2020年5月6日 更新

プロトコールとは?バレーボールの試合開始前の準備は何があるの?

プロトコールとは、バレーボールの試合がおこなわれる前に、試合を正しく実施させるために諸々の準備をして公式練習を開始することです。審判には、試合前に用具の点検やオーダー表の確認、試合時間の管理といった数々の任務があります。プロトコールは、バレーの試合を公正にするための重要な時間です。

942 view お気に入り 0

バレーボールのプロトコールとは?

man wearing black 13 volleyball jersey photo – Free Person Image on Unsplash (128857)

バレーボールのプロトコールとは、審判が試合開始の吹笛をする前に、試合の準備をする手順のことをいいます。プロトコールは、バレーの試合を時間通りに正しく遂行させるためには欠かせない、大切なプロセスです。

バレーの試合を正確にジャッジをするために、笛と腕時計を携帯した主審と副審の指導のもと、両チームはプロトコールの吹笛からタイムテーブルにのっとり、公式練習をはじめます。

プロトコールの意味

プロトコール(protocol)には、英語を直訳すると4つの意味があります。

・儀式
・典礼
・規定
・議定書

プロトコールは、もともとは​違う宗教や慣習を持つ外交官がフォーマルな席で最低限守るべき習慣を定めたことが始まりでした。

プロトコールの意味を1番簡単な言葉で表すと、約束事となりますが、バレーボールでは、目的を遂行するために必要な流れや手順の意味で使われることが多いです。
英語のprotocolには、プロトコールと呼ばれる場合と、プロトコルと呼ばれる場合の2種類の読み方があります。

バレーのプロトコールの意味

MJクラブ応援インスタ(江東区ママさんバレー) on Instagram: “#ママさんバレーメンバー募集 #江東区バレー #試合開始 #ネットの高さは2m5cm #区民大会” (128828)

バレーボールのプロトコールとは、試合の下準備をして公式練習を始める合図という意味です。プロトコールは公式練習を始めるサインのことを指し、プロトコールが始まってからは、監督も選手も審判団の指示にしたがって行動しなければなりません。公式練習を始める合図からの一連の流れを総称してプロトコールと呼びます。

基本の意味は儀式規定であるプロトコールですが、バレーボールでは儀式ではなく、試合を公正に進行させるための公式練習の開始となります。

プロトコールにかかる時間とは?

プロトコールから試合開始までの時間は約10分です。10分間の短い間に、試合に必要な公式練習判団による確認作業がおこなわれます。コイントスや選手同士の挨拶の時間には規定はありませんが、公式練習の時間は両チームあわせて6分までと決められています。

プロトコールにかけられる時間のトータルは、公式練習の6分を含む約10~11分間です。

プロトコールの手順

 (128839)

プロトコールは、公式練習の開始からサービス許可の吹笛まで、定められた順序で実施されます。
試合開始10分前 公式練習開始
試合開始7分前 公式練習・チームを交代
試合開始4分前 公式練習終了・選手はベンチへ戻る
試合開始3分前 選手全員エンドラインに整列・相手チームと握手
試合開始1分前 スターティングメンバーがサーブ順に横一列に整列
試合開始0分前 主審がサーブ許可の吹笛・試合開始

プロトコール前の準備

審判団は、プロトコール前に試合をおこなうために必要な項目を細かく確認します。

・ユニフォームが規定通りかの追認
・ネットの高さを計測
・アンテナや白帯が曲がっていないかのチェック
・ボールの空気圧を計り、傷がないかを確認
・審判台の高さが適切かの調整

・記録用紙に両チームの監督からサインをもらう

審判の準備が済みしだい、プロトコールのホイッスルを吹きます。

コイントス

 (128829)

コイントスでは、4名が集合して、どちらのチームのサーブから始めるかを公平に確定​するために実施します。

【コイントスで招集されるメンバー】
・主審
・副審
・両チームのキャプテン


コイントスには直径3cm、約10gの専用に販売されているコインが使用され、主審がコインを投げて、裏か表か出た面によってサーブ権を決めます。
公式の大会では主審が正式のコインを用意しますが、ローカルな大会ではじゃんけんで済ませる場合もあります。

公式練習

公式練習には、チーム別に3分ずつの場合と、合同で6分の場合があります。個別に練習する場合は、サーブ権があるチームから先にコートに入ります。

3本の指を立てた主審の吹笛の合図で、サーブ権のあるチームから順に練習が開始となり、3分間の練習後、副審の再吹笛でチームの入れ替えです。
主審は、選手が公式練習をしている間に、ラインズマンを呼んでハンドシグナルの最終確認をします。
 (128525)

37 件

関連する記事 こんな記事も人気です♪

フットフォルトとは?【バレーボールのルール解説】

フットフォルトとは?【バレーボールのルール解説】

バレーボールのフットフォルトとは、サーブでボールを捉える瞬間に、足がエンドラインにかかったときに取られる反則です。サイドラインの仮想延長線上からはみ出した場合も反則を取られます。サーブボールが手を離れた後は、サービスゾーン外やコート内に着地することは許可されています。
まる蔵 | 36 view
リリーフサーバーとは?【バレーボール用語】

リリーフサーバーとは?【バレーボール用語】

バレーボールのリリーフサーバーとは、試合の途中で交替してサーブを打つ選手です。一般的にはピンチサーバーと呼ばれていますが、正式にはリリーフサーバーといいます。大切な場面で起用されるリリーフサーバーは、確実なサーブスキルとプレッシャーに負けない強いメンタルが要求されます。
まる蔵 | 27 view
タッチネットとは?バレーボールのルールを分かりやすく解説!

タッチネットとは?バレーボールのルールを分かりやすく解説!

バレーボールのタッチネットとは、手や体でネットやアンテナを触ってはいけないことに関するルールです。アタックのときなどボールに関連する動作のみに適用されるもので、同じタッチネットに見える行為でも、得点が決まった後やボールと関係のないところでされた行為であれば反則になりません。
emikobayashi215 | 147 view
パッシングザセンターラインとは?【バレーボールのルール解説】

パッシングザセンターラインとは?【バレーボールのルール解説】

パッシングザセンターラインとは、選手の体の一部がセンターラインを踏み越えたときに取られる反則です。ネット際の着地のときにセンターラインを踏み越えやすくなり、自分や相手が怪我をする可能性が高くなります。パッシングザセンターラインは、フォワードプレーヤーの危険防止のための重要なルールです。
まる蔵 | 154 view
バレーボールのコートネームとは?【用語解説】

バレーボールのコートネームとは?【用語解説】

バレーボールのコートネームとは、コート内で呼びあう公式のニックネームのことです。バレーボールなどの展開の早い試合では、聞き取りやすい名前で呼びあうことで連携ミスを防ぐことができます。短く発音しやすいコートネームは、選手の特徴などさまざまな由来から付けられています。
mana | 210 view

この記事のキーワード

この記事のキュレーター

まる蔵 まる蔵
amazon