2018年4月26日 更新

バドミントンのダブルスで勝つ!そのための戦術や方法を学んで攻めよう

バドミントンのダブルスは早いラリー展開・ローテーション・パートナーとの相性など非常に繊細でパワーや頭脳も必要な非常に難しい競技です。バドミントンダブルスの戦術として、前衛・後衛がどのように動けば良いのか、どこを狙えば良いのかなどを初心者〜上級者までのレベル別に解説します。

  
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バドミントンのダブルス戦術の基礎基本

まずは、バドミントン初心者の方向けに基本的なポジションから説明します。バドミントンのダブルスはトップアンドバックとサイドバイサイドのポジションがあります。

攻めに特化:トップアンドバック -Top and Back-

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バドミントンダブルスの基本であるトップアンドバックは2人が縦に並ぶポジションで、攻めに特化しています。前衛・後衛はそれぞれ赤の枠で示した部分を担当して攻めます。
基本的には後衛はスマッシュ、前衛はプッシュを打ちます。

相手がシャトルをあげた場合(ロブ・クリアなどを打ったら)トップアンドバックになります。
トップアンドバックでは後衛のスマッシュでどれだけ攻められるかや前衛がどれだけシャトルに触れるかといったことが勝つためのポイントになります。また、トップアンドバックの際には後衛は積極的に攻めの戦術を使っていきます。

スマッシュのコースの打ち分けや威力、速度などは基礎練習として簡単に練習することができますが、バドミントンダブルスの前衛はやるべきことが非常に多く、練習もしづらいため上達しにくいかもしれません。試合練習などを通してシャトルを前で触る感覚を身につけることが大切です。

守りに特化:サイドバイサイド -Side by Side-

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バドミントン ダブルスの基本であるサイドバイサイドは2人が横に並ぶポジションで、守備に特化しています。
2人でそれぞれ赤で示した反面ずつを担当して守ります。
基本的には2人ともにレシーブをするのですが、相手の位置や球の落下点によってどちらがシャトルを取るのかが決まってきます。(これに関しては後の章で詳しく解説します。)

バドミントンでは自分がシャトルをあげた場合サイドバイサイドになります。サイドバイサイドではいかに攻めに転換するかが勝つために大切です。というのも、いつまでも相手のスマッシュに対してレシーブをしていては相手がミスをしない限りこちらが得点を取ることができません。それでは体力も消耗しますし、あまり良い勝ち方とは言えません。

サイドバイサイドのポジションになる場合は基本的に攻められているときですのでそれをトップアンドバックの攻めやすいポジションまでいかに早くもっていくかが得点を取り、勝つ鍵になります。

また、トップアンドバックではローテーションをすることで後衛は前に出ながら攻めることができます。前に出ながらシャトルを打つことでより簡単に強い球が打てるようになります。このローテーションの際に一旦サイドバイサイドの形を経由します。そのため、攻めのサイドバイサイドと守りのサイドバイサイドをうまく使い分けることが必要になります。

バドミントンシングルスとダブルスでの動き方や狙う場所の違い

バドミントンシングルスでは全ての球を自分で取りにいかなくてはいけません。そのため、コート内を縦横無尽に動き回る必要があります、しかしバドミントンダブルスではペアがいますので勝手に動き回っていいというわけではありません。2人の動きが重なってしまうと相手に点数を与えてしまう原因となります。しかし、相手の戦術次第ではコート内を動き回ることになります。

また、バドミントンダブルスは狭いコートを2人で入るため、非常に展開や動きが早くなります。
シングルスとはサイドラインが変わりますのでクロスの鋭さがバドミントンシングルスより増します。後衛からのスマッシュをクロスに切り返し(ドライブのような球)された場合、後衛の移動距離はバドミントンシングルスよりも増えるため、その分返球が甘くなってしまいがちです。そのため、いかに前衛がサポートをするかが勝つためのポイントになります。

また、バドミントンダブルスで勝つためには相手のペアの実力、得意不得意を見抜くことが非常に重要です。バドミントンのラリー中は相手ペアの弱い方を徹底的に狙い相手の苦手な展開に持っていくというのが一般的なバドミントンダブルスの戦術です。

初心者の中にはバドミントンダブルスとバドミントンシングルスのラインの違いがわからない人がいますので、しっかりとルールの違いを理解することも大切です。ダブルス用サービスラインやダブルス用サイドラインなどバドミントンコートのラインの名前を覚えることもルールを理解するのに役立ちます。

攻めのバドミントンのダブルス戦術

バドミントンスマッシュの戦術

バドミントンのダブルスで最も鍵となるショットはスマッシュです。
どう攻めたら得点が取れるのか、どう攻めたら勝てるのか、どこを狙えば有利な展開になるのか、どのような動きをしたらいいのかということはバドミントンスマッシュの威力などがベースで考えられます。

