2019年10月21日 更新

ジンガのやり方と練習方法とは?ブラジル仕込みの上半身をマスターせよ

サッカーは世界共通のスポーツとして根付いていますが、各国によってその特色は違います。今回はブラジルサッカーの特色とされるジンガに注目し、ブラジル仕込みの上半身ののリズミカルな動作のマスターまで、ジンガのやり方と練習方法を徹底解説していきたいと思います。

  
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ジンガとは?

スーパージンガ!

サッカーにおけるジンガとは、一般的に、上半身を揺らしながらリズミカルなステップでボールをコントロールする、最強ボールキープ術とされています。

ジンガの発祥は、ブラジルです。ジンガはポルトガル語で「揺れる」「フラフラ歩く」という意味で、サッカーだけではなく、ブラジルでは伝統的なダンスのサンバや格闘技のカポエラの方法にも共通する身体の動きを指すとされています。

ジンガはブラジルでは文化的にとても深く根付いたもので、ブラジルのサッカー選手は幼少期からジンガとの関わりが深いため、練習によらずに、知らず知らずのうちにジンガというテクニックを身に付けているとされています。

ジンガの4つのメリット

Isao Ito on Instagram: “*今日のボール遊び。サッカー始めてから約5ヶ月。とにかく今が楽しいみたい。#ナイキフットボール #ジンガ #U8#サッカー少年” (37572)

ジンガのメリットとしては、リズム感の向上、ボールキープ力の向上、ボールタッチの柔らかさ、ボールコーディネーション能力の向上があげられます。リズム感の向上・ボールキープ力・ボールタッチの柔らかさはどれもサッカーの基本的技術として大切なものです。

サッカーには様々な足技、ステップという方法がありますが、ジンガはサッカーに役立つ足技やステップを取得することを容易にしてくれるテクニックであることは間違いありません。

①リズム感の向上

ジンガにはリズム感が必要となります。つまり、ジンガを練習するということは、リズム感が向上するということです。ジンガのルーツがブラジルのサンバにある以上、ジンガでリズム感が向上することはある意味必然といえます。

サンバのステップは次々に休まず次の足が出てくることに加え、上半身の動きが特徴で、サッカーの上半身のフェイントやボールタッチには非常に良い影響を与えます。右足でサッカーボールをタッチしたら、すぐに左足を出してタッチすることが重要なのですが、なかなかできません。サンバのリズム感で、すぐに次の足が出てくることに加え、独特な上半身のリズム感を体で覚えることで相手ディフェンダーをかわすことに役立ちます。

②ボールタッチの向上

ジンガを練習するメリットとして、ボールタッチの向上があげられます。ジンガとはサンバのようなリズムでステップを踏み、柔らかくボールタッチを行うテクニックです。ボールタッチが柔らかくないと、ボールタッチが大きくなり、足技のダブルタッチのように、タッチした次の足ですぐにタッチをすることができなくなります。

さらにトラップの方法にも影響します。ジンガを練習することでボールタッチが向上し、そしてダブルタッチやトラップといったサッカーテクニックの向上につながるわけです。

③ボールキープ力の向上

ジンガを練習してリズム感、ボールタッチの柔らかさを得られると、ボールキープ力の向上という最大のメリットが得られます。ジンガの方法とは柔らかいボールタッチによって、常にボールが足にまとわりついている感じで足からボールが離れません。相手ディフェンダーは、ボールが足から離れた瞬間を狙ってボール奪取を試みるため、相手ディフェンダーにボールを奪う機会を与えないということが言えます。

そしてジンガ独特のリズムでボールを前後左右に動かす方法によって、相手ディフェンダーは足を出すタイミングをつかめなくなります。このような理由から、ジンガのメリットとしてボールキープ力の足技向上につながることがわかります。

④ボールコーディネーション能力の向上

ボールコーディネーション能力とは、リフティングやドリブルやパスなどのボールコントロール方法を自分のリズムでつなぐテクニック練習のことをいいます。

ボールコーディネーションの目的は、身体の動きをスムーズにすることなので、ボールコーディネーション能力が高いということは、身体の動きがスムーズであることを意味します。身体の動きがスムーズになればリズムのよいドリブルにつながり、1対1のかけひきや、数人の相手ディフェンダーに囲まれた際にも、前後左右にリズミカルなドリブルをすることでスペースを作り、突破するきっかけ作りに役立ちます。

ジンガを得意とする選手とは?

実際にサッカーにおいてジンガを基本方法として素晴らしい足技を持っているプレーヤーを見ていきましょう。

ジンガを基本方法にして素晴らしい足技を用いる代表的プレーヤーは、サッカーの王様と呼ばれるペレ、元バルセロナでパリサンジェルマンで活躍するブラジルのスーパースター、ネイマール、サンバサッカーのロナウジーニョ、ドリブルキングのロビーニョです。

ペレ

Co” on Instagram: “めちゃくちゃおもろかった🙄🙄サッカーしてた人とか絶対見るべきやわ#ペレ #ペレ伝説の誕生 #soccer #brazil” (37568)

サッカーの王様と称されたペレの卓越したリフティングやファンタジスタな足技は、ブラジル発祥の足だけを武器に戦う方法である格闘技、カポエラのステップやジンガを基本にしたものです。

ジンガのステップを速めたものがサンバの動きで、ペレの足技にはサンバのステップも応用されています。サッカーの練習だけでは得られないペレの独特のステップは、ジンガを基本方法としているわけです。

ネイマール

Soma on Instagram: “俺の中でno.1プレイヤー#ネイマール#1番#上手すぎ#シウバ#サントス#ジュニオール #ネイマール、ダ、シウバ、サントス、ジュニオール” (37569)

今やメッシやクリスチャーノ・ロナウドと肩を並べるまでの世界的サッカー選手に成長したネイマールのスーパーな足技も、基本方法にはジンガがあります。

ネイマールの特徴は、ボールに触れないで上体だけをフラフラと揺らして相手ディフェンダーを惑わせたところで一瞬のスピードで抜き去る方法のドリブルです。この上半身を揺らすテクニックもジンガやカポエラが源にあります。

ネイマールは幼少の頃からストリートサッカーの中でジンガを学んだとされています。ネイマールもペレと同じく、ブラジルでトレーニングを積んだわけではなく、ストリートサッカーなどごく自然な生活の中でジンガを身に付けたといえます。

ロナウジーニョ

ゆーま on Instagram: “#ロナウジーニョ” (37570)

元ブラジル代表、バルセロナなどで活躍した日本でもお馴染みの世界的サッカー選手として知られるロナウジーニョもまたジンガをサッカーの基本方法として独特のリズムでピッチの上で踊り続けた選手です。

ロナウジーニョの場合、その華麗なステップから披露する足技を「サンバサッカー」とも呼ばれていました。2005年には世界最高のサッカー選手に贈られるバロンドールも獲得しています。
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