2019年3月4日 更新

バレーボールのセッターの役割と動き方とは?【ポジション解説】

バレーボールのセッターは、スパイカーにトスを上げる重要なポジションです。一見地味なポジションですが「コート内の監督」といわれるくらい大きな役割を担っています。今回はバレーボールのセッターの役割と動き方を詳しく解説していきます。

  
9,285 view お気に入り 0

バレーボールのセッターの3つの大きな役割

瞳。 on Instagram: “Q.藤井くんはどこに上げたでしょうか?って問題にできるくらいここからどこに上げるか読めないうまさがあるよね😎✨ 答え.リーくんでした👍おまけにキメてました✨#藤井直伸 190105小牧大会” (72403)

バレーボールのセッターとは、レシーブという「守り」からスパイクという「攻撃」につなげる重要な役割を担っています。バレーボールでは、ボールに3回タッチして相手コートに返すことが基本なので、そのうちの1回は必ずセッターがボールに触ることになります。

セッターは守りと攻撃の中継地点で、試合中一番多くボールに触るポジションです。しかし、マシンのようにただ同じトスを上げるだけでは、セッターとして充分ではありません。

セッターの役割①スパイカーにトスを上げる

haru*☻ on Instagram: “【2019.1.20】#藤井直伸 選手#東レアローズ#torayarrows#バレーボール#volleyball#vリーグ#vleague#このはなアリーナ#草薙総合運動場体育館” (72402)

バレーボールのセッターの、一番の役割といえば「スパイカーにトスを上げる」これに尽きます。

ゴルフでは止まったボールを、野球では相手ピッチャーから来るボールを打ちますが、バレーボールでは仲間が上げるトスを打ちます。そのためには、いかにスパイカーが打ちやすいトスをあげることが一番重要なポイントとなります。バレーボールのセッターは、自分のチームのスパイカーが気持ちよくスパイクを打てるような「ナイストス」を上げることに意味があります。

基本のオーバーパスが上手なことが、最もセッターに必要とされる技術です。

セッターの役割②チームの状況を把握する

バレーボールのセッターは、チーム内での司令塔、または監督とも呼ばれる重要な役割を担っています。セッターの一番の役割はスパイカーにトスを上げることですが、それだけでは充分とはいえません。

今現在のチームの状況はどうなのかを把握してトス回しをすることが、セッターの役割なのです。劣勢の時はチーム内の雰囲気も暗くなり、選手の動きも鈍くなります。そういう時にセッターは冷静に、より打ちやすいトスをスパイカーに供給して調子を上げてあげます。

このように、常にチームメイトの状態や点数、また相手チームの状況などを把握してチームメイトを動かすのが、セッターの重要な仕事です。

セッターの役割③試合を組み立てる

@vvvenamor on Instagram: “はじまりの合図 (月バレの対談おもしろかったw (全日本でもバッチリコンビを見せてくれよな!! 2018.03.18 ファイナル2日目 パナソニックvs豊田合成 東京体育館 #panasonicpanthers #vpremierleague #vleague…” (72419)

バレーボールのセッターはあまり目立つことはありませんが、とても難しく重要なポジションです。

しかし、ゲームメイクができる一番面白いポジションでもあります。チームが優勢の時にはトリッキーなトス回しで相手を翻弄し、劣勢の時やスパイカーの調子が出ない時は、トスで選手を立ち直させる、まさに司令塔です。セッターのトスの正確さとトス回しが、試合の流れを作るのです。

試合を組み立てるために、セッターはスパイカー個人個人の癖や性格、そして好きなトスを把握する必要があります。試合の流れはセッターが握っているといっても過言ではありません。

バレーボールのセッターの役割を果たすために必要なこと

【セッター】【スローモーション集】giannelli vs bruno

バレーボールのセッターの役割を果たすには、いくつもの条件があります。最低条件としてトス(オーバーパス)が上手いこと、これは必須です。しかし、これだけではセッターとしては不十分です。技術面で優れているだけでは名セッターとは呼べないのです。

