2018年7月17日 更新

野球の正しいスイングフォームと軌道とは?【上達ガイド】

野球の醍醐味であるバッティングですが、正しいスイングフォームを身に付けることが、バッティング上達の近道と言えます。そこで今回は、スイングフォームの基本型をバットの軌道と合わせて3種類解説します。正しいスイング軌道を身に付けて野球をもっと楽しくしましょう!

  
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野球の正しいスイングフォームとスイング軌道とは

Hit Catcher Baseball Home · Free photo on Pixabay (44455)

野球の醍醐味は何と言ってもバッティングです。
野球をする誰しもがキレイに打ちたい、ホームランを打ちたいと思っていますが、なかなか思った通りのスイングができていない方も多いと思います。
野球において思った通りのスイングができないとヒットも出ませんし、ましてやホームランも打つことができません。これが野球の難しいところです。まずは素振りなどで正しい基本的なスイングフォームを身に付けることがバッティング上達の近道なのです。しかし、野球においてスイングフォームは数種類ありますし、バットの軌道をどう出すのが正しいのかということは人それぞれです。
この記事では、野球におけるスイングフォームや軌道の種類についての基本的な解説を行ない、それぞれの特徴やメリット・デメリットについて考えていきます。またどの様な素振りの方法が良いのかなども解説します。

スイングフォームの3つの種類

hawks_____51 on Instagram: “ギータ#柳田悠岐 #ギータ #ソフトバンクホークス” (44463)

プロ野球を見ていると、様々な打撃フォームを目にします。一見、無数の数ほどスイングフォームがあると思われがちですが、実は野球における基本的なスイングフォームは大きく分けて3種類しかありません。
どの野球選手の打撃を紐解いても、基本は3種類のいずれかのスイングフォームになっているのです。野球における3種類のスイングの基本を見ていきましょう。

(1)アッパースイング

アッパースイングは、バットを下から上にすくい上げる様な軌道となります。
メジャーリーグでは良く見かける打撃フォームですが、日本のプロ野球選手での代表格はソフトバンクの柳田悠岐選手でしょう。近年プロ野球でブームになりつつある「フライボール革命」の影響を受けて、プロ野球選手の中でもアッパースイングに取り組む選手は増えてきています。
アッパースイングはボールを下から叩く打ち方のため、ボールに上回転が生じて打球が上にあがり、長打が生まれやすくなるメリットがありますが、デメリットとしては、アッパースイングはバットの軌道が遠回りになりやすく、ボールを見極める時間が短くなることや、ミートが甘い場合は打球がフライになりやすいなどが挙げられます。

(2)ダウンスイング

@24m_yn on Instagram: “清水いたの…😂相変わらずかっこよかった…😂#清水隆行” (44469)

野球経験者の方であれば、「バットは上から出せ。」や「上から叩く様にして打て。」などの言葉を聞いたことがあると思いますが、ダウンスイングはまさに、ボールを上から下に叩く様なスイング軌道になる打撃フォームです。代表的なプロ野球選手は元・巨人の清水隆行選手です。
野球におけるダウンスイングのメリットは、バットの軌道が最短距離で出やすいということです。また上から下に叩く打ち方の為、ゴロを打ちやすいというメリットがあります。
逆にデメリットはミートポイントが少なくなる点が挙げられます。バットの軌道を考えた時に、ダウンスイングはボールを面ではなく、点でしか捉えられないことが分かると思います。

(3)レベルスイング

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レベルスイングのバットの軌道は「肩とバットのヘッドが平行」のイメージです。
とてもバランスの取れた理想的なスイング軌道となる打撃の為、日本のプロ野球選手のほとんどがレベルスイングになっています。その中でも代表的なプロ野球選手はヤクルトの青木宣親選手です。
レベルスイングの最大のメリットは、ボールに対して「面で捉えることができる」ということです。当然、点で捉える打撃フォームより高い確率でボールを捉えることができます。
逆にデメリットは、ダウンスイングと比べるとバットの軌道が遠回りになることと、アッパースイングと比べると飛距離が出にくいことが挙げられます。

アッパースイングのスイングフォームと軌道

それではアッパースイングの打ち方について詳しく見ていきましょう。
アッパースイングはバットの軌道が下から上すくい上げる打撃フォームです。メジャーリーグではアッパースイングの選手も多いですが、日本のプロ野球ではまだまだ少ないのが現状です。

正しいアッパースイングフォームの考え方

まずは正しいアッパースイングフォームの考え方について確認しましょう。
近年、メジャーリーグではアッパースイングに注目が集まっています。これはアッパースイングの特徴である「フライボール」が見直されてきている為です。プロ野球でも「フライボール革命」と呼ばれるブームが到来しています。打球を転がす野球よりも、打球を上げて遠くに飛ばすことが今のプロ野球ではトレンドになっているのです。
メジャーリーグでは、近年の科学の発達により、打球速度や打球角度などで打球を客観的に評価できる様になってきました。その中でフライボールをゴロボールと比べた際に、打率は同じレベルですが、「長打率」が飛びぬけていることが分かってきました。野球において同じ様な打率で長打率が高いということは、得点に直結しやすいということになります。
つまり長打率を高める為にフライボールを打つ、これがアッパースイングフォームの正しい考え方です。

正しいアッパースイングフォームの理想の軌道

 (44543)

アッパースイングの軌道について見ていきます。アッパースイングは文字の通り、ボールをすくい上げる様なスイングとなります。イメージは「Vの字の軌道」です。
アッパースイングは、まずトップの位置から一気にバットを振り下ろします。その後、ボールとのインパクトの瞬間に、ボールの少し下を叩き上げるようなイメージの軌道です。まさにVの字の軌道といえます。

正しいアッパースイングの振り方

Kazuhiro Okazaki on Instagram: “アッパースイング過ぎf^_^;柳田みたいだけど、あれは彼だから出来る芸当だからな〜でもこれ、打球が高く上がり太陽が目に入ったのか、ファーストが捕れずに顔に当てて貴重な1点が入った。#少年野球 #アッパースイング” (44550)

アッパースイングの正しい振り方については大きく分けて2つあります。

①スイングの時に右肩が下がりヘッドも下がる振り方
②スイングの時に右肩があまり下がらずヘッドだけが下がる振り方


①の振り方は、目線がボールの軌道に近づくために、ボールの軌道を的確に捉えられます。
②の振り方は、①と反対に目線が遠くなってしまう為、ボールが捉えられず力負けしてしまいます。
野球において、正しいアッパースイングの振り方は①スイングの時に右肩が下がりヘッドも下がる振り方と言えるでしょう。

正しいアッパースイングのコツ

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北 真也 北 真也