2018年10月12日 更新

オフサイドトラップのやり方とは?日本代表から学ぼう!

オフサイドトラップとは、ディフェンス側が意図的にラインをコントロールして、前がかりになっている相手をオフサイドにかける戦術です。オフサイドトラップのやり方は、味方選手との連携が重要になりますし、タイミングを間違うと一気に失点するので難しい戦術になります。

  
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ディフェンスライン押上げのタイミング

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オフサイドトラップを成功させるには、ディフェンスの最終列の押し上げのタイミングが何よりも重要です。相手キッカーに選手を上げることを読まれしまえば、簡単に裏を取られてしまいます。
また、ディフェンス陣が揃っていなければ、オフサイドトラップを狙うことは不可能です。ディフェンスラインを1本に揃えて、相手キッカーがボールを蹴るために、ボールを見た瞬間に一斉に選手を押し上げることで、この作戦は成功します。

オフサイドトラップはディフェンスの高度な戦術

オフサイドトラップは、ディフェンスにとってとても高度な戦術です。個人が1対1で守備をして勝つことは、個人の力量だけで勝負すればできます。

しかし、狙おうと思えば、1人でもできますが、相手に悟られないようにするには、最終の守備網として、狙いを持って動きを付けていくことが必要です。これが高度な戦術となるのは、最終ラインで仕掛けるプレーであること、相手選手に読まれないようにすることが理由に挙げられます。

サッカーにおける守備戦術の種類

サッカーにおける守備の方法には、沢山の戦術があります。守り方として、ゾーンディフェンスやマンツーマンディフェンスがあったり、オフサイドトラップやカバーリングなど沢山の戦術を理解してこなすことが必要です。

サッカーの守備は非常に頭を使うポジションと言えます。オフェンスは、相手の意表を突くような発想が大事になりますが、ディフェンスは、チームとしての決め事をきちんと守りながら、リスクマネジメントを常に考えポジションを変える必要のある難しいポジションです。

オフサイドトラップをかけるためのチームにおける意思疎通

オフサイドトラップをかけるには、タイミングとチームの連帯感が何よりも重要です。そのためには、日頃からチームとしての意思疎通をしっかりとることで、味方が何を考えているのかがわかるようになります。
試合中に「かけるぞ」と声を出すわけにはいきませんので、何かしらの合図が必要になりますが、その時に意思疎通がしっかりとしていれば、アイコンタクトで味方にある程度の気持ちを伝えることができます。アイコンタクトとサインを決めていれば、簡単にこの作戦を仕掛けることが可能です。

プレー中にかけるオフサイドトラップ

インプレー中に仕掛けるオフサイドは、パスの出し手も周りを見れなくなったりしますから、決めやすいというメリットがあります。
しかし、プレー中に仕掛ける事は非常に難しく、連携が取れなければ、即失点に繋がります。常に声をかけて、守備列を上下させながら、前線や中盤の選手にしっかりとプレッシャーをかけてもらうことで、パスの出し手に余裕がなくなった時に、最終の選手を上げることで罠を仕掛ける事が可能です。

リスタートで仕掛けるオフサイドトラップ

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オフサイドトラップは、リスタートの時にも狙うことができます。リスタートの時に、最終ラインを揃えて一気に選手を上げて相手FWを罠にかける方法は、チームの一体感が大切です。

リスタートでこの作戦を実行させるためには、徹底した練習を繰り返す必要もあります。練習をして、選手を上げるタイミングを揃えて、相手のキッカーがボールだけに集中した瞬間に全員で守備網を上げることが重要です。このタイミングが何よりも難しく、主導する選手には、度胸とサッカー眼が求められます。

試合の中で使うタイミングの難しさ

オフサイドトラップは、試合の流れの中で仕掛けることも可能です。但し、流れの中でオフサイドトラップを使うことは非常に難しくなります。常にピッチ上の全ての動きを把握していなければいけませんし、リスタートの時のように、「せーの」というタイミングで上げることができません。

守備の最終列を作る選手たちが常に周りの状況を感じて、「上げろ」の声で全員がその声を信じて一気にラインを上げることが必要です。失敗すれば即失点に繋がるために、非常に難しい戦術となります。

オフサイドトラップのラインの作り方

オフサイドトラップを狙うためには、1列に揃った最終ラインを常に保つことが重要です。守備網の作り方は、1人のディフェンスリーダーが主導して作れるものではありません。
3人、4人の最終の列を作る選手がお互いの動きを常に意識しておくことで、1列の守備網を作っておくことができます。試合中も練習でもお互いの動きを常に見ておくことが重要です。守備をするの選手は、ボールと自分のマークそして最終の守備網を作る味方の動き全てを見ながらプレーすることになります。

綺麗な1列のラインを作ること

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相手を罠にはめるためには、綺麗な1列の守備網を作っておかなければ、上手くトラップにかけることができません。そのためには、通常はセンターバックの選手が主導権を握って常に細かな選手の上げ下げを行うことが大切です。
また、両サイドバックの選手などは、センターバックの動きに合わせながら動くことになります。しかし、自分のマークとの兼ね合いで付いていく場面と、守備陣の動きを揃えて相手をオフサイドに追い込む使い分けが必要です。

ディフェンスリーダーを作り細かな指示を出す

守備陣を1列に揃えておくには、センターバックの選手がリーダーとなり、細かな修正をしていくことが大切です。しかし、仮に右サイドでボールを回されているような時には、センターバックも右寄りのポジションを取り、体も右を向いている可能性があります。そのような時は、左サイトで全ての状況を把握できている選手がディフェンスに指示を出して全員の上げ下げを行ってオフサイドを狙うことも必要です。
ディフェンスを形作る列では、全ての選手がリーダーとしての自覚を持たなければいけません。

日本代表が見せた高度なオフサイドの戦術

ワールドカップロシア大会で日本代表が行った作戦は、非常に高度な戦術でした。オフサイドトラップを仕掛けに行くことは、戦術としてタイミングを計れば上手く相手をハメることができます。

日本代表のオフサイドトラップが非常に高度なものであったのは、もしも、この作戦が失敗に終わった時に、その保険もかけていたことです。完璧に相手を罠にかけることができましたが、失敗した時のために、上げてくるラインと反対に、下がる役割の選手も作っていました。これが、非常に高度なオフサイドトラップであった部分です。
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たっか | 1,174 view

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