2019年5月6日 更新

サッカーのドロップボールとは?どのような時に適用されるのか?

サッカーでは様々な理由で試合が停止し、停止した理由に応じて試合再開方法も異なります。これらはサッカー競技規則に記されおり、この競技規則に記されていない事象によって停止した場合の再開方法がドロップボールです。今回はドロップボールについて徹底解説していきます。

  
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サッカーのドロップボールとは?

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サッカーのルール上、ファウルやボールアウトオブプレーのように、プレーが一度止まった後のプレー再開方法はそれぞれ決められています。身体的接触を伴うファウルの場合には直接フリーキック、オフサイドやバックパスの場合には関節フリーキック、サイドラインを割った場合にはスローイング、守備側選手が最後にボールに触れてエンドラインを割ればコーナーキック、攻撃側選手が最後にボールに触れた場合はゴールキックで再開されます。

そして、ドロップボールは、これらルールに決められていないような事象により審判の判断でプレーが止まった場合の再開方法として用いられています

サッカーにおけるドロップボールが適用される場面

地震中断明けドロップボールで試合再開

サッカーにはルールブックが想定していないような様々なことが起こり得ます。そしてサッカー競技規則には、プレーの開始および再開の項で、主審がプレーを停止し、この条で定められた上記の再開方法(フリーキック、ペナルティーキック、スローイン、ゴールキック、コーナーキック)が当てはまらない場合は、ドロップボールで再開する。と規定しています。

以下ではこの定められた再開方法が当てはまらない場合を考察していきます。

プレーヤーの負傷

サッカー競技規則の第5条の主審の項で、競技者の負傷が競技規則の違反に起因していないのであれば、ドロップボールによりプレーは再開されなければならない。と規定されています。競技者の負傷が競技規則の違反に起因していないというのは、ファウル以外のなんらかの事情を指しており、そのような理由で競技者が負傷してピッチ上に倒れてしまった場合には、審判の判断で試合を止めることが認められています。

そしてそのような場合の試合再開方法はドロップボールが適用されます。

観客や動物の乱入、物の投げ入れ

サッカーの試合中に、観客席からペットボトルや空き缶などの物が投げ入れられることもあります。さらにピッチ上の競技者以外のベンチ要因、監督、観客、犬や猫などが乱入してくる場合もあります。そんなことはあり得ないと思われがちですが、テレビなどの映像でピッチ上に乱入するシーンがよく流れることがあります。

このような場合には、試合に影響を与えると審判が判断した際には一度試合を止めて外的要因を排除したのちに、プレーが再開されます。このような場合の試合再開方法としてドロップボールが適用されます。

ボールやゴールの破損

サッカー競技規則の第3条のボールの項の、欠陥が生じたボールの交換で、プレーはもとのボールに欠陥が生じた場所で、交換したボールをドロップして再開される。と規定されています。また、ゴールネットの破損やゴール自体の破損の場合にもドロップボールでの試合再開が採用されます。

ボールやゴールネットの破損はあり得る出来ごとで、さらにナイターの試合などでは停電や照明器具の故障などで試合進行に影響を与えることもあります。

サッカーにおけるドロップボールのやり方

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ドロップボールのやり方は、サッカー競技規則のプレーの開始および再開の項の第2条に定められています。まず、プレーを停止したときにボールがあった位置でボールをドロップします。

ただし、ボールがゴールエリア内にあるときにプレーを停止した場合、ボールは、プレー停止しときにボールがあった地点に最も近いゴールラインに平行なゴールエリアのライン上でドロップします。そしてボールがグラウンドに触れたときにインプレーになります。

ドロップボールの違反と罰則

ドロップボールによる再開における違反と罰則は次のとおりで、再開時はドロップボールが適用されます。

・ボールがグラウンドに触れる前(インプレー前)に競技者がボールに触れた場合。

・ボールがグラウンドに触れた後に、競技者に触れることなくフィールドの外に出た場合。


また、ドロップされたボールを直接ゴールに入れた場合は、ボールが相手競技者のゴールに入った場合はゴールキック、そのチームのゴールに入った場合はコーナーキックで再開されます。

ドロップボールのマナー

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プロの試合のドロップボールの映像を見ていて、ボールを奪い合うことなく、ドロップボール以前までボールをキープしていたチームのゴールキーパーにボールを意図的に返してあげるシーンをよくみます。これはけが人が出た場合や、乱入者がいた場合、ボールが破損した場合など、どれも意図的になされたわけではない点にあります。

つまり、一つのマナーというわけです。しかし勘違いしてはいけないのが、それがルールに基づいてなされているわけではなく、マナーとしてなされていることを知ることです。

ドロップボールが適用される時とは?

ドロップボールとは、試合の再開方法の一つで、サッカーの競技規則で明確に記載されていない事象によって試合が停止した場合の試合再開方法です。そしてそのドロップボールに至った原因は、どちらのチームによる責任ではなく、やむを得ない事象によるものとし、試合停止以前にボールを保持していた側のゴールキーパーに返すことがマナーとして定着しています。これは、サッカーは紳士的なスポーツであることを示す意味であり、ルール上のものではありません。
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