2018年12月28日 更新

クレアチンの腎臓と肝臓への影響は?気になる疑問を解決!

クレアチンは今やウエイトトレーニングで欠かすことができないサプリメントです。そのクレアチンを使用することで腎臓や肝臓に影響はあるのか?その疑問について、クレアチンの腎臓・肝臓への関係性やクレアチンの使用方法について詳しくご紹介します。

  
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そもそも、クレアチンとは?

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クレアチンはおもに短時間で強度の強い運動のときなどに使われるアミノ酸です。ここでの短時間で強度の強い運動とは、スプリントや低回数のウェイトトレーニングのことを指します。

クレアチンは運動していないときに、ATPを1つ消費してクレアチンリン酸を作ります。ATPは運動をしていると不足していき、ATPがなくなってしまうと運動が続けることが難しいので、ATPをつくることが必要になります。そこで、クレアチンリン酸がADPと反応してATPをつくることで、ATPを確保することができます。

クレアチンを使ったATPを確保する仕組み(ホスファゲン機構)はどんな運動の際も最初に使われ、高強度の運動の持続時間を伸ばしたり、筋力を強くしたりすることができるようになる仕組みです。

この仕組みを使って、高強度の運動を持続させたり筋力を強くしたりする目的で、クレアチンは使われます。

クレアチンと腎臓・肝臓との関係性とは?

クレアチンと腎臓との関係性

ここでは、クレアチンと腎臓との関係性について書いていきます。

腎臓は血液からの老廃物や余分な水分のろ過や排出を行って尿をつくるというような、体液を一定に保つ役割を持った臓器です。

腎臓はクレアチンリン酸でATPをつくる過程で出た老廃物(クレアチニン)を尿として排泄します。この腎臓の働きは腎臓機能を測る検査として使われることがあります。その検査の結果、尿や血液中にクレアチニンが多いと腎臓の機能が低下しているということになります。
腎臓の機能が低下して、クレアチニンのような老廃物が血液内に溜まると尿毒症という病気になってしまいます。尿毒症になってしまうと、心臓麻痺や腸閉塞、昏睡といった症状につながってしまいます。そこまでいかなくても、老廃物が溜まることによって身体のむくみを引き起こします。

クレアチンサプリメントを使うことで(使わなくても)クレアチニンが老廃物としてわずかながら出てくるので、それを尿で排出する役割である腎臓との関係性は当然あります。

また、腎臓はクレアチンを生成する過程で必要な物質(グアニジノ酢酸)を作るのにも一役買っています。

このように、クレアチンと腎臓は関連性があるといえます。
腎臓

腎臓

腎臓の機能が低下すると、頻尿やむくみといった症状を引き起こします。さらには、尿毒症になり命にかかわるようになります。

クレアチンと肝臓の関係性

ここでは、クレアチンと肝臓との関係性について書いていきます。

肝臓は物質の吸収・代謝や排出、解毒、体液の恒常性の維持など体内の環境を良くするための臓器です。

クレアチンはアミノ酸の一種なので、肝臓で吸収・代謝されます。肝臓で生成されたクレアチンは血流にのって筋肉に運ばれていき、高強度のウェイトトレーニングやスプリントなどをするときなどに使われます。

肝臓の機能が低下していると、腎臓の機能低下も引き起こします。よって、肝臓はクレアチニンを排出することにも間接的に関わっているといえます。肝臓の機能が低下しているときは、身体にむくみがあるときなので、むくみがなかなか引かないときは検査を受けることをおすすめします。

このように、クレアチンと肝臓の間にも関係性があるといえます。
肝臓

肝臓

肝臓の機能が低下すると、身体のむくみや腎臓の機能の低下を招くようになります。疲れやすくなったり、疲れが取れなくなったりもします。アミノ酸の吸収効率も悪くなり、クレアチンの吸収に悪影響が出る可能性があります。

クレアチンの腎臓と肝臓への影響とは?

クレアチンは腎臓に悪影響はあるのか?

