2020年6月29日 更新

バレーボールのブロックの3つのコツ!手の形やタイミング

バレーボールのブロックは、相手のアタックに対する大切な壁です。ブロックをしっかりと習得することによって、チーム力が格段にアップする重要なプレーです。ここではバレーボールのブロックのコツや、正しいブロックのやり方の基本について解説します。

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バレーボールのブロックの3つのコツ

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バレーボールのブロックは、大切なディフェンスであると同時にオフェンス要素もあるプレーです。ブロックを習得し実戦で活かすコツは、大きく分けて下記の3つです。

・手の形と腕の出し方
・ジャンプするタイミングと体勢
・パワー負けしないこと


細かい注意点は他にもありますが、ここではこの基本の3点のコツを中心にして解説します。効果的なブロックができない方や、これからブロックを練習する方は、ぜひ参考にしてスキルアップを目指してください。
なお9人制バレーボールと6人制バレーボールとではブロックに関するルールが違います。ここでは6人制バレーボールのブロック解説となります。

バレーボールのブロックのコツ①手の形・腕の出し方

ブロックの手の形【必見バレー動画】

バレーボールで相手のスパイクを正しくブロックするためには、まず自分の手の形と腕の出し方をマスターする必要があります。正しい手の形を覚えていないと、せっかく手に当たっても効果的なブロックにはなりません。ブロッカーから1mも離れていない距離からの相手のスパイクは、ハイレベルの男子選手での初速は130キロ以上です。その重さがもろにブロッカーの手にかかりますので、突き指や骨折の危険性もあります。バレーボールではブロックするにあたって、まずは手の形をしっかりとマスターしましょう。

手の形、開き方のコツ

バレーボール ブロックの手の出し方

両手をパーの状態にしてブロックをするのですが、その際に親指と小指に力を入れます。そして若干内側寄りに、ちょうど大きなボールを持つ感覚で手首から指まで力を入れます。特に、小指に力が入っていないと当たったボールが逸れてしまうばかりでなく、小指が弾かれて怪我をしてしまいます。
そして手と手の間を開けないように、親指を寄せるのがコツです。バンザイのように真上に手を上げるだけでは、手と手の間をスパイクボールが通過してしまいます。そうなるとレシーバーがいない場所にスパイクボールが飛んでしまうので、一番やってはいけないブロックです。
そして、決して指先を相手コートに向けて突き出さないこと、突き指の原因になります。

腕の出し方のコツ

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9人制バレーボールでは、ブロックをする時にもオーバーネットの反則をとられますが、6人制バレーボールでは、より相手コートに向けて手を出すことが大事になります。ブロックに関しては、ネット上相手のコートでボールにタッチしても反則にはなりません。
ジャンプをしながらネットを撫でるように斜め前に腕を出し、手のひらで壁を作る感覚でボールに当たる瞬間に力をこめるのがコツです。バレーボールのブロックに飛ぶときに、腕を後ろから前にかぶせるように手を出すのはNGで、下から真上に出します。後ろから前に出すブロックだと力が入りにくく、タッチネットをしやすくなります。

バレーボールのブロックのコツ②ジャンプするタイミング

バレーボールのブロックに飛ぶタイミング、これにははっきりとした答えはありません。それは、相手のスパイカーの癖で全然変わってきてしまうからです。ジャンプしてすぐ打つ選手、ためてから打つ選手など打つタイミングが千差万別だからです。そして、自分のジャンプ力や滞空力によっても違ってきます。試合の前や序盤で相手スパイカーの癖を読み、見抜くことも、ブロックの戦略として重要事項です。
ただし、コツはあります。それはスパイカーより早く飛ばないことです。一瞬遅く、早くても相手と同時に飛ぶことでよりタイミングを合わせやすくなります。
そして一緒にブロックに飛ぶ隣の選手と同じタイミングで飛ぶことも重要です。

タイミングをとるステップのやり方

ブロックのステップ基本【必見バレー動画】

バレーボールのブロックのステップには、クロスステップとサイドステップの二種類があります。
クロスステップは主に長い距離を移動する時に使い、サイドステップは短い距離を移動する時に使います。
クロスステップは、ジャンプする場所まで足をクロスさせながら移動してジャンプします。その際に、右に移動する時には右足から、左に移動する時には左足から踏み出します。
サイドステップは進行方向に大きく一歩踏み出し、そのままジャンプします。
どちらの場合も、ジャンプする時に体が流れないようにしっかりと踏み込んで、真上にジャンプするのがコツです。体が流れてしまうと、隣の選手とぶつかってしまうので気をつけましょう。

ブロック時、どこを見てタイミングをとるのか

バレーボールのブロックのタイミングをとるには、相手スパイカーの打つコースを予測してジャンプすることが必要になります。それには、まずトスの高さ、軌道そしてスピードを読むことがコツです。そしてブロックの中心となる選手、ほとんどの場合センタープレイヤー(ミドルブロッカー)がそれを読んでブロックに飛び、それに追随してセッターやアタッカーがジャンプします。
その時に見るべき場所は、ボールとアタッカーの両方です。難しいように感じるかもしれませんが、視野を広く持って両方を見る練習を普段からすることで可能になりますので、そこを意識して練習しましょう。最後に相手の視線を読むことができればほぼ完璧です。

