2019年3月2日 更新

サッカーのフリックとは?意味と使い方について解説

サッカーにおけるフリックという言葉を聞いたことがありますか?サッカー経験者でない方には聞きなれない言葉かもしれません。ここではサッカーのフリックとは?意味や使い方について解説し、世界の選手はどのようにフリックを使っているのかを紹介していきたいと思います。

  
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サッカーのフリックとは?

フリック&ターン 1

サッカーにおけるフリックとは、パスが入ってきたときに足のアウトサイドで軽くボールに触れて、ダイレクトでボールの軌道を変えてパスをずらす技術を意味します。くさびなどで入ってきたボールを蹴るのとは違い、後ろへ流す感じでちょっと触れるようにコースを変えて、その先にいる味方プレイヤーにパスをするイメージです。

足ではなく、ヘディングでずらす技術をスラすという言葉を使うことがあります。また、フリックを使ったパス交換をフリック・オンと呼ぶ場合もあります。サッカーにおけるフリックとは、このように戦術としてコンビネーションで行われるワンタッチのダイレクトプレーを意味します。

サッカーのフリックを使う意味

ロングボール→フリックの攻撃手本

サッカーの戦術の中で、フリックを使う意味とは、コンビネーションのパス交換にしろ、シュートにしろその最大の意味は相手ディフェンスのタイミングをずらすことにあります。例えば中盤の選手からバイタルエリア付近にいるポストプレイヤーに縦パスが入り、そのパスをポストプレイヤーがフリックでパスを流し、ポストプレイヤーはフリックと逆にターンしてゴールへ向かって走りながら再度ボールを受けてシュートを狙うことができます。

この時、最初にポストプレイヤーにピッタリマークしていたディフェンスはタイミングをずらされて対応ができなくなるわけです。また、サッカーでフリックを使うことでパス交換が速くなり、チームにリズムをもたらす意味でも有効です。

サッカーのフリックの使い方

サッカーにおけるフリックの使い方で重要なポイントとは、足のアウトサイドでボールをフリックする際に、しっかりとした体の動かし方で、きちんとボールに力が加わるようにすることです。足首がグラグラしている状態では、ボールに力が加わりません。イメージでは足のアウトサイドでちょっと触れるといったニュアンスですが、ボールにしっかりと力を伝えなければ、ボールの勢いは失われ、フリックの意味がなくなってしまいます

また、フリックする前に、きちんと周囲の何処に味方選手がいて、何処に相手ディフェンスがいるのかといった状況把握をしておく必要があります。サッカーでは常に周囲の状況を確認しておきましょう。

サッカーのフリックの効果

パスシーン

サッカー戦術として味方選手とのコンビネーションでフリックを使うと、相手ディフェンダーをひきつけてボールの軌道をワンタッチで変えることでスペースを作り出すことができます。つまりその先のパスの受けてはフリーに近い状態でパスを受けることができます。

さらに、サッカーにおけるフリックとはワンツーのような状態なので、相手ディフェンダーはボールをトラップすると想定して、そのタイミングで寄せるところ、瞬間的にボールを叩かれるとタイミングをずらされる格好になり、対応が遅れることになり、オフェンス側は一気にチャンスを作り出すことができます。サッカーにおいてディフェンスのタイミングをずらすテクニックは出来る限り備えておく必要があります。

シュートシーン

サッカー戦術におけるフリックはシュートシーンでも効果をもたらします。例えば、コーナーキックからグラウンダーのボールをゴール前にいる味方が足のアウトサイドやつま先で少し触るだけでゴールキーパーは一瞬で軌道を替えられてしまうので対応することができません。

また、つま先やアウトサイドだけではなく、ヒールで流し込むシュートも海外サッカーなどではよく目にします。さらにコーナーキックからのハイボールにヘディングでちょっとスラす​ことでボールの軌道を一瞬で変えてゴールするシーンも良く見受けられます。これらもサッカーにおけるフリックの一つのプレーといえます。

ヘディングのフリック

シュートシーン以外のヘディングのフリックとは、主にボールを後ろへそらす場面で有効です。例えば、バイタルエリアにいる選手にハイボールが渡り、その選手がヘディングでゴール前にいる選手へそらすやり方です。マークについたディフェンダーからはボールの軌道が見えにくいので、一瞬でタイミングをずらすことができるので効果的です。

さらにコーナーキックの浮き球をニアサイドにいる選手がヘディングでファーサイドへそらし、ファーサイドで待ち構えている味方選手が頭でゴールに押し込むシーンも良く目にします。よくテレビの実況などでは、後ろへそらすという表現を用いていますが、これもフリックです。こちらのフリックもチーム戦術として有効な手段です。

サッカーのフリックが上手い選手

モドリッチ(レアル・マドリート)

モドリッチのタッチ集解説 敵の急所を狙うアウトサイドパスとドリブル突破

2018年に世界最高のサッカー選手に贈られるバロンドールを受賞した世界最高のボランチであるルカ・モドリッチは、抜群にフリックが上手い選手です。簡単なようで難しいフリックをいとも簡単に決めてチームに攻撃のリズムを与えています

これだけフリックが上手い理由は、常に味方選手や相手選手のポジショニングを把握し、パスがきたらどこにスペースがあるのか、相手チームはどこから攻められるのを嫌がっているのかを把握しているからです。もちろん自分に対するマークが甘ければモドリッチは自らドリブルで攻め上がることもでき、スピードに乗ればディフェンスは対応できなくなるので、その意味では相手チームからすれば厄介な選手です。

香川真司(ベシクタシュ)

SHINJI KAGAWA SKILL [[ Flick On ]] 香川真司 フリックオン ギャップ 受け方 観る動作 タイミング くさび テクニック

サッカー日本代表の香川真司もフリックが上手いサッカー選手です。動画のフリックプ・オンは、ドルトムント時代のものですが、バイタルエリア中央でポストプレーのようにボールを受けるかと思いきや、後ろへフリックして味方選手のゴールを演出しています。

ボールに触れなければスルーということになりますが、相手ディフェンスは香川がトラップすると予測したタイミンで寄せていますが、香川はダイレクトで後ろへフリックしているので、ボールの軌道が見えないディフェンダーは完全にタイミングを外された格好になっています。香川真司はフリックを上手に使い、オフェンスのリズムを生み出す優れたサッカー選手といえます

サッカーのフリックのまとめ

まさとも on Instagram: “いままでの感動をありがとう 結果は惜しくも準優勝やったけど 南野選手すごかった。粘り気のあるシュートやった。 イラン戦も大迫選手が活躍してくれたし カタール戦は大迫選手と堂安選手と吉田麻也さんは惜しかったけど、アラ選手はすごかった。 いままで楽しい時間ありがとう。…” (72251)

サッカー戦術におけるフリックとは、味方からきたバスをダイレクトで足のアウトサイドまたはヘディングなどでこするよなイメージでボールの軌道をかえて後ろまたは横へずらすパスを意味します。コンビネーションのワンツーに似たプレーといえます。

そしてフリックを使う意味とは、ディフェンスを引き付けた状態でパスを出すためスペースを作り、さらにディフェンスのタイミングをずらすことにあります。このフリックを使うことで攻撃にリズムをもたらし、チャンスを生み出すことができます。是非自分のサッカーチームでも使ってみてほしい戦術プレーといえます。
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