイングバックほど適正なポジションを常に取ることができるため、攻守両面において相手に脅威を与えることができます。

カバーリング能力

サッカーのウイングバックには、カバーリングのポジションを守備時と攻撃時の両面においてとることが求めらます。
具体的には、攻撃時に逆サイドにボールがあり、クロスが上がってくる時に競り合う味方のこぼれ球のカバーに入ったり、守備時にはディフェンスの選手が飛び出した時にカバーに入ってバランスを整えるなど、気を利かせたプレーが必要です。
自分のプレーだけでなく、味方の状況を的確に把握して予測しなければいけないため、カバーリング能力はウイングバックの個人戦術として非常に重要な能力です。

サッカーのウイングバックの基本的な動き方①攻撃面

ボールサイドでの動き方

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サッカーのウイングバックのボールサイドでの動き方には、大きく3つに分けることができます。
1つはサイドの裏をとる動きで、前方にスペースがあり、そこで受けたらそのままドリブルやクロスでチャンスが作れる時にスペースを取りに行きます。
2つ目は足元でもらう動きで、ディフェンスからのビルドアップで相手をサイドに引きつけて逆を使いたい時や、裏のスペースを空けて、三角形の関係で崩しにかかる時に使用します
3つ目は中に入ってインサイドハーフとしてもらう動きで、サイドのスペースをFWが開いて使う時や、トップ下が外に開いて中のスペースが空いた時にWBが中に入って受ける動きを行います。
これらの動きを選択するコツとしては、相手がどこにいるのかということをよく見ることで、その状況分析によってポジショニングを使い分けます。
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