2019年4月13日 更新

牽制球の意味と投げ方!基本とルールをしってボークに注意しよう!

野球における牽制球にはどのような意味があるのでしょうか。盗塁を試みるランナーを警戒するだけではなく、バッターとの駆け引きにも役立ちます。牽制球において基本となる投げ方から、注意が必要なボークなどのルールや、有効的な牽制球の活用方法を詳しく解説します。

96,715 view お気に入り 0
野球において牽制球を投げる際、ピッチャーの判断で行う場合と、野手との連携で行う場合の二通りのパターンがあります。

野球をした際に、ピッチャーは投球前にランナーを見ることはできますが、実際にランナーが大きくリードをするのはセットポジションの体勢に入った後が基本です。

セットポジションの体勢に入ると、全てのランナーの動きを同時に見ることができなくなるため、常にランナーの動きを見ている野手の存在も、牽制球を投げるうえで重要になってきます。

ここでは、野球における野手との連携で行う牽制球の投げ方とは、どのようなものがあるのかを解説していきます。

キャッチャーのサインで行う牽制球の投げ方

Free Images - Pixabay (26791)

野球でのキャッチャーのサインとは、主にピッチャーに投げる球種を伝えるために出すことを意味しますが、それ以外にも野手の連携方法や守備位置を伝える場合、そして牽制球の指示にも使用します。

キャッチャーは『扇の要』と言われるように、非常に重要なポジションで、グラウンド全体を見ることができます。

グラウンド全体を見ることができるということは、当然ランナーの動きも全て把握することが可能なのです。

野球をした際に、キャッチャーがランナーが油断していると感じた場合、あるいは相手の作戦を確認するために様子を見たい、というような場合に、ピッチャーに牽制球を投げるようサインを出します。

セカンド・ショートのサインで行う牽制球の投げ方

mana on Instagram: “#20171111 11時すぎ球場到着!野球教室があるからかいつもより練習時間が短縮されてて守備練習はちょこっとしか見れず(。-_-。)#いつも #内野手 #ばかりです #特に #セカンド #ショート #多めです” (26644)

キャッチャーも使用しますが、野球でのセカンドとショートのサインは、ブロックサインとフラッシュサインがあります。

ブロックサインとは、体のさまざまな箇所を触り伝えるサインのことを意味しており、フラッシュサインとは、体のどこかの箇所を一瞬だけ触って伝えるサインのことを意味しています。

実際に野球をした際、ピッチャーはキャッチャーのサインを見る前に、セカンドまたはショートのサインを確認した後、セットポジションの体勢に入り、セカンドとショートの動きを見て二塁に牽制球を投げる、という流れが基本になります。

セカンド・ショートの動きを見て行う牽制球の投げ方

のぶ on Instagram: “【2015.4.29】守備練習中。#上本崇司 #桑原樹 #0 #45 #ウエスタンリーグ #広島東洋カープ #カープ二軍 #carp #ナゴヤ球場 #二塁” (26647)

野球におけるセカンドとショートの動きを見ながらの牽制球の投げ方は、タイミングが重要になります。

ピッチャーがセットポジションの体勢に入った後、セカンドが二塁ベースに近づくと、ランナーは牽制球を警戒して二塁ベースに少し戻ります。

セカンドが定位置に戻ると、ランナーは再度リードを広げるので、その瞬間にショートが二塁ベースへ移動し、それと同時にピッチャーが二塁へ送球する、という流れが基本になります。

最初にショートが二塁ベースに近づいた後に定位置に戻った場合も、同様にセカンドが二塁ベースに移動したのと同時に牽制球を投げます。

このため、常にセカンドとショートの動きを確認しておく必要があります。

牽制球と併せて効果を発揮するピッチャーの投げ方とは

Free Images - Pixabay (26740)

野球をした際、牽制球を投げてランナーを警戒していても、ランナーに盗塁を許してしまうケースはよくあることです。

ランナーの足が速い、盗塁時のランナーのスタートが良かった、キャッチャーの肩が弱かった、などさまざまな原因が考えられますが、ピッチャーにも原因があるかもしれません。

野球をした際にピッチャーが投球時に対策をしていれば、盗塁されたとしてもアウトにできた、というケースもよくあることです。

では、盗塁の成功率を下げることができるピッチャーの投げ方とは、どのようなものがあるのか見ていくことにしましょう。

クイックモーションで投げる

Free Images - Pixabay (26792)

野球でピッチャーをした際、ランナーがいる時といない時、どちらも同じ投球フォームで投げているという人も多いのではないでしょうか。

しかし、野球においてランナーがいる場合は、クイックモーションで投げることが重要です。

クイックモーションとは、足を上げてステップするまでの時間を、ランナーがいない時よりも早くする投げ方のことを意味してます。

実際に野球をした際に、クイックモーションの投げ方で、投球するまでの時間を早くできれば、ランナーの盗塁時にキャッチャーが送球するまでの時間を短縮できるので、盗塁を阻止できる確率が上がるはずです。

