2018年11月18日 更新

フォアハンドストロークが安定する6つのコツとは?【テニスの上達ガイド】

硬式テニスのフォアハンドストロークが安定せず悩んでいる方に、安定するためのコツを6あげて紹介します。安定させるためには、握り方や手首の使い方、打ち方や振り方などのコツを知ると見違えるように安定します。ぜひコツを参考に安定したフォアハンドを身に付けましょう。

  
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フォアハンドストロークを安定させるための6つのコツとは

硬式テニスのフォアハンドストロークが安定しない、という事象には、ボールが長かったり短かったりする、ボールを打ち上げたりネットに当たったりする、ボールが意図せず左右に飛ぶ、ボールの勢いが安定しない、スピンがかかったりかからなかったりする、などがあります。それぞれ打ち方や振り方などに原因があり、複合的な原因であることもあります。
これから6つのコツを紹介しますので、これらを参考に解決策を探してみてください。

フォアハンドストロークのコツ①握り方

ラケットの握り方はセミウエスタン

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基本的に硬式テニスラケットのフォアハンドストロークの握り方は人それぞれ、力を入れやすい握り方で構いません。
ラケットの進化とともに、スピンをかけてボールをコートに収めるようフォアハンドストロークの技術も進化してきています。基本はセミウエスタングリップという握り方になります(写真)。フラット系のボールを打ちたい方ならイースタングリップに近い握り方へ、もっとスピンをかけたいならウエスタングリップへ、というように自分の好みの握り方を練習しながら探してみてください。

ラケットの握りには親指と薬指・小指が重要

硬式テニス初心者の方は緊張もあって、握る手の5本の指の全てに力を入れて握っているところをよく見かけます。これでは腕から手首にかけて筋肉が硬直し、自然な動きが妨げられてしまいます。また、ボールを夢中に打っている間に徐々に疲労で握力が落ちてしまいます。
ラケットの握りに大切なのは親指と薬指・小指で、その他の指は極端な話、グリップから放していてもいいくらいです。基本は薬指と小指の2本の指でラケットを支え、親指で押さえる形を作りましょう。

握るのはインパクトの瞬間

フォアハンドストロークでは飛んでくるボールを待つところからテイクバック、インパクト、フォロースルーまでグリップを握っていますが、初心者の方は打球の際の一連の動きの間、ずっと力を入れて握っていることが多いです。
慣れたプレーヤーはグリップを握るのはボールのインパクトの瞬間だけです。インパクトでは、ボールの勢いにもよりますが、大きな衝撃がかかりますので、ラケットを飛ばされないようにしっかり握ってください。ただし、それ以外ではラケットを落とさない程度の力で握りましょう。

フォアハンドストロークのコツ②ラケット面

インパクトでのラケット面はぶれない

硬式テニスのフォアハンドストロークではインパクト(ラケットとボールの接触点)でのラケット面は重要です。ここで面がぶれるとボールの飛びや方向に大きく影響してきます。
ぶれる理由には面の角度の調整に失敗することによるものと、インパクトでの衝撃をしっかり支えられなかったことによるものがあります。インパクトでのぶれは相手ボールの速さや強さ、プレーヤーの筋力やラケットの重さや厚さが影響してきます。例えば軽いラケットですとボールの勢いに負けてしまうことがあります。まずはインパクトでしっかり握るようにしましょう。

入射角と反射角

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フォアハンドストロークのインパクトでラケット面が上を向いていてもボールは入射角によってホームランになるものとならないものがあります。ボールの軌道が上昇中なのか下降中なのかによって、ラケット面の角度が上向きでもボールが下降中ならボールは下に飛びホームランにはなりません。一方、ボールが上昇中であればホームランになります(写真右)。
ラケット面が下を向いていた場合、ボールの軌道が下向きであればボールは地面を直撃か、ネットにかかってしまいます(写真左)が、ボールの軌道が上向きなら入射角=反射角に従ったボールが飛びます。

ラケット面とスイングの関係

セミウエスタングリップは自然にラケット面が下向きになるグリップです。フォアハンドストロークで地面にバウンドし上昇中の軌道のボールを打つ場合にはボールが下向きに飛ぶことはありません。ただし、ラケット面は固定されているわけではありませんので、ラケットに張るガットの性質やテンション、ラケットのスイング方向などの影響を受けます。スムーズに斜め上に向かってフォロースルーする場合には、自然に順回転のスピンがかかります。

フォアハンドストロークのコツ③手首の使い方

手首を使いすぎるのは考えもの

硬式テニスで手首の使い方を誤ることで、フォアハンドストロークでのボールのコントロールが不安定になっているケースをよく見かけます。初心者の方は速くて重いボールを打とうとすると、手首を使うことをまず考えます。

手首を上手く使うと、ボールのパワーを生みだしたり、回転をかけたり、追い込まれた時に起死回生のショットを打ったりするときに効果的ではありますが、手首を使いすぎることでボールコントロールが損なわれることもあります。初心者の方はできるだけ手首だけでなく、腕・肩・腰など体を使った「運動連鎖」を意識してボールを飛ばしましょう。

安定するまでは手首に頼らない

フォアハンドストロークで手っ取り早く速いボールを打つのに手首を使うことは有効です。ただ、手首は可動域が大きいだけにボールコントロールが不安定になりがちです。初心者の方には運動連鎖を意識したフォームが固まり、ボールコントロールが安定するまでは基本的に手首は固定することをおすすめします。

固定と言っても、力を入れてガチガチに固定することではなく、うちわをあおぐような自然な手首の曲げ伸ばしならよいでしょう。手首を上下に動かしたり、過度に曲げ伸ばしたりするとボールの飛んでいく方向が不安定になります。

グリップの先端(エンド)を握らない

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園城寺 希 園城寺 希