2019年10月27日 更新

フットサルの戦術考察!基本戦術9つと動き方とは?

フットサルは知っての通り基本的なプレーはサッカーと同様ですが、戦術においてはサッカーよりもよりスペースメイクの意識とチームメイト間の連携を重要視するものとなっています。フットサルの基本的な戦術からその応用による動き方9個を解説していきたいと思います。

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バスケットボールでもよく使われる基本戦術がスイッチです。フットサルは敵味方の距離が近いのでこれを利用し、ボールホルダーと至近距離で交差した際にボールを受け渡して相手の守備を惑わす戦術となっています。
瞬間的にですが2人の選手が交わることで足などによるブラインド効果があり、ゴール前であれば相手ゴレイロも惑わすことが可能となります。
ただし受け渡しは必ずしもホルダーからもう一人へとは限らず、受け渡すと見せて受け渡さないというフェイクも入れていかないとカットインの効果が半減してしまいます。この使い分けを瞬時に判断するためには練習時から連携を高めておかないと難しいと思います。

フットサルの基本戦術⑦スクリーン

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こちらもバスケットボールで頻繁に見かける連携戦術で、ボールを保持していない味方がホルダーと相手守備の間に入って壁となることでホルダーの動きをサポートするというものとなっています。狭いコートのフットサルだからこそ活きる戦術だと言えます。
ただしこの戦術は相手の進路妨害というファールと紙一重になりやすいものですから、実際に行う際は明らかに妨害の意図を持って行わないように注意が必要です。
つまりスクリーン役が能動的に動くというよりも、ボールホルダーがスクリーン役を上手く使って相手の邪魔になるように誘導するような意識で行うのが効果的な戦術だということです。

フットサルの基本戦術のパス回し

続いてパス回しにおけるフットサルの基本戦術2つを紹介します。フットサルの基本の中でも有名な戦術ですが、4人が関わるために前述してきた基本戦術よりも難易度が上がっています。
パスワークの練習と併せて動き方の練習も行い、スムーズに行えるようにしておかなければ試合で活用するのは難しいでしょう。

フットサルの基本戦術⑧8の字を描く戦術エイト

名前の通りパスを回していく中で3人の選手が8の字描くように動くのがエイトという戦術です。
8の字と言われると複雑に感じますが、よくよく見てみるとわかるように両サイドへ交互にパラレラをしている動き方となっています。
中央のフィクソから始まり、両方のアラとともに8の字を描きつつ前線のピヴォへのクサビのパスを狙っていくためのパス回しで、ポジションチェンジが激しいことが特徴です。
しっかりと機能することで相手のプレスをいなしながら行えるようになるので、チームとしてのポゼッションが向上する戦術となっています。

フットサルの基本戦術⑨円を描いてローテーションする動き方ヘドント

エイトに対してこちらは円を描くように旋回してパスを回していく戦術となっています。エイトよりも動き方がわかりやすい反面、4人の連携がしっかりしていないと旋回速度や円の軌道が歪になってしまいボールロストに繋がりやすいのでしっかりと練習しておきましょう。

この戦術は旋回しながら相手守備に穴をあけるわけですから、チャンスの際にどの選手が前線のポジションになるかはわかりません。そのためチーム全員のテクニックが一定水準に至っていなければ使いこなすのが難しい戦術だと思います。

フットサルの基本的な守備戦術

フットサルもサッカー同様守備から戦術を考えなくてはいけません。しかしフットサルはコートの狭さと人数の少なさから、守備の戦術を組織的に行うというよりは、個人戦術としての守備戦術を理解して、個人それぞれが適切な守り方をすることでチームとしての守備を組み上げるというやり方をしなければなりません。

サッカーより個対個をクローズアップしたフットサルの特徴が、ここにもよく出ているのです。
守備的なポジションだから、攻撃のポジションだからといった分担ではないことをよくよく理解しておきましょう。

フットサルの守備の基本はマンツーマン

狭いコート、扱いの難しい小さなボール、少ない人数というフットサルの条件があるので、おのずと守備戦術はマンツーマンが基本となります。
必ず相手一人に味方一人が対応し、マークの受け渡しよりもそのまま最後までついていく方がリスクが少ない守備となるでしょう。
マークの受け渡しを行うような時間的余裕が持ちにくいからなのですが、フットサルでは狭いコートのため完全フリーにすることがまずないのでこのような守備戦術となっています。

フットサルの守備は優先順位をより厳格に

フットサルの守備の優先順位はサッカーよりも厳格かつ明確で、シュートをさせないことが最優先、次いで縦へのドリブル突破、その次が縦へのパス、最後が横パスおよびキープのドリブルとなります。
ここにもフットサルならではの要素が原因となっていて、フットサルではコートが狭いため、コート上のどこからでもシュートを狙えるのです。
サッカーの熟練者ならすぐに気づきますが、自陣のゴールから相手ゴールへの距離はサッカーで言えばミドルシュートレンジくらいで、ゴールが小さいとはいえ狙えない距離ではないのです。
ですから守備戦術として、相手にシュートを撃たせるのは非常に危険ですしボールが小さいため思った以上に狭いコースでもゴールまで届きうるのです。

コートの狭さを有効に活用

コートが狭いことがフットサルの特徴であれば、この狭さを活用して守備のやり方を意識することが大切になってきます。
基本的にサイドを捨てて中央を固めるように動けばいいということです。
何故なら捨てたサイドもそこまで遠いわけではなく、そこを活用して攻められてもスライド守備が容易に行えるほどコートの横幅が狭いからです。
逆に中央はゴールへの最短距離をとれる場所ですし、前述したようにシュートを即座に狙える位置でもあるので、守備は中央を優先させるのが大事になるわけです。

フットサルの試合で活かせるイマジネーション

最後にフットサルの試合で活かすことができる考え方、やり方について説明したいと思います。サッカー経験者の方がフットサルをする場合は特にこの考え方ややり方に関するイメージを切り替えないと上手くプレイすることが難しくなったりします。
似て非なるという言葉がぴったりなフットサルとサッカーですから、試合でのイマジネーションもサッカーとは少し違ったものが必要だと思います。

浮き球を使う

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