セットポジションから投げるまでの時間を毎回変える

Free Images - Pixabay (26798)

野球をした際に、前述した牽制球を投げるタイミングを変えるのと同じように、投球時もタイミングを変えた投げ方をすることが重要です。

セットポジションから投球するまでの時間が毎回異なっていると、ランナーが盗塁でスタートするタイミングがつかみにくくなるからです。

また、セットポジションから投球する時間と、牽制球を投げる時間を同じにすると、投球するのか牽制球なのか、ランナーが迷いやすいという効果もあります。

これに、先程解説したクイックモーションを組み合わせることで、ランナーは簡単に盗塁できなくなります。

キャッチャーが行う牽制球の意味

Free Images - Pixabay (26808)

ここまで、ピッチャー目線で牽制球を解説してきましたが、牽制球はピッチャーだけではなく、キャッチャーが投げることもできます。

前述したように、キャッチャーは『扇の要』でグラウンド全体を見ることができます。

野球をした際に、ピッチャーの投球後にランナーが不用意に飛び出したりした場合など、すぐにその塁に牽制球を投げることが可能です。

また、ランナーが油断している、あるいは盗塁しそうだと感じた場合は、ピッチャーにピッチアウトのサインを出し、素早く送球できるように準備をします。

そういった意味でも、キャッチャーの存在は重要で大きいのです。

牽制球を有効活用して試合を有利に

Free Images - Pixabay (26815)

野球をするうえで、牽制球は非常に重要な意味を持っています。

牽制球を投げ、ランナーに盗塁させなかったことで、ヒットを打たれても点を失わずに済んだ、というケースもあります。

また、大量失点のピンチだったが、牽制球を投げランナーをアウトにしたことで、スリーアウトチェンジとなり助かった、というケースもあります。

野球での牽制球は地味ではありますが、積み重ねることで相手にプレッシャーを与えるのと同時に、失点のリスクを最小限にするという効果があるのです。

この点からも、野球における牽制球とは、試合を有利に進めチームを勝利に導くために、必要不可欠なものであるということを忘れてはなりません。
75 件

関連する記事 こんな記事も人気です♪

野球の投げ方の基本とコツ!正しいボールの投げ方をマスターしよう

野球の投げ方の基本とコツ!正しいボールの投げ方をマスターしよう

野球の基本の投げ方について初心者でも分かりやすいように説明します。ボールの握り方、両腕の動かし方、足の使い方、そして、体重移動。これらの野球の基本的な動作を理解し見直すことができます。また、野球の投げ方の具体的な練習方法についても最後にご紹介しています。
nabekei.27 | 152,976 view
三重罰とは?ファールが重なるとどうなる?【サッカーのルール解説】

三重罰とは?ファールが重なるとどうなる?【サッカーのルール解説】

三重罰とは自陣ペナルティーエリア内での守備者のファウルに対して、退場、ペナルティーキック、次節出場停止の三つの罰が同時に適用されることをいいます。近年、ルール改正によって三重罰は適用されにくくなりましたが、ビデオ判定が導入されたことで判定の難解さが増しています。
hoedama1 | 71 view
ファウルチップとは?ルールは捕球されるとアウトになるの?

ファウルチップとは?ルールは捕球されるとアウトになるの?

ファウルチップとは、打者が打ったボールが鋭く後ろに逸れ、直接キャッチャーが捕球したことを意味します。ファウルチップになった場合は、空振りと同じ扱いとなります。打者がツーストライクと追い込まれた状況であれば、空振り三振となり、アウトになります。
Anonymous | 77 view
キャッチボールの正しい投げ方とは?誰でもわかる基本のフォームを教えます

キャッチボールの正しい投げ方とは?誰でもわかる基本のフォームを教えます

キャッチボールが正しい投げ方でできるかは非常に大切です。投げ方やコントロールがバラバラではキャッチボールになりませんし、ひいては野球をプレーすることもできません。キャッチボールの正しい投げ方を詳しく、ボールの握り方や上手に投げるポイントなども解説します。
Act | 207 view
プロ野球のリクエスト制度とは?細かいルールと今後の課題を解説

プロ野球のリクエスト制度とは?細かいルールと今後の課題を解説

プロ野球のリクエスト制度とは、審判の判定に対してビデオ判定を要求できる制度です。プロ野球のリクエスト制度のルールは、ビデオ判定を要求できるプレーはアウト・セーフに関連するものとされています。リクエストの回数は2回とされています。リクエスト制度のルールや条件を理解してプロ野球を楽しみましょう!
kimura | 107 view

この記事のキーワード

この記事のキュレーター

Hiroshi_8 Hiroshi_8
amazon