バレーボールのブロックのコツ③パワー負けしない

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バレーボールのブロックは、文字通り壁を作ることなので軟弱な壁では役に立ちません。そのため、当たったボールは必ず跳ね返せるくらいの力が必要です。強固な壁を作るためには腕の力だけではなく、抑えておくべきポイントがいくつかあります。

正しい手の形と腕の出し方は必須条件ですが、それ以外にも細かいコツがいくつかあります。

ジャンプする位置は、ネットから30~40cm程度離れた場所です。近すぎると真上にしか飛べず、体が「く」の字になりません。そうするとブロックの正しい姿勢がとれず、タッチネットの反則も取られやすくなります。
後は体幹を鍛えることと、腕力と握力の強化も強固な壁を作るのに効果的です。

強固な壁を作るコツ

バレーボールのブロックに飛んだ時に、耳の位置より手を前に出さないと力が入りません。ただ真上に万歳の形で手を上げただけでは、スパイクのパワーに手が負けてしまいます。

手を前に出すには、肩甲骨を広げ、胸筋を縮めるように手を上げるのがコツです。そしてジャンプした時に体を腰を軸にして「く」の字の形に曲げることによって、パワー負けしない体勢ができます。

隣でブロックに飛ぶ選手との間を開けないようにすることも、一枚の大きな壁を作るために欠かせない要素です。また、ブロックアウトをとられないように、手のひらを少しコート中心方向に向けると、ブロックに当たったボールが相手のコート内に落ちるようになります。

体幹トレーニング

フロントブリッジ

実は運動科学でどこが体幹という確実な定義がありません。しかし体幹を鍛えることは美容や健康にも有効で、運動パフォーマンスを向上させることは確実だといわれています。

バレーボールのブロックの際に、相手のスパイクに負けないように体幹を鍛えましょう。ブロックは横の動きも多いので、ボディコントロールもしやすくなります。

器具を使った方法も色々ありますが、ここでは自宅でいつでもできる一番基本的な方法をご紹介します。フロントブリッジのプランクというこのトレーニングは、腹部全体と広背部のインナーマッスルを効果的に鍛えることができる方法です。隙間時間に1日数セット行えば、確実に体幹が鍛えられます。

覚えておくべきバレーボールのブロックの3つの大切な役割

バレーボールのブロックの役割・目的は、シャットすることだけではありません。バレーボールでは全てのスパイクをブロックすることは不可能です。他の効果を理解して、スパイクのコースを読み、その場その場に応じたプレーができるように練習や実戦を重ねることがチーム力をアップさせる秘訣です。
ただ漠然とブロックに飛ぶだけでは、味方レシーバーにとって余計にディグしにくいだけではなく、ブロックアウトを取られてしまいます。バレーボールのブロッカーはこの3つの役割を覚えて、練習を重ねましょう。

スパイクをシャットする

本気のスパイクを鉄壁のキルブロックで完全無効化

これがバレーボールのブロックの一番の目的です。正しいブロックのやり方を習得して、ぜひ気持ちいいキルブロックを決めてください。キルブロックとは、バシッとシャットするブロックのことです。

バレーボールではブロックポイントは味方チームの士気を高め、相手チームの勢いを止める一番の方法です。相手チームが得点を狙って攻撃してくる時に、一発逆転味方チームの得点にしてしまうブロックは試合の流れさえ変えることができます。スパイカーから見れば、目の前にきれいなブロックに立たれることは一番の脅威となります。シャットするには、ブロックの中心となるミドルブロッカーの読みが不可欠になります。

スパイクボールの威力を下げる

目指せ!トップアスリート 「バレーボール ブロック編」

ジャンプするタイミングが遅れたり、正しいブロック体勢に入れなかった時は、ワンタッチを狙いましょう。バレーボールのブロックのコツの項でもご紹介しましたが、スパイクの速度はブロックなしではまともに取れないくらいの勢いがあります。

スピードガンで100キロだったとしても、ディグする側の体感スピードはそれ以上だといわれています。そのために、シャットしなくてもワンタッチをとってスパイクを弱め、味方チームの攻撃につなげることが試合では必要になります。

少し手を反らし気味にして手のひらに当てるようにすると、速度の落ちたボールが山なりに味方コート内に来て処理しやすくなります。練習をして慣れておきましょう。

スパイクコースを狭めてディグしやすくする

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相手のスパイクの前に壁を作って、打つコースを限定するのもバレーボールのブロックの大きな役割です。ブロックがあることを前提としてディグのポジションが決まるからです。

レフトからのスパイクの場合は、上の図のようにスパイカーの前に壁を作ると、ピンクの部分にはレシーバーを置く必要がなくなり、守備範囲が絞りやすくなります。後はフェイントと、スパイクボールがブロックに当たって逸れたボールのフォローを意識するだけです。

この場合、アンテナとブロックの間が空いていると、ストレートコースを抜かれたりブロックアウトを取られるので注意しましょう。
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