2017年6月8日 更新

サッカーのボランチとアンカー違いとは?【ポジション解説】

今回はサッカーポジションのボランチとアンカーの違いを紹介したいと思います。最近のサッカーでよく耳にするボランチのポジションですが、一体何が違うのかきちんと知らずにサッカーをしている方も多いと思います。サッカー初心者の方でもわかるようにボランチとアンカーの説明していますのでぜひ覚えておきましょう。

  
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サッカー:ボランチとアンカーとは

まずボランチとアンカーの意味とは何なのでしょうか。詳しくは他の記事にあるのでここでは簡単に説明したいと思います。

ボランチとアンカーとはMF(ミッドフィルダー)の選手のポジションの一つを意味します。
ミッドフィルダーは下の図でいうと黄色のポジションに当たります。
その中でもアンカーもボランチもこの図だとcentre midfieldと記されているポジションに当たります。

またもう一つの下の図だと黄色の三人のポジションに当たります。
つまりボランチとアンカーは大まか同じ位置のポジションになります。

そこで、サッカーではボランチとアンカーとは一体なにが違うのかを次で説明していきたいと思います。
 (2005)

 (2006)

サッカー:ボランチとアンカーの違いとは①

では具体的にボランチとアンカーとは何が違うのでしょうか。厳密には実はこのボランチとアンカーというのは同じ意味です。

アンカーは英語で「錨」を意味し、ボランチはポルトガル語で「舵取り」を意味する言葉です。

日本ではサッカー用語が英語のサッカー用語とポルトガル語のサッカー用語でバラバラに伝わってしまったので、ボランチとアンカーの二つのサッカー用語を使う人がいてややこしい事態になってしまったのです。

わかりやすくするために例を一つ上げると「ゴールキーパー」と「手が使える点を防ぐ人」の違いを述べろと言われているようなものです。

結局ボランチとアンカーのポジションの違いとは言語が違うだけで実はサッカーでは同じ意味の言葉ということになります。

ですが日本のサッカーではこの二つは少し違う意味で使われることが多いので次にそこについて説明したいと思います。

サッカー:ボランチとアンカーの違いとは②

日本ではボランチとアンカーの意味の違いとは何なのでしょうか。それは役割にあります。

日本サッカーのボランチのポジションはどちらかというとピッチの真ん中の選手の中でも攻撃的な動きの役割の強い選手です。

サッカー日本代表で例えると遠藤保仁選手がそれにあたります。
前後左右に動きショートパスやロングパスでゲームを作りチャンスの時にはスルーパスや自分でシュートを打つことがボランチの主な役割になります。

対してアンカーのポジションは主に守備的な動きの役割の強い選手です。サッカー日本代表の選手でいうと山口蛍選手や長谷部誠選手がアンカーに当たります。アンカーの主な役割はセンターバックの間を埋める動きをしたり、バイタルエリアに来るボールを遮断したり自分からボールを奪いに行くなどがアンカーの主な役割です。

サッカー:2ボランチの場合のボランチとアンカー

ではボランチとアンカーにはどんな種類があるのかを紹介したいと思います。
まずは2ボランチの場合です。主に下の図のような場合です。

この場合はサッカーのポジション上は2ボランチと言いながら片方がボランチのポジションの役割、片方がアンカーのポジションの役割をしていることが多いです。
この場合はボランチのポジションの選手は攻撃でゲームを作り、アンカーのポジションの選手が守備に貢献します。
しかし真ん中の守備と攻撃を一人でこなすことは難しいので、ボランチの選手も守備に貢献したり、アンカーの選手も攻撃に貢献したりします。またチームによっては2人で状況を見ながらボランチとアンカーのポジションの役割を変えるチームもあるので二人の役割の違いがはっきりしてない場合も多いです。
 (2007)

サッカー:3ボランチの場合

次に紹介するのは3ボランチの場合です。下の図のように3ボランチは逆3角形のようなポジションになっていて、底の位置のポジションの一人をアンカーと呼ぶことが多いです。
この場合は役割の違いが明確で、ボランチのポジションの2人は攻撃的な動きをし、アンカーのポジションも一人が守備的な動きをします。もちろんボランチの2人も守備的な動きをしますが、2人でする分負担は軽いです。
アンカーの選手はほとんどが守備の役割で攻撃ではボールをつなぐだけのシンプルな動きを要求されることが多いです。
では次にボランチのポジションのサッカー選手とアンカーのポジションのサッカー選手の特徴の違いについて紹介したいと思います。
 (2008)

サッカー:ボランチのサッカー選手とアンカーのサッカー選手の特徴の違いとは

ボランチもアンカーもどちらも中央のポジションのサッカー選手ですが、役割とともに選手の特徴もかなり違います。
ボランチの選手は足元の技術に優れ、またピッチを前後に動きまわる特徴の選手が多いです。
またパスの能力やゲームメイクの動きに優れたセンスタイプの選手も多いです。
対してアンカーはフィジカルに優れてピッチを左右に動き回る特徴の選手が多いです。
またフィジカルに強いだけではなく中盤のスペースを埋める動きや、つなぎの面でもシンプルにプレーする選手が多いです。
そもそもの役割だけでなく選手の特徴もボランチとアンカーで違いがありますのでもし自分がボランチかアンカーでプレーしようと思っていたら、自分の特徴をよく分析してみてください。

サッカー:ボランチとアンカーの違いまとめ

今回はサッカーのボランチとアンカーのポジション違いとは何かについて紹介しました。厳密には同じ意味の言葉で、日本ではサッカー文化が英語のサッカー用語とポルトガル語のサッカー用語がごちゃ混ぜで伝わってきたことがそもそもの問題です。しかし日本のサッカー用語ではこの二つを別々の意味で用いることが多いので、日本のサッカー用語では役割に違いがあることを覚えておいてください。
ボランチもアンカーもこれからのサッカー界でもよく耳にするポジションの名前だと思いますので、ぜひ覚えておいてください。
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