2020年5月4日 更新

アメフトとラグビーの違いとは?ルールがゼロからわかる一覧まとめ

アメフトとラグビーの違いをご存じでしょうか。アメフトとラグビーは似ているといわれますが、実はルールも全く異なります。それぞれの違いをまとめた一覧を見れば、初心者でも簡単に理解できます。アメフトとラグビーの違いや特徴を理解すると、より一層観戦を楽しむことができるようになります。

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アメフトとラグビーの違いとは?

アメフトとラグビーの違い

アメフトとラグビーの違い

アメフトとラグビーは似ているといわれることが多いスポーツです。2つの競技はの違いは大きく分けて4つあります。

・基本ルールの違い
・細かいルールの違い
・用具・道具の違い
・起源・ルーツの違い


初めて試合をみるかたや初心者の方にアメフトとラグビーの違いを簡単にご紹介します。

アメフトとは?

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アメフトとは、アメリカンフットボールの略であり、フットボールの一種です。
楕円形のボールを使い二つのチームでまるで陣取り合戦のように競い合います。
アメフトという呼び名のほかにも、アメリカの球技なので米式蹴技と呼んだり、鎧のような防具をつけることから鎧球とも呼ばれます。

ラグビーとは?

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ラグビーとは、ラグビーフットボールの略です。なので、アメフト同様にラグビーもフットボールの一種です。
楕円形のボールを使うことや、陣取り合戦のような競い合い方もアメフトと似ていますが、ラグビーは人数やルールの違ういくつかの種類に分かれているのが特徴です。
日本では通常、ラグビーというと男女ともに15人制のラグビーユニオンのことを指します。
ラグビーという呼び名以外に、闘球やラ式蹴球とも呼ばれます。

アメフトとラグビーの基本ルールの8つの違い

アメフトとラグビーの基本ルールの違い

アメフトとラグビーの基本ルールの違い

アメフトとラグビーでは、以下の8つの基本ルールが大きく異なります。
・試合時間
・プレー人数
・選手交代
・コートの大きさ
・ゴールポスト
・得点
・得点寳保方法
・ハドル(作戦会議)

どんなスポーツでも、基本のルールを理解していないと楽しむことができません。まずはアメフトとラグビーの基本のルールをしっかりと理解しましょう。
比較項目 アメフト ラグビー
試合時間 第4クォーター各12分 前半後半各40分
プレー人数 11人×2 15人
選手交代 無制限 実質8人
コートの大きさ 長方形 ほぼサッカーと同じ
ゴールポスト Y型 H型
得点 5パターン 5パターン
得点方法 ボールが地面につかなくていい ボールが地面につかないといけない
ハドル(作戦会議) 1プレーごと プレー中には無し

①試合時間

【アメフト】
アメフトの試合は4つのクォーターに分かれ、日本では通常1クォーター12分です。
ハーフタイム12分はありますが、ロスタイムがありません。その代わりプレー進行中のみ時間が進みます。

【ラグビー】
ラグビーは前半後半それぞれ40分の合計80分と、ハーフタイム12分が設けられています。
選手の怪我などで試合を止めていい時間は1分以内と決まっているため、ロスタイムも最後に追加されます。

②プレー人数

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【アメフト】
アメフトは、オフェンスとディフェンスでメンバーが交代します。それぞれ11人で構成されるので、オフェンスとディフェンス各11人×2となり、全体で22人がプレーに参加することになります。

【ラグビー】
日本のラグビーはラグビーユニオンが基本なので、15人でプレーをします。
攻守ともに変わることはなく、サッカーのように15人それぞれにオフェンス・ディフェンスの役割が割り振られています。

③選手交代

【アメフト】
アメフトは選手の交代に制限はなく、何度でも交代ができます。そして一度ベンチに下がった選手でも、また交代をすればグラウンドに戻ることができます。

【ラグビー】
ラグビーも何度でも選手の交代ができます。しかし、一度ベンチへ下げた選手を再度グラウンドに戻すことはできません。ベンチメンバーが8人なので、実質交代は8人までということになります。

④コートの大きさ

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【アメフト】
アメフトのグラウンドは長辺約109.73mと短辺約48.78mの長方形です。そして四方をエンドラインで囲んであります。
ラグビーやサッカーと比べると細長い形になっています。

【ラグビー】
ラグビーのコートは縦長辺100mと短辺70mなので、サッカーのグラウンドとほぼ同じ大きさです。なので、サッカーのグラウンドがあればラグビーの試合をすることが可能です。

⑤ゴールポスト

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【アメフト】
アメフトのゴールポストは一本足のY型のみです。エンドライン上にゴールポストがあり、パスキャッチなどの際に邪魔になってしまう可能性があるので、かならずY型であるようにと、規定されています。

