2018年9月8日 更新

オジースミスの守備特集!メジャーで史上最高の遊撃手と言われた天才

ベースボール界の『オズの魔法使い』といえば、アメリカ野球殿堂入りしているオジースミス氏を指します。ここでは、メジャーで史上最高の遊撃手と言われた天才であるオジースミスの来歴と共に、魔法使いと呼ばれる所以について紹介すると共に、オジースミスの守備についても解説します。

  
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世界最高の遊撃手オジースミスとは?

オジースミスのプロフィール

baseball/softball lifestyle on Instagram: “Ozzie Smith is arguably the best defensive SS of all time, who do you think is the best in the game now? Comment & tag that player…” (54510)

オジースミス(Ozzie Smith)は、1954年12月26日生まれの元メジャーリーグベースボール(MLB)プレイヤーです。

■身長:約180.3cm
■投球/打席:右投/両打
■ポジション:ショートストップ(遊撃手)
■主な所属チーム:サンディエゴ・パドレス(1978-1981)セントルイス・カージナルス(1982-1996)

彼は、野球選手としては比較的少数派といえる、守備力で名を遺した選手で、そのプレーは「オズの魔法使い(The Wizard of Oz)」という異名が相応しいとありありと感じさせるものです。また、カージナルス所属時に彼がつけていた背番号1は、永久欠番になっています。

メジャーリーグでの成績

オジースミスがメジャーリーガーとしてプレイした19年間で残した主な成績は次の通りです。

■通算出場試合数:2573試合
■通算安打数/通算打率:2460本/2割6分2厘
■通算本塁打数:28本塁打
■通算盗塁成功数:580盗塁(通算盗塁死数148)
■通算捕殺数:8375捕殺
■通算失策数:281失策

打率や本塁打数を見ての通り、スラッガーではありません。注目すべきは2018年時点でもメジャーリーグ記録である8375捕殺と、それに対して非常に少ない281失策。捕殺数と失策数から導き出される通算守備率は9割7分8厘となり、事実上彼が守るショートに打球が飛べば、アウトは免れないといえます。

オジースミスの評価

その堅実さと華麗さを兼ね備えた守備力で、「The Wizard of Oz」と呼ばれたオジースミスですが、彼を表現する言葉は数多くあります。

『年間50~75点ぐらい防いでくれる選手』
『守備の立場から試合の流れを変える特別な人間』
『史上最高の遊撃手』


これらは、スポーツジャーナリストや野球ファンの言葉ではなく、決して大袈裟に話しているのではありません。彼と同じメジャーリーガーや、彼のチームの指揮官などがオジースミスについて話した言葉なのですから、彼の守備力に対する評価の高さがうかがえます。

オジースミスの守備の特徴①キャッチング

@stlcardsfan4 on Instagram: “#ozziesmith #springtraining #stlcardinals #birdsonthebat #stlcards” (54969)

野球の守備では、いろいろな要素がありますが、ピッチャーが打者に対して投球したボールを打者が打って始まるワンプレーにおける守備は、キャッチングから始まります。
オジースミスがメジャー最高の遊撃手の一人に挙げられる理由はその守備力にあるわけですが、そのキャッチングは華麗であり正確です。

ここではショートの守備におけるオジースミスのキャッチングについて触れるわけですが、メジャー記録を保持している補殺数に加え、ダブルプレーの時などで送球をキャッチしたりする数を加えると、捕球した数は公式戦だけでも10,000回超えるはずです。

基礎には忠実な遊撃手

オジースミスの守備

野球選手のプレーを動画で探すと、いわゆるスーパープレーばかりを見ることになってしまいますが、どんなスポーツにおいても名選手は基本に忠実です。基本を土台とした上で、更に無駄を削ったり、よりシンプルにプレーしたりしています。

オジースミスもそうで、数千の平凡な打球を処理していている中で失策数が少ないのは、ボールから目を逸らさないことや、捕球の際に投げる方の手を添えるといった、基本に忠実だからです。

野球の守備練習の1つに「オジードリル(ozzie drill)」がありますが、これは膝をついた状態で緩いゴロを捕球する練習なのですが、こういった基礎練習の積み重ねが最高のプレーヤーを生むわけです。

ダイビングキャッチ

オジースミス ダイビングキャッチ

野球の史上最高のショートと評されるオジースミスの守備を語る上で外せないのがダイビングキャッチです。
ショート(遊撃手)の守備位置は、おおよそ二塁ベースと三塁ベースを結んだ直線の真ん中のレフト寄りになりますので、ショートがダイビングキャッチするシチュエーションは次の3パターンです。

■守備位置に近い強烈な(球足の速い)ゴロやライナー
■三遊間や二遊間への平凡な(球足が緩めの)ゴロや小フライ
■レフトやセンターの前辺りに飛んだポップフライ


特に見応えがあるのは、三遊間や二遊間に飛んだ打球をダイビングキャッチしてから一塁に転送するプレーで、注目すべきは、捕球してから送球するまでの速さです。

オジースミスの守備の特徴②スローイング

baseball/softball lifestyle on Instagram: “#tbt to 1982 and Ozzie Smith on the Padres. The best glove man ever!!! #baseball #mlb #sandiego #throwbackthursday #vintage #hof #goldglove…” (54966)

野球の守備において、ゴロの打球を処理するうえで、キャッチングをした後はスローイングしなくてはなりません。
スローイングで最も重要なことは正確なコントロールで、やはりノーバウンドでも数バウンドした後でも狙ったところに投げることができなくてはいけません。

正確なコントロールを前提として、そのスローイングした球速が速いのであれば、素晴らしいのですが、メジャーリーグ最高のショートと呼ばれるオジースミスは、当然ながらスローイング能力において、正確さと速さを兼備しています。

超強肩ショート

オジースミス 三遊間深めのゴロをダイブして捕球後ノーバン送球

野球の遊撃手において、守備時の見せ場の一つに、三遊間の深めに飛んだ打球(ゴロ)の処理があります。
この打球に対して、遊撃手に求められる能力は次の2つです。

■打球に追いつくフットワーク
■捕球したから遠い一塁ベースまで投げて補殺できる強肩


ここではオジースミスの強肩について触れるわけですが、彼はメジャーリーガーの中では小柄と言えますが、その送球は矢のようなスピードで、最もアウトにしにくい打球と言える、三遊間深めのゴロに対し、これをダイビングキャッチした後でも難なくアウトにしてしまいます。

ジャンピングスロー

オジースミス 驚愕のジャンピングスロー

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この記事のキュレーター

MARUO KAZUHIRO MARUO KAZUHIRO