2020年4月19日 更新

フットサルのポジションの名前とそれぞれの役割とは?【初心者ガイド】

フットサルの各ポジションについて、その独特な名前やそれぞれの役割について解説。また、各ポジションそれぞれの動きや、各ポジションに向いている人などについても説明しています。さらに、フットサル初心者におすすめのポジションについても詳しくご紹介します。

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フットサルのポジションの基本

フットサルはサッカーと同じようなものだと思われがちですが、そのポジションの名前はサッカーと異なります。フットサルには守備的なポジションの名前であるフィクソや、攻撃的なポジションの名前であるピヴォなどの名前があり、これらはポルトガル語です。

フットサルの各ポジションの役割や動き方としては、サッカーと似ている部分もあります。しかし、フットサルにおいては人数が5人のみであること、交代が自由であること、攻守の切り替えがとても速いということなどから、サッカーとは違う役割や動きを要求されることも多くあります。

そのため、各ポジションの役割や動き等についてはサッカーとは違うものとして理解することが大切です。

フットサルの主な4つのポジション

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フットサルのフォーメーションには、大きく分けてボックス型とダイヤモンド型があります。

ボックス型は4人の選手をボックス型び配置した、基本的に遅攻をメインとしたスタイルです。遅攻をメインとしているため、チームの選手がそれぞれ安定したボールキープ力を持っていることが求められます。

したがって、フットサル初心者が多かったり、初心者のみというチームには向かないフォーメーションです。
これに対してダイヤモンド型は、4人の選手をダイヤモンド型に配置したフットサルのフォーメーションの基本形とされています。
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このダイヤモンド型のポジションには、ピヴォ(トップ)、左右のアラ(サイド)、フィクソ(バック)、そしてゴレイロという名前がついています。
ここでは、この4つのポジションについて、それぞれの役割・動き等を詳しく解説していきます。

フットサルのポジション解説①ピヴォ

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ピヴォの役割

ピヴォ(PIVO)とは、ポルトガル語で「要点」「中心・軸」という意味を表しています。

ピヴォはフットサルにおいて、攻撃時にはゴールを決め、守備時には一人目のディフェンダーとなって相手の攻撃を遅らせることがその役割となります。このようなポジションであるピヴォは、サッカーでいうとセンターフォワードと同じような役割を果たします。

相手ゴールに一番近いポジションがピヴォですので、味方からパスをもらったらまずはシュートを狙うというのが基本姿勢となります。

具体的には前線でボールキープしてからのパス、もしくは振り向いてのシュートといったプレーを行うことが多くなるでしょう。

ピヴォの主な動き

ピヴォはチームの中で常に攻撃の中心となり、相手陣内で身体を張ってボールをキープし、常にゴールを狙う動きが求められます。そのため、ピヴォは相手の守備の選手(フィクソ)を背中に背負い、味方から送り込まれてくる縦パスをキープするくさびの動きができなければいけません。

また、相手のフィクソはピヴォにシュートを打たせないように厳しくマークしてくるので、そのようなマークに耐えながら、くさびの動きができるような強い身体・体幹がピヴォには求められます。

さらに、ピヴォは守備時には一人目のディフェンダーとなります。ここでピヴォは、相手側のパスコース等をなるべく限定し、攻撃のスピードを遅らせるという役割が求められるのです。

ピヴォがここでしっかりと守備をすることで、味方の後ろのポジションの選手の守備が楽になります。

ピヴォに向いている人

ピヴォは攻撃の中心となる選手ですので、サッカーでセンターフォワードの経験がある、攻撃的な能力を持っている方が向いているポジションといえます。

しかし、サッカーではフォワードの守備はあまり重視されない時もありますが、フットサルは全員守備が基本です。そのため、サッカーでフォワードの経験があっても、守備をあまり行ってこなかったという人は、ピヴォを努める際は守備の意識をかなり高く持つ必要があります。

また、ピヴォは前線でボールをキープし、くさびの役割を果たすことが求められるため、厳しくマークされてもボールをキープできる、キープ力を持っている方、守備側の選手を背中に背負ってもびくともしない体幹を持っている方などが、ピヴォのポジションに向いているでしょう。

