2019年4月13日 更新

スローカーブの投げ方と握り方を徹底解説【野球上達ガイド】

ピッチャーが投げるスローカーブとは、どのような変化球なのでしょうか。メジャーリーグで活躍しているダルビッシュ投手もスローカーブを使いこなしています。スローカーブを投げる際のボールの握り方とリリース、そしてスローカーブの投げ方が上手くなるコツを解説します。

  
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ここまで、スローカーブの投げ方とボールの握り方を解説してきましたが、実際に野球でスローカーブを投げてもボールがうまく抜けずに球速が遅くならない、ボールがうまく回転せずに曲がりや落差が安定しない、と悩んでいる人もいるのではないでしょうか。カーブと同じ感覚で球速が遅くなるように投げる、と言ってもなかなか思った通りにいかないのがスローカーブです。

スローカーブの投げ方が上手くなるには、投げ込みで感覚を覚えることも重要ですが、同時に投げ方のコツをつかむことも必要です。では、スローカーブの投げ方を上達させるコツにはどのようなものがあるのか、見ていくことにしましょう。

スローカーブのコツ①ボールは浅く持つ握り方に

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ボールと手のひらを密着させてしまうと、ボールにカーブ回転がかかりにくくなってしまうため、ボールと手のひらに隙間を作り、ボールを浅く持つ握り方にするのがコツです。
また、ボールを浅く握る持ち方にすることで、リリース時にボールも抜けやすくなります。

実際に野球でスローカーブを投げた際に、うまくカーブ回転がかからない、という人はボールを浅く持つ握り方になっていない可能性があります。
スローカーブに限らず、ボールに回転をかける球種を投げる場合は、ボールを浅く握る持ち方にするように心掛けましょう。

スローカーブのコツ②ボールは強く握る持ち方にしない

ボールを強く握る持ち方にすると、ボールに強い回転をかけやすくなりますが、ボールが抜けにくくなってしまいます。特にスローカーブの投げ方は、ボールを抜いて球速を遅くする必要があるため、ボールは軽く握る持ち方にするのがコツです。
軽く握る持ち方にして、ボールが不安定になってしまうくらいのイメージで握るといいでしょう。

スローカーブを投げる際、ボールはカーブ回転がかかる握り方にしているので、腕をしっかり振れれば自然と回転がかかりやすいようになっているため、ボールを抜く方に重点を置いた方がいいでしょう。

スローカーブのコツ③リリース時に手の甲をキャッチャーに向ける

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スローカーブを投げる際に、前述した小指をキャッチャーに向け、ストレートと同じように腕を振る投げ方にしても、ボールのカーブ回転が弱い場合は、手の甲をキャッチャーに向けるようにしてボールをリリースするのがコツです。
ボールをリリースした後は、手のひらが上を向いているイメージで投げるといいでしょう。

腕がトップの位置に近くなった段階で、小指がキャッチャーに向いている状態から、手の甲がキャッチャーに向くように手を動かして腕を振ることで、ボールにカーブ回転の力が加わりやすくなります。
ただし、この後に解説しますが、この投げ方にした際は手首の使い方に注意することが重要になってきます。

スローカーブのコツ④リリース時に手首は使わない

Porex on Instagram: “#20170523#オリックスバファローズ#バファローズ#背番号39#小林慶祐#投球フォーム#投球連続写真” (31160)

『スナップを利かせる』とも言いますが、スローカーブのようなボールを抜く変化球を投げる際は、手首を使わずに腕の振りだけでボールをリリースするのがコツです。
手首を使ってしまうと、ボールにカーブ回転をかけやすくなりますが、ボールが抜けにくくなります。

また、ボールを曲げようと意識すると、手首を捻ってしまいがちですが、肘に負担がかかるため注意が必要です。前述した手の甲をキャッチャーに向ける投げ方の場合、手首を捻らずにそのまま腕を振ることが重要になります。このため、スローカーブを投げる際は、手首は一切使わずにストレートと同じスピードで腕を振り、ボールを抜いてカーブ回転をかけるようにしましょう。

スローカーブのコツ⑤リリースはボールが上方向に抜けるイメージ

スローカーブは山なりの変化球のため、前述した注意点のようにリリースポイントに気を遣う必要があります。ストレートと同じリリースポイントでボールを投げてしまうと、球速が遅いのでキャッチャーまで届かないスローカーブになってしまうため、ストレートの時よりも少し早めにボールをリリースするのがコツです。

テイクバックして腕がトップの位置になった段階でボールをリリースして、ボールが上方向に抜けていくようなイメージです。最初はキャッチャーの手前でワンバウンドさせる感覚でボールをリリースし、少しずつリリースポイントを調整していくといいでしょう。

簡単なようで難しいのがスローカーブ

寺内晋一(kuraha) on Instagram: “ワイ投手、渾身のドロップカーブ左投手不利の三塁側からの風も気にしない#野球 #草野球 #投手 #カーブ #ドロップ #変化球 #決め球 #baseball #rubberball #pitcher #brakingball #swingandamiss” (31210)

球速の遅いボールは、バッターがボールを長く見ることができるので、ボールが高めに浮いてしまうと、バッターが打ちやすくなってしまうため、スローカーブを投げるには勇気が必要です。
しかし、強いカーブ回転をかけ低めにコントロールできれば、バッターがわかっていても対応できないのがスローカーブの強みであり魅力なのです。

スローカーブをしっかりコントロールできるようになれば、緩急をうまくつけることで投球の幅が広がり、バッターのタイミングをはずして手玉に取ることも可能なため、ピッチャーをしている人は苦労して覚えても損はない変化球です。
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