2018年8月26日 更新

サッカーで大事なマリーシアの意味と正しいマリーシアとは何か?

サッカーで大事なマリーシアの意味は、けっしてずるいプレーというわけではありません。長年アンフェアなイメージで日本のサッカー界に認知されていたマリーシアですが、日本サッカーに必要不可欠なプレーとして注目を浴びています。そんなマリーシアとは?について解説しています。

  
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サッカーで大事なマリーシアの意味とは?

shin_ju🇯🇵 on Instagram: “地元帰って久々に1年ぶりに体うごかしたわ⚽️とりあえず全身筋肉痛。やばい。体鍛えよ😏#島根#浜田#マリーシア#HNT#筋肉痛#おわた、がんばろ” (51778)

マリーシアとは、ポルトガル語でずる賢いという意味の単語で、イタリアでは「マリッツィア」と発音しサッカー大国ブラジル発祥の言葉だと言われています。
サッカーの試合中における駆け引きの意味合いで使われる言葉ですが、国や地域においてそのニュアンスが若干違ってくる言葉でもあります。実際にブラジルで使われていたのは南部の一地域で「豊富な経験から得た知恵」という意味のようです。
このマリーシアはずる賢いといっても、決して審判の見ていないところでファールをしたり、ハンドをごまかしたりといったような反道徳的な、スポーツマンシップを踏みにじるプレーの事を言うわけではありません。
海外選手に代表されるような、試合のプレーの流れに合わせてオンオフを切り替え、その局面に適したプレーをするというのがマリーシアのひとつの定義でもあります。

正しいマリーシアとは何か?

では実際に、マリーシアとはどんなプレーでどんなパターンが存在するでしょうか?
日本サッカー界では、長年ずるいプレーという意味で認識されていたマリーシアとは、具体的にどういったプレーの事をいうのか?をご紹介します。

ずるいパターンのマリーシア

【卑怯?騙したもん勝ち?】 何もされてないのに派手に倒れる、演技し過ぎのシミュレーション集

マリーシアでよく誤解される代表格のプレーが、シミュレーションといわれる審判を欺いたプレーです。
あたかも相手のタックルや、チャージを受けたことで倒されたと思わせて、実は自ら転んでファールであることを審判にアピールするようなプレーのことです。
確かに、この技術がブラジルでは大変発達しており、巧みなドリブルと相まって、ブラジルサッカーのテクニックのひとつに数えられています。しかし、これはブラジルの選手が巧みなだけであり、ルール上はシミュレーションであり、マリーシアとは似て非なるプレーなのです。決してチャージを受けていないのに審判を欺くことは公に許されているわけではないので、正しいマリーシアとは言えません。

賢いパターンのマリーシア

大宮怒涛の時間稼ぎ

実際にマリーシアと呼ばれる、経験から得た知恵で試合をコントロールすべはどんなプレーを言うのかというと、例えばドリブルのうまい選手をとめようとしたとき、1vs1を挑むのは得策ではありません。このときに、1人がわざと抜かれにいき、抜かれた直後の体制が整わない時を狙い、2人目がボールを奪うという方法があげられます。
また、得点でリードしているときは失点リスクを犯さず、相手陣地でボールをまわしたり、時には相手陣地のコーナーポストでボールをキープするというのも、サッカーにおけるずる賢いプレー=正しいマリーシアのひとつです。

サッカーのマリーシアが上手い選手①

ウェイン・マーク・ルーニー

Wayne RooneyさんはInstagramを利用しています:「Great memories against Croatia. Go and make more of your own special memories today lads and make history. Let’s get another step closer to…」 (51079)

ルーニー選手はマリーシアのようなずる賢いというイメージよりも、抜群の身体能力と、フィジカルの強さに反比例する、繊細なボールタッチが魅力のイングランドの英雄的サッカー選手です。
そのフィジカルには見合わないベビーフェイスが特徴的なルーニー選手は、長年トッププレーヤーとして活躍しており、多くのファンに支持されています。現在はアメリカのワシントンに拠点を置くD.C.ユナイテッドに所属して、なお健在のその迫力あるプレーを披露している選手です。

ルーニーの上手いマリーシア

マンU対リバプール ルーニーの上手さ

ルーニー選手が所属していたマンチェスター・ユナイテッドと宿敵リバプールの一戦でのプレーで動画ですが、1点ビハインドに追い込まれたリバプールは一刻も早く攻めたいと思っている場面ですが、自陣に攻め込まれて思うようにプレーがいきません。
エースのルーニー選手に自陣でボールを奪われてしまったリバプールですが、ルーニー選手はロスタイムということもあり無理にボールをペナルティエリア内に蹴りこもうせず、コーナーポストでキープします。焦るリバプール側は、ルーニーからボールを奪おうとして、フリーキックを与えてしまいます。
時間がなく早く攻めたい相手の心理を利用した、ルーニーの上手いマリーシアと言えます。

サッカーのマリーシアが上手い選手②

ダビィ

sho5 on Instagram: “#20180429 #ギラヴァンツ北九州 vs #ザスパクサツ群馬 #ダヴィ #ミクニワールドスタジアム北九州 #福岡 #北九州 #Jリーグ #j撮り ⚽” (51081)

ダビィ選手は元鹿島アントラーズで活躍し、現在はギラヴァンツ北九州に所属するブラジル人のサッカー選手です。
ポジションはフォワードで、常にゴールを狙っていてゴール前でのあいてのミスを決して逃さないことに長けた選手でですが、そのテクニックはずば抜けており、ずる賢いマリーシアという言葉がとにかく似合う選手でもあります。現在に至ってもそのテクニックは健在で、今後もゴールの量産が期待される名手です。

ダビィの上手いマリーシア

2014/04/19ヴィッセルVS鹿島 ダヴィが珍ゴール 副審がオフサイド判定 主審は笛吹かず?

このダビィ選手のゴールは日本のサッカー選手に足りないといわれるプレーの最たる例です。
このvsヴィッセル神戸での戦いで、味方のパスに鋭く反応したダビィ選手でしたが、残念ながら飛び出しが早く副審がフラッグをあげました。不満そうにしていたダビィ選手でしたがボールに触れなかったため主審はそのまま笛を吹かずでしたが、これに気付かず、神戸のゴールキーパーは力ないボールを返してきました。
プレーが続行中と気付いたダビィ選手はすかさずボールを奪い、無人のゴールにボールを蹴り込みました。
審判の笛というルールを見逃さず、柔軟かつ的確に対応したダビィ選手のまさに経験の成せるスーパープレイでした。
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かのう かのう