バドミントンでスマッシュが強力な選手は、経験者・初心者問わずに攻め抜くというプレースタイルが勝つために確実です。そのためにはどのような返球でも前衛・後衛が協力して攻めるということが必要になります。また、攻める際にもどこを狙えば返球が甘くなるのかを知ることも大切です。

では、バドミントンのどこを狙ってスマッシュを打てば良いのでしょうか?
下の図はバドミントンダブルスにおいてレシーブの体勢の人です。
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バドミントンスマッシュのコースについて①~④のそれぞれのコースについて解説します。

①(赤)のコースの場合
フォア側のボディ付近は最も取りずらい場所と言われています。ここは基本的にバックで触る場所なのですが、中途半端なバックになってしまうので、完全に後ろまでレシーブするのは至難の技です。そのため、この場所を狙うことで次の球を有利に運ぶことができますが、後衛の位置からではコントロール力が必要です。

②(青)のコースの場合
ここは相手の状態によっては切り返されてしまう場所です。①のコースが狙いにくい場合にはこの場所を狙います。相手の動きによってフォアかバックは異なります。

③(緑)のコースの場合
顔の前でシャトルを打つという練習をすることはほとんどないため、①のコースと同じくらい返球が難しいショットです。しかし、少し顔や体をずらされてしまうと④と同じコースになってしまいますので注意が必要です。

④(橙)のコースの場合
ここを狙うショットはかなり高め(深め)のスマッシュでアウトになってしまう球も多くなってしまいます。また、スマッシュを上からレシーブされてしまいますので、次を攻めることが難しくなってしまいます。ですが、相手のホームポジション(構えている位置)が前にある場合は非常に有効的です。

バドミントン攻めのドライブの方法

バドミントンダブルスの勝つ展開で多いのが、スマッシュ→ドライブ→ドライブ→ドライブ→プッシュというものです。

攻める側の後衛は、スマッシュを打った後、前に出ながらドライブ、返ってきたドライブをプッシュという風な三段階で攻めます。
この戦術の利点は後衛が常に”前に出ながら”、”体の前で”シャトルに触れるということです。
前に出ながらバドミントンシャトルに触ることでシャトルに威力が付くので強力な攻めになります。また、体の前で触ることで、バドミントンシャトルに角度がつきやすくなり、鋭い攻めになります。

後衛は前に出ながらバドミントンシャトルを打っていきやがて前衛になり、今までの前衛が後衛に変わります。(バドミントンダブルス特有のローテーション)

この攻めの戦術において重要なのがドライブです。浮いたドライブを打ってしまうと逆に攻め返されてしまい、得点を取られてしまいます。

ドライブの理想軌道とは?

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良いドライブの軌道と(理想軌道)と悪いドライブの軌道(現実軌道)を比較してみます。

上の図で示したように、バドミントンではドライブ軌道の最高点がネットより相手コート側にある場合、相手はラケットを上から振ることができます。そうすると相手に攻めのドライブを打たれてしまったり、苦手なところを狙われてしまったりして、得点を取られてしまいます。

そのため、バドミントンのシャトルの最高点をなるべくネットよりも自分側にすることで相手がシャトルを白帯より下でとるため、次の球の軌道の最高点が自分のコート側にきます。白帯より打点が上の場合は上から下へと責めるショットが打てますので、以後の展開を有利に進められます。

バドミントンダブルスではドライブは前衛・後衛が共通して打つ唯一のショットなのでダブルスをやる場合は必ず練習しておきましょう。

バドミントン攻めの戦術

バドミントンダブルスが上達し、勝つために最も効率的な方法はとにかく攻めることです。

とにかく攻めるといっても適当な箇所を狙っていては後衛が体力を消費してしまうだけです。
バドミントンではスマッシュのコースは先ほど説明した①のコースを狙います。

バドミントンのスマッシュを[速度][威力][コース]の要素に分解して考えます。
まず、バドミントンシングルスでは、スマッシュの要素としてコースが大切です。バドミントンシングルスでは相手を動かすことが重要なため、相手のいない箇所にスマッシュを打つことが大切です。
目安としてはMAXの70〜80%の力でも構いません。

バドミントンダブルスについても同様で、まずはコースを狙うことが大切です。狙う箇所としては聞き手が同じペアの場合は2人の真ん中を、右利き・左利きペアの場合はそれぞれのバック側を狙います。バックを狙うということはダブルスシングルス問わずバドミントンにおいて共通のことです。

次に、速度と威力ですが、コースを狙って打てるようになったらそれぞれを向上させる練習をすれば良いでしょう。勝つためにはまずコースを狙うことが大切です。
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