2020年3月20日 更新

オリンピックの名前の由来とは?気になる言葉の語源などを解説【五輪】

オリンピックの名前の由来は、古代ギリシアの都市オリンピアが語源とされています。オリンピックは単なるスポーツの祭典ではなく、世界平和のための理念が込められた祭典です。また、パラリンピックはパラレルとオリンピックを組み合わせた造語が名前の由来となっています。

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オリンピックに込められた思い

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オリンピックには、オリンピズムの根本原則という定義があり、オリンピズムには世界平和のための思いが込められています。以下はオリンピック憲章から重要な一部を要約しました。

オリンピックが技術や勝敗を競うための単なるスポーツの祭典ではなく、人の資質を育てるための人生哲学であることが伺うことができます。

オリンピズムの根本原則

・すべての個人がいかなる差別を受けることなくスポーツをする権利がある

・肉体と意志と知性の資質を高揚させ、均衡のとれた全人のなかにこれを結合させることを目ざす人生哲学である

・人間の尊厳を保つことに重きを置く平和な社会の確立を奨励することにある

・友情、連帯、フェアプレーの精神をもって相互に理解しあうオリンピック精神で、スポーツを通して青少年を教育することにより、平和でよりよい世界をつくることに貢献することにある

オリンピックのマークの由来

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シンボルマークの由来

オリンピックのシンボルマークは、同じ大きさの5つの輪が連結しています。これは世界5大陸の団結、連帯の意味が由来となっていて、全世界の選手がオリンピックに集まることを表現しています。

オリンピックを提唱したピエール・ド・クーベルタン男爵は、オリンピックの理念だけでなく、シンボルマークにも世界平和の意味を込めていました。

また、5つの輪のデザインは古代オリンピック時代にまつわるギリシアの祭壇に描かれていた紋章が元になったと考えられています。

五輪の意味と色の関係性

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オリンピックのシンボルマークは、どの色がどの大陸を表しているというわけではなく、世界の団結を表したものです。左から青、黄、黒、緑、赤の5色で構成されています。更に地の白色を加えると世界の国旗のほとんどを表現できることから、この配色を選んだとピエール・ド・クーベルタン男爵は、書き残しています。

パラリンピックの名前の由来とは?

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パラリンピックの名前の由来

パラリンピックの名前の由来は、英語のパラレルが語源となっています。更に英語で平行という意味のパラレルの語源には、ギリシャ語のパラが用いられています。パラレルとオリンピックを組み合わせてパラリンピックと​したものを正式名称とし、もう一つのオリンピックとして扱われるようになりました。

脊髄損傷などによる下半身麻痺者のことを、英語でパラプレジアと言います。もともとはパラプレジアとオリンピックを組み合わせた造語でした。

パラリンピックの起源

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1948年のロンドンオリンピックにあわせて、イギリスのストーク・マンデビル病院内で開催された車いす患者によるアーチェリー大会が、パラリンピックの起源となっています。

発端の背景には、第二次世界大戦があります。当時、イギリスはドイツとの戦争が激化し、負傷兵が急増。
チャーチル首相は、脊髄を損傷した兵士の治療と社会復帰を目的として、ストーク・マンデビル病院に脊髄損傷科を開設しました。

初代科長のルードウィッヒ・グットマン卿は、リハビリとしてスポーツを取り入れたことが現在のパラリンピックに繋がっています。

パラリンピックの歴史

パラリンピックが正式に認められたのは1985年です。オリンピック年に開催する国際身体障がい者スポーツ大会をパラリンピックと名乗ることを国際調整委員会に同意され、1988年のソウルオリンピックでは、初めてオリンピックとパラリンピックが連動開催された年となりました。

1989年、ドイツのデュッセルドルフの会議において国際パラリンピック委員会が創設され、それまで下半身麻痺者のオリンピックという意味合いが強かったパラリンピックですが、障がい者のスポーツのエリート性を表す言葉になり、現在を迎えます。

パラリンピックのマークの由来

パラリンピックのシンボルマークは、3本の曲線で構成されています。この3本の曲線は、私は動くという意味のスリーアギトと呼ばれいて、ラテン語が語源となっています。困難に立ち向かい、限界へ挑戦し続けるパラリンピアンを表現しています。

また、の3色は、人間の最も大切な要素の心・肉体・魂を表すと同時に、世界の国旗で最も多く使用されている色という理由で選ばれました。
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