2018年8月1日 更新

テニスコートの種類とそれぞれの特徴とは?【気になる疑問を解決】

初心者から中級者の方々にとって、テニスコートの種類や各コートの特徴について、気になる疑問などを抱えていませんか?ここでは、テニスコートの主な5種類の解説と、それぞれのコートの特徴・プレーする上で気を付けたいことを、わかりやすく解説しまとめています。

  
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テニスコートには様々な種類がある

硬式テニスのルール上は、縦23.77m、横8.23m(ダブルスの場合は10.97m)と定められていますが、コートサーフェス(表面)の材質について特に規則はなく、実は様々な材質のコートがあるのです。ここでは、一般的な5種類のテニスコートについての紹介を始め、それぞれのコートが持つ特徴や、プレーする上で気を付けたい点などをまとめてご紹介します。

テニスコートの種類と特徴①オムニコート

 (47947)

日本で一番多く見かけるテニスコートです。日本で普及したのは1990年あたりからで、それまではクレーコートが主流でした。
施工はコンクリートの地面に人工芝シートを敷いて、その上に砂を撒くだけで、メンテナンスも楽で維持費を含めたコストもかからないので、特に自治体や学校関連の施設はほとんどがクレーコートからこのコートに取って代わりました。
人工芝の色も緑が主流ですが、最近では赤土を模して赤色の人工芝も見られます。初心者の方がテニスを習う際に最も使われるコートでしょう。

オムニコートの特徴

昭島市昭和の森テニスコート (47948)

via 昭島市昭和の森テニスコート
特徴は水はけがよく、日本のように雨の多い気候では雨が降っていてもプレーできるといった点が好まれています。
テニスの大会運営側もローカルルールとして、「水溜りができるまではプレー続行」にしているところもあり、雨が止むとしばらくすれば水溜りも引き、プレーできるようになります。
また、イレギュラーバウンドは少ないですが、砂の量が少ないところでは人工芝の特徴が出てボールが滑りやすく、砂の多いところではバウンドが低く弾まなくなり、ボールのスピードは落ちます。

オムニコートでプレーする時の注意点

オムニコートでプレーする際のボールは遅く、バウンドは普通ですですが、滑るようなステップを使うことができます。砂が多い場合にはボールが弾みませんが、逆に砂が少ない場合は、人工芝の特徴が出てスライスボールが切れやすくなります。フットワークも滑らずに、後に紹介するハードコートで使うようなステップを使うといいでしょう。

テニスコートの種類と特徴②クレーコート

Tennis Court Sport Clay · Free photo on Pixabay (47958)

かつては日本で主流のコートでしたが、今では昔からの名門と言われる東京ローンテニスクラブ、神宮外苑テニスクラブ、田園テニス倶楽部、「日本テニス発祥の地」横浜インターナショナルテニスコミュニティなど一部のテニスクラブぐらいにしか見かけなくなりました。何層もの土の層を重ねた地面の表面に砂を撒いて仕上げたクレーコートは、不規則なイレギュラーバウンドも少なくプレーするには大変気持ちの良いコートです。

クレーコートの特徴

クレーコート(鎌倉市笛田公園コート)

クレーコート(鎌倉市笛田公園コート)

特徴は全てのテニスコートの種類の中では、最もプレーする選手の足腰に負担が軽く、特に高齢の方には最も人気の高いコートです。また、ボールの速度も最も遅く、ラリーが続きやすいため、初心者の方のいろいろな基本ショットの技術の習得には良いコートと言えます。
一方、欠点は水はけが悪いことです。前日雨が降ったら翌日の昼あたりまでは乾かすためにコートが使えなくなります。また、日本のように雨の多い気候では梅雨や秋雨によって、また、冬の霜が降りる季節や降雪の後はコートが軟弱になり長く使えないこともあります。

クレーコートでプレーする時の注意点

クレーコートでプレーする際のボールは遅く、バウンドは普通です。滑るようなステップを使うことができますが、砂が多い場合には滑りやすくなりますので注意してしましょう。逆に砂が少ない場合はハードコートのように引っかかりやすくなるので、滑らずにハードコートで使うようなステップを使う事をおすすめします。

テニスコートの種類と特徴③ハードコート

Tennis Court · Free photo on Pixabay (47957)

アメリカに多くあるコートで、施行にはコンクリートの地面の上にゴムなどの素材を敷き詰めるだけのためコストがかからず、日本でもメンテナンスが要らないことからハードコートが一時普及した時期がありました。
欠点は経年劣化でコートがひび割れることです。ただし、最近ではアクリル系の素材を塗り重ねていくタイプや、体育館などにパネルを敷き詰めていくタイプも出てきて、補修などのメンテナンスの方法も改善されてきましたので、日本テニスの世界での実力アップのためにも、初心者やジュニアの時期からハードコートを使うべきとの意見もあり、今後見直されることを期待したいです。

ハードコートの特徴

慶応大学日吉コート (47952)

via 慶応大学日吉コート
特徴はボールのバウンドが高く跳ね上がるために、初心者のうちから攻撃的なショットを学ぶには良いテニスコートと言えます。
バウンドも安定していてイレギュラーバウンドはほとんどありません。ただ、テニスのようなステップの折返しが多い競技ではこのテニスコートは足腰に最も負担がかかり、足首の捻挫やひどい場合には骨折などのけがにつながる危険が最も高いテニスコートです。また、雨の降り始めは一番スリップの危険性が高いため注意が必要です。雨が降った後には水溜りが残りますので、ワイパーを使って水を掃いた後、乾くまで待つ必要があります。

ハードコートでプレーする時の注意点

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園城寺 希 園城寺 希