2019年10月21日 更新

子供の運動神経&運動能力をアップするために必要なこととは?

子供の運動神経をよくするための方法は数多くネット上でも飛び交っています。しかし、情報が多すぎて正直どれを信じて良いのかわかりにくいというのが本当のところです。子供の運動神経や運動能力をアップさせるためには何が必要なのか?どのような活動をすれば効果があるのかを詳しく解説していきます。

  
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子供の運動神経・能力をあげるために必要なこととは?

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子供の運動神経・身体能力は、幼児期に急速に発達し、人間の体内に様々な神経回路を複雑に張り巡らせることによって、その後のスポーツにおけるタイミング、力加減、俊敏性、敏捷性に大きな影響を与えたり、とっさの時に身を守る動きなど基本的な動きを多用に身につけることに寄与します。

子供の運動神経が急速に発達する幼児期に必要なことは、外で体を動かして遊ぶことです。例えば鬼ごっこでは、走る・よけるなどの動きが含まれ、ジャングルジムでは登る・くぐる・下りるといった動きが含まれます。このような複合的な動きは子供が夢中になって楽しんでいる間に自然に身につけることができ、結果として子供の運動神経の発達につながります。​

外遊びをする子供の運動神経

幼児期に入ると家庭内での親子関係という絆が生まれ、その後他者との関係や興味、関心などが急激に広がり、依存から自立へと向かい始めます。それが普段の生活の場では保護者に見守られているという安心感をバックボーンに様々な興味に向かっていき、活動意欲が高まる時期といえます。そして次第に行動範囲が外へと広がり、運動機能も急速に成長することにつながります。

この時期に外遊びをした子供としなかった子供の運動能力は、下の図表のように明らかな差の広がりを見せています。下の図は、文部科学省による幼児の運動能力調査です。長い時間遊んだ子供は運動能力が優れていることが数字にもあらわれています。​この幼児期を過ぎると、ゴールデンエイジ期へと突入します。
外遊び時間ABC判定DE判定
3時間以上81.1%18.9%
2時間〜3時間未満75.2%24.8%
1時間〜2時間未満71.8%28.1%
1時間未満67.4%32.6%
※幼児の運動能力調査:体力総合評価(文部科学省:2011)

子供の運動神経とゴールデンエイジの考え方

これまで解説してきた幼児期、いわゆる1歳から5歳くらいまでの時期をプレゴールデンエイジ期と呼びます。プレゴールデンエイジ期は、子供が外遊びをすることで運動能力・身体能力が向上するということが理解できたかと思います。

そして子供のプレゴールデンエイジ期は、次の段階であるゴールデンエイジ期の前段階の成長期として位置づけられ、プレゴールデンエイジ期で様々な動きを行い、神経を刺激しておくことで、ゴールデンエイジ期での成長をさらに促すことができます。

ゴールデンエイジとは?

鍛えるべき能力は年齢ごとに決まっている!?ゴールデンエイジとは? (86878)

ゴールデンエイジとは、子供の運動神経や運動能力、身体能力が著しく発達する一生に一度の限られた時期を意味します。プレゴールデンエイジとの違いは、プレゴールデンエイジはゴールデンエイジの前段階という位置づけで、ゴールデンエイジはある程度身体的にも大きくなり、より運動神経や運動能力が成長し、神経系の発達はほぼ100%で大人と同じほどまでに成長します。

つまり、人間の運動神経はゴールデンエイジで決まると言っても過言ではないと言えます。なぜゴールデンエイジ期に運動神経が発達するかというと、大人のように動作を理性で理解しようとせず、子供は本能のままに直感で動きのコツをつかむことができるためです。

運動神経をアップさせるために必要な5つのこと

環境を整えてあげる

子供のゴールデンエイジという時期を知らない大人もいるため、ゴールデンエイジをむかえている当の本人が知る由もありません。そのため、子供がゴールデンエイジ期であることを知る親が、運動神経を身につけることができる環境を整えてあげる必要があります。

現代のゴールデンエイジ期の子供の多くは、プレイステーションやWiiなどの家庭用テレビゲームの発達、またはNintendo DSやプレイステーションポータブルなどのポータブルゲームの台頭、さらに異常気象による猛暑などを理由に外遊びを避ける傾向にあります。そこで親が短い時間でも週末などに子供と一緒に外遊びに付き合うなど環境を整えることが求められます。

遊ぶことが楽しいと感じさせる

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ゴールデンエイジ期の子供たちの特徴は、何事にも興味を持ちやすく、高い集中力を持っていますが、反面、集中力を長い時間維持することができない点にあります。では子供はどのようにして遊びを通じて運動神経を伸ばすことができるのでしょうか。それは遊ぶことが楽しいと感じさせることです。ゴールデンエイジの子供達は、押し付けられるよりも、自ら興味を持ってやろうとしたことに対しては集中力を維持します

例えばテレビゲームなどは、自らやろうとするため、非常に長い時間ゲームをやる子供が多い理由がそこにはあります。外で遊ぶことが楽しいと感じたゴールデンエイジの子供は、比較的長い時間外で遊ぶようになります。

褒めることの重要性を理解する

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運動神経を伸ばすために必要なことは運動が好きになることです。当たり前のことですが、運動が好きになるためには、運動が嫌いにならないことです。そこで意識したいのが、喜びの連鎖です。うまくできたことで達成感を得ることができ、嬉しい気持ちになり、自信につながります。そしてもっと上手くなりたいという向上心が芽生え、またできたことで運動が好きになります。

これを成功体験と呼びますが、必ず最初から上手くできるとは限りません。そこで必要なのが、褒めることの重要性です。できたことに対して褒めるだけではなく、チャレンジしたことに褒めることが重要です。決してできなくても、チャレンジしたことを褒めることで、また褒められたいという思いから運動を好きになります。

リトミックでリズム感を得る

運動神経とリズム感には大きな関連性があります。動きにリズムが出てくると筋肉の収縮や弛緩サイクルを学習することができ、速い動きと遅い動きの緩急があることで動きのスムーズさを身につけることができます。これを医学的にはストレッチショートニングサイクルと呼び、身体能力や運動能力に大切な要素とされています。

子供のゴールデンエイジ期にはリトミックで動きの強弱をつけ、筋肉を引き延ばしたり縮めたりすることで効率よく体を動かすことができるようになります。近年、中学校の体育においてダンスが必修科目となっていることにもあらわれており、さらに元ラグビー日本代表の吉田義人氏監修のラグビーリトミックも話題になっています。

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