上の項でクレアチンと腎臓や肝臓との関係性を理解したところで、悪影響があるのかということについて書きたいと思います。

まずは、腎臓への悪影響についてなんですが、全くないということはいえないというのが私の見解です。

クレアチンをサプリメントとして摂取することで、ATPをつくりやすくなります。ATPをつくる工程がクレアチンを摂取していないときにくらべて多くなるので、クレアチニンは当然多く出てきます。このことが腎臓に全く悪影響が出ないとは私は考えません。

ただ、腎臓に負担がかかる要因は他にもいくつかあり、クレアチンのみが原因と言い切ることができるケースは研究では発見されていないので、気にしすぎることもないというのが正直なところです。おそらく、他のサイトでも、クレアチンは腎臓に悪影響がないとはいえないが、気にする必要はないという内容になっていると思います。

それでも、すでに腎臓に疾患を持っている方は控えた方がいいことは事実です。あまり腎臓の状態が思わしくない方がクレアチンを使うことで、腎臓の機能が悪化してしまう可能性はゼロではないので、おすすめはしません。そもそも、腎臓の機能が低下している方はたんぱく質の制限もかけていることが多いので、クレアチンを摂ることが身体にとってプラスになるとは思えません。

結論としては、腎臓の機能が低下していない方がクレアチンを摂る分には問題はないといえます。ただ、クレアチンを摂取しているときは健康診断などでクレアチニンの数値を気にする必要性があります。

特に、身体にむくみがあったり、頻尿のような症状があるときは検査を受けた方がいいです。腎臓は肝臓とリンクしていることがあるので、肝臓の検査もあわせて行うことをおすすめします。
身体のむくみについて

身体のむくみについて

腎臓に負担がかかりすぎると、身体にむくみが出てきます。特にふくらはぎを親指で押してみて、跡がなかなか消えないようだと腎臓の機能が落ちている可能性があります。

クレアチンは肝臓に悪影響はあるのか?

次に、肝臓に悪影響があるかどうかについて書いていきます。

クレアチンサプリメントを摂ることで、肝臓で吸収・代謝をする量が増えるので、肝臓の負担は当然増えます。

ただ、腎臓のとき同様、肝臓の負担になる要因は他にもたくさんあるので、そちらを気にした方が肝臓にとってはいいと思います。もちろん、すでに肝臓を患っている方は控えた方がいいです。

特に肝臓の場合、肝臓の機能を低下させる要因は様々です。食べすぎやアルコールの過剰摂取、睡眠不足、食品添加物の過剰摂取、ストレスなどの要因の方が肝臓の負担を大きくするので、こちらを気にした方がいいと思います。

結論は、腎臓のとき同様、すでに肝臓を患っている方以外は問題はありません。上記のようなことを気をつけながら、健康診断で肝臓の数値をチェックするといいでしょう。

このときも、むくみがある方は検査を受けた方がいいと思います。肝臓と腎臓はリンクしていることが多いので、腎臓の検査もあわせて行うことをおすすめします。
肝臓の機能を下げてしまう要因

肝臓の機能を下げてしまう要因

肝臓の機能を下げる要因はさまざまです。食べすぎやアルコールの過剰摂取、睡眠不足、添加物の過剰摂取、ストレスといったものが要因になりえます。機能が低下すると、肝臓でクレアチンを吸収しなくなります。

クレアチンで腎臓や肝臓を傷つけないために!

ここでは、クレアチンを使って腎臓や肝臓を傷つけないための方法について書いていきたいと思います。

クレアチンを摂取する期間を設定しよう

クレアチンで腎臓や肝臓を傷めないための対策のひとつに、クレアチンを摂る期間を決めるという方法があります。クレアチンを摂らない期間を作って、腎臓や肝臓を守るという方法です。

クレアチンを使うときは、ローディング期を1週間、メンテナンス期を4週間ほど設けた後、クレアチンを摂らない期間を3週間ほど設けるといいという説が一般的です。クレアチンに関する論文の大半がこのような提案がなされています。こうすることによって、クレアチンを肝臓で吸収する期間を制限でき、腎臓や肝臓を守ることができるようになります。

この提案の理由として、腎臓や肝臓の保護だけではなく、クレアチンの体内での生合成が抑えられてしまう可能性があることも挙げられています。ただ、このことも科学的に証明されたわけではありません。
クレアチンを摂取する期間を設定する

クレアチンを摂取する期間を設定する

クレアチンを摂取する期間を設定することによって、腎臓や肝臓を守ることができます。トレーニングサイクルと組み合わせて考えるといいでしょう。

クレアチンを必要以上に摂取しない

クレアチンで腎臓や肝臓を傷つけないための対策として、必要以上のクレアチンを摂取しないことも挙げられます。

クレアチンはとにかくたくさん摂ればいいというものではありません。体内に吸収できる量が限られているからです。クレアチンを最も摂る期間であるローディング期でも1日につき体重1kgあたり0.3gで十分といわれています。メンテナンス期にいたっては、1日につき体重1kgあたり0.03gほどで十分です。

クレアチンは摂取するのに適切な量があるので、それを守ることが求められます。適切な量を守ることで腎臓や肝臓のダメージを最小限にすることができます。反対に、必要な量以上のクレアチン摂取は体内で吸収しきれないので、腎臓や肝臓に負担をかけることにつながります。
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