【ラグビー】
ラグビーのゴールポストは二本足のH型が主流です。しかし、ゴールライン上にあるため邪魔になる可能性が低いので、規定されているわけではありません。なのでH型以外のゴールポストも存在します。

⑥得点

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アメフトの得点は5パターンがあり、キックは1種類のみとなります。ラグビーの得点もトライで2種類、ゴールキックで2種類の計5パターンあります。
アメフトの得点パターン 得点
タッチダウン 6点
フィールドゴール 3点
プレイ 2点
セーフティ 2点
キック 1点
ラグビーの得点パターン 得点
トライ 5点
ペナルティ 5点
コンバーションゴール 2点
ペナルティゴール 3点
ドロップゴール 3点

⑦得点方法

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【アメフト】
タッチダウンはボールを地面に着地させなくてもよく、ボールを持ったまま走りインゴール内に入れば得点になります。

【ラグビー】
ラグビーのトライはアメフトとは違い、インゴール内にボールを持って入っただけでは得点になりません。ボールを地面に着地させた時点で得点になります。

⑧ハドル(作戦会議)

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【アメフト】
アメフトは、パスの失敗やタックルをされた時などに1プレーが終了します。1プレー終了から次のプレーに移るまでの間にハドルとよばれる作戦会議の時間が与えられます。スピーディーな攻撃を意識している場合はハドルを行わないこともあります。

【ラグビー】
ラグビーはアメフトと違い1プレーごとにプレーが中断されません。プレー中に作戦会議の時間はなく、試合前やハーフタイムの時間のみとなります。

アメフトとラグビーの細かいルールの違い

アメフトとラグビーの他の違い

アメフトとラグビーの他の違い

アメフトとラグビーの違いは、基本的なルールの違いだけではありません。ポジションなどさまざまな違いがあるのでしっかり確認しましょう。

・ポジション
・パスの仕方
・タックル
・反則
・怪我の発生率
比較項目 アメフト ラグビー
ポジション 攻守でメンバーが変わり、細かい フォア―ドとバックスの大きく2つ
パス 前に向かってパスして良い 前に向かってのパスはいけない
タックル 全ての選手にタックルできる ボールを持つ選手にのみ
反則 イエローカード・レッドカードがない イエローカード・レッドカードがある
怪我の発生 スポーツ界でナンバーワン アメフトよりは低い

①ポジション

【アメフト】
アメフトではオフェンスとディフェンスでメンバーが変わります。さらにその中でも細分化されるので、ポジションの種類も多いです。1人が攻守複数のポジションを兼任することもあります。

【ラグビー】
ラグビーはフォワード8人とバックス7人に大きく分けられています。フォア―ドは1番から8番の選手で、試合中にスクラムを組むメンバーです。一方バックスは、得点を狙う9番から15番までの選手のことを指します。

②パス

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【アメフト】
アメフトは前にボールをパスことができます。下手投げの方法もありますが、より前方にそして確実にボールをパスするために野球のような上手投げでパスをすることが多いです。

【ラグビー】
ラグビーは前にパスをすることができず、自分より後ろにしかパスを出すことができません。なので、パスの方法も下手投げが基本です。前にパスを出してしまうと反則となるので要注意です。

③タックル

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【アメフト】
アメフトでは、ボールを持っている選手以外にもタックルができます。味方にタックルしようとしている相手を止めるためにブロックとしてタックルをすることがあるからです。なので、コート内のいろいろな場所でタックルが行われています。

【ラグビー】
ラグビーでは、ボールを持った選手の前進を防ぐ場合にのみタックルができます。アメフトとは違い、ボールを持った選手以外へのタックルは反則となってしまいます。

④反則

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【アメフト】
アメフトでは反則行為をするとダウンを失ったり、陣地の後退などはありますが、イエローカードとレッドカードというものは存在しません。
しかし、よほど酷い反則をすると資格没収という強制退場及びその試合の出場権を失います。

【ラグビー】
ラグビーではイエローカードとレッドカードが存在します。ラグビーでは一時退場というものがあるのが特徴です。イエローカードを出されると10分間の一時的退場になり、レッドカードでは即退場です。

⑤怪我の発生程度

【アメフト】
アメフトは鎧のような防具をつけていますが、同時にタックルの頻度も多いため、怪我の発生率も上がります。また、防具のある安心感から全力でタックルしてしまうことも怪我の発生率が上がる原因の一つです。

【ラグビー】
ラグビーの怪我発生率はアメフトよりは低いです。頑丈な防具はないですが、ボールを持っている人にしかタックルができないので、不意打ちでタックルされるということがない分、発生率が低く抑えられています。
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