2020年1月9日 更新

ジンガステップのやり方とは?足元の技術をアップさせる練習法を解説

ブラジルの多くの選手が身に着けているジンガステップは、サンバのような華麗なステップを用いてディフェンスを抜き去るドリブルテクニックに応用されています。つまり、ジンガを練習すれば足元の技術向上に役立ちます。足元の技術向上を目指すための練習方法として、今ジンガが注目を集めています。

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ジンガステップとは?

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ジンガステップはネイマールをはじめとするブラジル人が継承するサッカーの基本技術の1つです。ジンガステップとは、独特のリズムを必要とする武芸カポエイラの基本ステップになぞらえています。

ブラジルの選手たちは、子供のころから武芸であるカポエイラを学び、ストリートサッカーの中でジンガステップを自然と身につけていくことから、文化的な影響を受けているといえます。

このジンガステップはペレの時代から現代のネイマールの時代までしっかりと受け継がれており、ジンガステップを基本にさまざまなドリブル技が生み出されています。
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カポエイラとは?
カポエイラとは、16世紀前半にブラジルに奴隷として連れてこられたアフリカ人が支配者からの暴行などから身を守るために編み出された護身術です。奴隷たちの格闘技の練習は支配者により禁止されていたので、音楽や歌に合わせ、あたかもダンスをしているかのようにカモフラージュさせることによって圧力を受けることなく後世に残し、現在に伝えられてきました。

ジンガステップの効果

足元の技術向上

しょうた@21 on Instagram: “ダニエウ・アウヴェスhappy birthday🎉🎉㊗️36歳#サッカー#ブラジル代表#パリ・サンジェルマン#PSG#ダニエウ・アウヴェス#DF#MF” (100174)

サッカーにおいてジンガステップが最大の効果を発揮する場面は、ボールを保持している状況でディフェンス数人に囲まれてしまった状況です。この状況において、ジンガステップで身に着けたボールキープ技術により、ボールが足元にからみつくように局面を打開することができます。

ボールが足にからみつくことにより、ディフェンスはファールを恐れて足を出してボールを奪うことができなくなります。また、ジンガステップによりボールコントロール能力も向上するので、トラップミスを減らすこともできます。まさにジンガは足元の技術向上に役立つわけです。

リズム感の向上

幕張の風人 on Instagram: “小学生の時のあこがれはカレッカだった! ランバード(ミズノ)のスパイク履いていてびとくりしたけど、中学入って初めて買ったスパイクをランバードにしたなあ。  メキシコの太陽を浴びたカナリアのユニフォームがいまだに凄く目に焼き付いてる!  #ブラジル代表…” (100176)

ジンガステップはただ単にボールコントロール能力を向上させるだけではなく、独特のリズム感を身に着けることができます。元々ジンガステップは、武芸であるカポエイラだけではなく、ブラジルのサンバも関係していると言われています。

サンバのリズムのようなステップを踏むやり方で独特なボールタッチになり、相手ディフェンスを攪乱することができます。一般的なリズムのドリブルはディフェンスは対応しやすくなりますが、サンバのような独特なリズムのジンガステップに、ディフェンスは予測しづらくなり、リズムを崩してしまいます。

ジンガステップのやり方

ジンガステップのコツ

ジンガステップのコツは、上半身を脱力させながら、ボールを足首から下全体でなめることです。

上半身の力を抜いて、ユラユラと横揺れさせながらリズムよくステップを踏みながら素早く動かすことで、ボールを足にからみつかせるようにキープします。素早くステップを踏むことで通常の人が1回ボールにタッチする間に2~3回ボールタッチできます。

また、上半身に力が入ってしまうと、うまくバランスをとることができなくなります。さらに上半身をユラユラと横揺れさせることが相手ディフェンスへのフェイントにもなります。

ジンガステップの基本

ジンガA

ジンガA

ジンガAは、ジンガステップの基本中の基本で、ボールを足の裏でなめる感覚を養います。やり方は、土踏まずの辺りの足裏でボールを扱い、足首のスナップでボールを左右交互に触ります。このとき足首を柔らかくしてスナップをきかせ、ボールを常に体の真下にはじき出します。

最初はゆっくり土踏まずでなめることと、足首のスナップをきかせることを意識し、慣れてきたら徐々にスピードを上げていきます。

ジンガB

ジンガB

ジンガBからはステップが混じります。やり方は、ジンガAのように足裏を使ってボールを外側になめるように出し、反対側の足裏でさらに外側にボールをなめて、軸足の踵内側でボールをチョンと触ります。ポイントはリズムよくボールタッチすることです。右足、左足、右足の踵でチョン、左足、右足、左足の踵でチョン、これを繰り返します。

考えるよりもリズムで覚えるほうが理解しやすいといえます。最初はボールを置かずに、足だけでステップを覚えるやりかたが有効です。

ジンガC

ジンガC

軸足後ろにボールが来るように、ボールを斜め後ろに引き、インサイドではなく、インステップで前に押し出します。逆の足裏でボールをキャッチし、そのままなめるように外側に滑らせ、インサイドでタップします。

ポイントは体の向きです。右足でボールを引いて、左足の軸足後ろにボールを通す場合には、体を斜め右に向けるとやりやすくなります。右左とリズムよくステップを踏むと上手くできるので、初めはボールなしでステップから覚えると上達が早まります。
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