2018年11月17日 更新

シュートの回転してしまうボールの原因と対策とは?【野球上達ガイド】

野球のシュートは、ピッチャーの利き腕(投げる腕)側に曲がる変化球ですが、野球用語でピッチャーの悪い点を表現する言葉の1つにシュート回転があります。ここではこのシュート回転について説明し、改善方法や再発しないためのポイントを紹介していきます。

  
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シュート回転とは

野球のピッチャーが投じたボールがシュート回転している場合、次の2つのことが考えられます。

■利き腕側に曲がる変化球を投げた
■直球を投げミスした

野球で専らシュート回転と表現されるのは、2つ目の直球(ストレート)の投げミスです。従って、ピッチャーが思ったように投げることができていない証しとなり、直球がシュート回転してしまっているピッチャーは、調子を崩していると想定されます。その崩れは主に投球フォームの崩れとされ、フォームが崩れ(誤った投げ方)は全ての球種に影響を及ぼし、上達も遅くなってしまいますので、自分自身の正しい投げ方に戻すことが急務です。

回転の向き

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シュートは野球の変化球の一種で、その変化はピッチャーの利き腕側に曲がります。ですので、シュート回転とは次のようなスピンが掛かっていることを指します。

■右投げピッチャーの場合、本塁に向かって右向きにスピン
■左投げピッチャーの場合、本塁に向かって左向きにスピン


野球の直球は地面と垂直方向にバックスピンが掛かっていますから、シュート回転しているボールは、ピッチャーの誤った投げ方での投げミスによって回転軸が利き腕側に傾いているわけです。

変化球ではない

野球でシュート回転とは、ピッチャーが投げミスしてシュート回転が掛かってしまったボールを指し示しており、変化はするものの、ピッチャーが意図的に投げた変化球ではありません。また、シュート回転と似た表現に、ナチュラルシュートがありますが、こちらはピッチャーが、自分自身が投げた直球がシュートすることを自覚して投げているため、変化球と呼べなくはないでしょう。

少なくとも、ここで紹介するシュート回転は、きれいな直球を投げたつもりにも関わらず、意に反して回転軸が傾き利き腕側に変化してしまうボールのことですので、変化球ではありません。

甘い球になってしまう

野球のピッチャーが投げ方が悪いためにシュート回転してしまった場合、そのボールには指先から正しい力が加わっていないため、球威やスピン数が落ちます。また、右投げピッチャーが右打者に対峙している時、打者の内角に投げたボールはデッドボールになる可能性があり、外角に投げたボールは真ん中寄りのコースに行ってしまいます。

つまり、野球でシュート回転してしまった直球は、球威のないボール球になるか、球威がなくコースも甘い球になります

シュート回転のデメリット

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野球のピッチャーの投球がシュート回転している場合、正しいフォームで投げることができずに投げミスをしてしまっているわけですので、良いことではありません。また、直球がシュート回転することによって次のようなデメリットが発生します。

■コントロールが安定しない
■打たれやすい


投げミスをしているわけですから、当然狙ったコースに投げ込むことができませんし、球威もコースも甘くなってしまいますので、痛打されやすくもなってしまいます。従って、直球がシュート回転している場合は、できるだけ早く改善する必要があります

クセ球ではなく意識せずに投げている

野球用語にクセ球というものがあります。クセ球とは、最近でいうムービングファストボール(動く直球)のことで、ピッチャーが投げたボールがホームベース近くで微妙に動くため打者がバットの芯で捉えにくい球のことですが、これもピッチャーが意図して投げたボールであり、投げミスではありません。

シュート回転してしまったボールは、変化球ではなく、事実上ピッチャーが意識して投げておらず、そうなってしまった球ですので、野球でシュート回転した直球がストライクゾーンに行ってしまった場合は、ただの打ちやすい球になってしまいます

打ちやすいコースにいってしまう

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野球のプレイにおいてシュート回転してしまったボールの最大の問題は、クロスファイヤーで投げたボールが真ん中寄りに行ってしまうことです。クロスファイヤーの投げ方とは、ホームベース上を横切るように通過する直球のことで、右投げピッチャーであれば、右打者の外角に投げ込む直球であり、左投ピッチャーであれば右打者の内角にズバッとくる直球のことです。

野球のピッチャーの生命線ともいえる、このクロスファイヤーで投げた直球が投げ方が悪いことによってシュート回転してしまうと、球威やスピン数も落ちますが、コースも真ん中寄りの打ちやすいコースになってしまいます。

シュート回転してしまう原因

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野球のピッチャーの投げたボールが意図せずにシュート回転してしまうのは、変化球を投げたわけではないので投げミスといえますが、それには当然ながら原因があります。この投げミスはオーバースローあるいはスリークオーターで投げるピッチャーに生じるもので、体が横回転してしまうことが主たる要因と考えられます。体が横回転してしまいますと、投げる動作による腕の内旋によってリリース時に人差し指側のほうに力が入ってしまいシュート回転するわけです。

一言で、体が横回転してしまうといっても、ピンと来ない方もいらっしゃると思いますので、ここでは体が横回転している場合に生じていると思われる現象を説明していきます。

肩の開きが早い

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野球のピッチャーの投球フォームが崩れシュート回転してしまう場合、肩の開きが早くなってしまっている可能性があります。具体的には次のこととなります。

■右投げの場合:踏み出した左足が着地するタイミングで左肩の前部がキャッチャーに見え始めている
■左投げの場合:踏み出した右足が着地するタイミングで右肩の前部がキャッチャーに見え始めている


このように肩の開きが早いと、投げる動作の中でリリースポイントに加えたい力が逃げてしまうので球威がなくなり、グローブをつけている側に腕が引っ張られるため、腕の内旋運動によるシュート回転がかかってしまうのですが、これは体が横回転してしまっていることで起こります。

踏み込んだ足の膝が開く

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MARUO KAZUHIRO MARUO KAZUHIRO