2019年8月1日 更新

トップスピンがかからない理由とは?フォームと打ち方を改善しよう【テニスコーチ監修】

現代テニスでは必須ともいえるトップスピンですが、なかなか回転がかからなくて悩んでいる方は多いです。トップスピンがかからない理由を4つパターンに分け、理由と改善方法をお伝えします。テニスで自信をもってトップスピンが打てるように、ご参考ください。

  
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テニスのトップスピンとは?

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テニスのトップスピンとはボールに順回転を与えボールを急激に落下させることでコートに収めやすくするショットのことを言い、テニスで習得したい技術の1つです。

トップスピンをかけることで、バウンド後も勢いを保つことができ、ショットの安定とボールの勢いの両方を手に入れることができます。また、不安定になりやすいフォアハンドでも自信をもって打球することができ、現代のパワーテニスでも主流のショットになっています。

トップスピンを打つためにはボールに縦回転を与えるための面の向きやスイング軌道といった打ち方やフォームが必要です。

ストロークにトップスピンがかからない4つの理由

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メリットの多いトップスピンですが、トップスピンをかけようと意識するあまりにかえって回転がかからないということがあり、特に多い理由は4つです。

①グリップを握ってしまうこと
②スイング軌道が平行になること
③腕のみのスイングとなること
④小手先でトップスピンをかけようとすること


グリップを変えることも一つの手段となりますが、基本的にはどの握りでもボールに回転を与えることはできます。重要なことは、インパクト時の面の角度やボールの触り方になり、さらにボールに勢いを与えるためのスイングフォームが重要となります。
それぞれの原因について理由と改善方法をフォアハンドにフォーカスし、お伝えしていきます。

トップスピンのグリップ力を改善する方法

テニスのストロークでは、グリップ力が打ち方・フォームすべてに影響を与え、トップスピンでも同様のことが言えます。特にバックハンドストロークに比べ腕の自由が利くフォアハンドストロークでは、自由に腕を動かせるがゆえにグリップを握って腕だけでスイングをしてしまう現象が起き、トップスピンを難しくさせています。

不安定なフォアハンドだからこそ、腕に頼らずに体全体を使用した打ち方を身につける必要があり、まずはテニスの打ち方に不可欠なグリップ力を見直すことが重要です。

回転がかからない理由

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グリップを握りすぎてしまうことで、トップスピンがかからない理由は3つあります。

・ラケットとボールが衝突してしまう
・ラケットダウンができない
・インパクト時にラケットが加速しない

グリップを握るということは腕に力が入っているということに繋がります。その結果、スイング時に自然に行われるラケットダウンができなかったり、体全体を使用したスイングができず、テニスラケットの加速速度があがらないためトップスピンがかからなくなります。トップスピンのかけ方を正しく習得するためには、グリップを握るのではなく支える感覚を作ることがコツとなります。

正誤比較

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フォアハンド時にグリップを握ったスイングをしてしまうと、上図のようにラケットが下がらず横ぶりの原因になっています。

対してグリップを軽く支える状態でスイングした場合は、腕に力が入っていませんので、自然にラケットダウンができていることがわかります。

回転をかけようとするとどうしても腕やグリップに意識がいきがちですが、逆に力を抜くことで自然なフォームとなり、トップスピンをかけるための動作へとつながっていきます。

改善方法

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テニスのトップスピンに必要なグリップを支える感覚を作る方法は3つです。

・指の関節でグリップを握りこむ
・グリップを横ではなく斜めから握りこむ
・手のひらがグリップから浮かした状態を作る

グリップを握ってしまう方の特徴として手のひらがグリップにくっついた状態となってしまいます。上記の方法でグリップを握ることで、グリップの握りすぎが改善され、トップスピンに必要なラケットダウンやスイング加速を可能にします。

トップスピンの平行スイングを改善する方法

テニスのトップスピンのかけ方のコツとしてスイング軌道は重要な要素となりますが、自身がどのようなスイング軌道をしているのかわからないという方は多くいます。

平行スイングになってしまう人の特徴として、体が正面を向いたままスイングをしてしまうことです。

本来打球前にターンをし、体の回転に伴いラケットダウンが起こり、下から上のスイング軌道となります。しかし、平行スイングになってしまう方は、テークバック時に腕でラケットを引いてしまう傾向が強くなり、グリップを握っているためラケットが落ちずに平行スイングになってしまいます。

回転がかからない理由

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平行スイングの場合、打球方向に対してボールを真後ろから捉えてしまい、回転を与えることができません。平行スイングをしたままボールに回転を与えようとすると、面の向きを変えてボールの上側をこするようなスイングとなり、こねるようなスイングになってきます。

テニスボールに縦回転を与えるためには、ラケット面の中でボールを転がすように薄い当たりが必要となりますが、平行スイングで回転をかけようとするとラケット面が下をむいてしまうため、ボールがネットを超えないといった悪循環となります。

正誤比較

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フォアハンドでは片手でラケットを持つため、余計な力が入りやすくなり、ラケットが寝た状態となり横ぶりになります。
対して正しいトップスピンのかけ方をしたフォームの場合、テークバック時にラケットが立った状態になり、円運動のスイングになっています。

平行スイングで悩んでいる方の大半はテークバック時に右手始動でテークバックを取ってしまいます。グリップを必要以上に握らないためには、右手始動でテークバックを取らずに、左手を始動でターンを作っていきましょう。
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