バレーボールでは、各ポジションごとに必要な資質が異なります。特にセッターには、多くの資質が求められます。多くのバレーボールのチームのセッターは、比較的小柄な選手が多く見られます。これはセッターに身長よりも他の資質が要求されることに起因します。

ここではセッターの役割を果たすために必要なことを、詳しく解説します。

正確なトスを上げること

☆yukie☆ on Instagram: “もーにん☀️ さ、さ、さ、寒い:;((•﹏•๑)));: 屋根にはうっすら雪が積もってます… さて、写真は昨日の練習試合後に、セッターの3人が順番にトスの練習をしてたところです。 #深津英臣#ふかっちゃん ボールキャッチは#伊賀亮平#伊賀ちゃん…  実は今日の夢に出てきたのが……” (72421)

バレーボールのセッターは、自分が思った場所に正確なトスを上げることが最低限必要です。そして思った場所に上げるだけでなく、トスの軌道も重要な要素になります。滞空時間の長いゆっくりとした大きいトス、ほぼ直線に近い早く低いトスなど、トスの種類は様々です。それを試合の状況やスパイカーの状態によって正確に使い分けることに、ゲームメーカーとしての意味があります。

それには基本のオーバーパスを、自在に操ることができることが必須です。まずはオーバーパスの際の手の形や腕の使い方などをマスターして、よりスパイカーが気持ちよく打てる優しいトスを上げることが目標です。

常に冷静であること

バレーボールのセッターは、チームの司令塔です。司令塔があたふたしたり、熱くなりすぎて暴走したら試合になりません。セッターが冷静でいることができないと、ゲームメイクができないばかりか、正確なトスさえあげることができなくなります。ボールの軌道をコントロールできなくなったら、トスを上げる意味がなくなります。

優勢の時も劣勢の時も、常に冷静でいられることがセッターに欠かせない資質です。とはいえセッターも人間です、焦る時もあればへこむ時もあります。そういう時にも「冷静を装う」それも必要です。

相手チームに対しても、自チームの選手に対しても冷静でいること、それがセッターの司令塔としての大きな役割です。

チームの状態を把握する観察力

バレーボールのセッターは、常にチームの状態を見ていなくてはなりません。
チームが優勢か劣勢かだけではなく、選手一人一人の状態を把握することに大きな意味があります。スパイカーが攻め気なのか、スパイクが決まらず弱気になっているのか、またはレシーバーが疲れていないかなど、常にチームメイトと目を合わせ、顔を見ることが重要です。

そして、一人一人に声掛けをすること、これもセッターの仕事です。疲れが見えるレシーバーがナイスレシーブをした時、駆け寄って声をかけてあげることで、そのレシーバーの疲れも吹き飛びます。
セッターが自分の状態を分かってくれている、それは選手にとって安心できる大きな要素です。

強気・前向きであること

増田 雄介 on Instagram: “開幕戦からスタメンセッターを任されすっかり定着してきました。今後が楽しみな選手です😊#関菜々巳 #nanamiseki #東レアローズ #torayarrows#東レアローズ女子” (72423)

強気というのは、いつもイケイケで攻めるということとは異なります。「強気=最後まで絶対に諦めない」ということです。冷静に状況を把握して、今どういうプレーをしたら勝利に結びつくのか常に考えることが、バレーボールのセッターの重要な仕事なのです。
スパイカーが不調な時に言葉だけで励ますよりも、一番好きなトスを丁寧に上げてあげることが、立ち直る一番のきっかけになります。そしてそれが、最終的にチームの勝利につながります。

そして前向きであること、チームが劣勢の時や負けそうな時に、チームの要であるセッターが下を向いたら試合は終わります。最後の1点が入るまで諦めない前向きな姿勢が大切です。

敏捷性と柔軟性

43 件

関連する記事 こんな記事も人気です♪

この記事のキーワード

この記事のキュレーター

まる蔵 まる蔵