フットサルのポジション解説②アラ

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アラの役割

アラ(ALA)は、ポルトガル語で「線」「サイド」という意味を表しています。ダイヤモンドのフォーメーションの場合、コートの両サイドにアラは位置しています。

アラには守備時にはフィクソの、攻撃時にはピヴォのサポートをする役割がありますので、サッカーでいうとサイドハーフにようなポジションとなります。

アラには、攻撃時ではピヴォに攻撃的なボールを配給して攻撃にリズムを加えたり、サイドからドリブルを仕掛けたりする役割があります。

また、守備時にはフィクソ・ピヴォとも連携をとりながらパスコースを限定するなどの守備を行います。さらに、相手のアラとボールを奪い合い、優位なポジションを取り合ったり、駆け引きをする役割もあります。

アラの主な動き

アラの攻撃時の具体的な動きとしてはピヴォのサポート役として、ピヴォにパスを出す、サイドからクロスをあげるといった動きの他に、自ら中に切れ込んで、シュートを打つといった動きも必要です。

このようにアラの動きはバリエーションに富んでいることから、アラには豊富な運動量が必要となります。また、アラは守備時にはフィクソと連携をとりながら守備を行いますので、高いコミュニケーション能力も必要になるでしょう。

さらに、フットサルのポジションの中では、比較的上下動を多く繰り返すポジションでもあるため、チームで一番のスピードも必要です。

サイドラインを突破したアラが逆サイドにシュートパスを供給し、逆サイドのアラがファーへ詰めてゴールというのもフットサルではよくあるシーンです。このようなシーンを生み出すために、アラにはスピードが求められるのです。

アラに向いている人

アラのポジションを努めるには豊富な運動量が必要です。
また、アラは攻撃時にはピヴォのサポート、守備時にはフィクソのサポート役となることが求められるポジションです。そのため、フォア・ザ・チームの精神を強く持てるタイプの方はアラに向いているといえます。

その他、アラはサイドからコートの中に切れ込むというプレーが、サッカーより多くなっています。そのため、左アラを右利きの選手が、右アラを左利きの選手が務めることも珍しいことではないようです。よって、自分の効き足が右だから左サイドのアラにはなれない、ということはないようですので安心しましょう。

また、アラにはどうしてもスピードが求められます。サッカーでいうとウイングバックなどで、高いスピード能力を発揮してきた経験のある方が向いているでしょう。

フットサルのポジション解説③フィクソ

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フィクソの役割

フィクソ(FIXO)は、ポルトガル語で「固定される」「舵取り」という意味を表しています。その他BEQUE(ベッキ)と呼ばれることもあるポジションです。

守備の要となりながらも、攻撃の起点となるポジションがフィクソで、ゴレイロの前に位置している、守備の要の役割を果たしながら、攻撃の起点ともなるポジションです。

また、サッカーのポジションでいうセンターバックの役割を果たし、守備の中心のポジションとして、フィールドプレーヤーの選手の守備の指揮を取る役割もあります。

味方の攻撃時のフィクソの役割としては、後方から前線へパスを送ったり、パスを駆使しながらゲームを組み立てる役割も果たします。これはサッカーのポジションでいうボランチの役割で、フィクソの選手がボールをしっかりとコントロールし、ゲームをコントロールすると、試合のペースが握りやすくなります。

フィクソの主な動き

フィクソは守備のポジションのため、ゴレイロの前のエリアが主戦場となります。しかし、サッカーと違い、フットサルの場合はポジションチェンジが激しいという特徴があります。そのため、フィクソもセンターバックのように中央のエリアだけでなく、サイドの空いたスペースもケアする必要があります。

攻撃時は、サッカーのポジションでいうボランチのような動きが求められるため、パスを駆使するパスセンスや、時にはロングシュートを狙うようなシュートセンスも求められます。また、チャンスがあればアラの選手とポジションチェンジをして、前線に積極的に飛び出してシュートを放つといった、シャドーストライカーのような、攻撃的センスもフィクソには求められます。

フィクソに向いている人

フィクソは前述の通り、フィールドプレーヤーの守備の要のポジションです。

ゴレイロの前に位置して守備の砦となりますが、フットサルではサッカーと違ってポジションチェンジ等が激しく、その分フィクソには臨機応変な対応が求められるため、チーム全体に落ち着きを与えるような、存在感のある方が向いているでしょう。チームの最後方に位置するフィクソが落ち着いていると、チーム全体が落ち着き、ゲームを自分たちのペースで進めやすくなります。

フットサルでは、フィクソが攻撃時にロングシュートを放つという場面は多くあります。そのため、守備力と共にシュート力も併せ持っている方は特にフィクソに向いています。さらに、攻撃時のポジションチェンジや、守備時のサイドの空いたスペースのカバーリングを行える、豊富な運動量も備えていればベストです。
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