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バドミントンで空振りして当たらないのはなぜ?【初心者ガイド】

バドミントンで空振りして当たらないのはなぜ?【初心者ガイド】

バドミントンで空振りする理由と、当たらない問題を解決する方法を解説します。バドミントン初心者の多くがつまずく原因があるので、空振りで困った方はチェックしましょう。コツはバドミントンから一歩引いた意外なところにあります。練習方法もありますので、ご安心ください。

2022.12.30 バドミントン

バドミントンで空振りしてしまう原因①力んでいる

力を抜く方法

恐れが力みを生んで当たらない

バドミントン初心者が空振りしてしまう原因の一つは、力んでしまうことです。

球にバドミントンラケットの面が当たらないで空振りしてしまうことは、一番バドミントン初心者にとって避けたいことだと思います。だからこそ、球が向かってきたときに空振りを避けるためにぐっと力んでしまうのです。

遠心力を利用するのがコツ

力むと球にバドミントンラケットの面が当たらない理由は、遠心力によって描き出される美しい円の軌道が崩れることにあります。

空振りのほとんどは、フォームの崩れや力の加減でこの円が崩れることが原因です。力まないためには、空振りは案外起こらないという感覚を知る方法を身に着けることがコツです。

バドミントンで空振りしてしまう原因②球が読めない

球を読めない原因は、当たらない原因に直結する

バドミントン初心者が空振りしてしまう時、バドミントンラケットの面に対して球がどういう軌道で向かってくるかが予想できていないから当たらないのです。

当たらない原因は様々です。ケースバイケースの原因をチェックしましょう。

バトミントンのシャトルが当たらない原因①

目が見えなければ当たらない

バドミントンの球は小さく、速い動きをします。空振りするのは単純に見えていないという場合があります。

他スポーツに比べて視力を求めるので、普段は使わない方でもコンタクトレンズ等を使用しないと当たらないかもしれません。視力については、練習方法をいかにしても球に面が当たらない問題は解決できません。

バトミントンのシャトルが当たらない原因②

空間把握能力がないと球が読めなくて空振り

相対した敵から球が飛んでくる時、横から球の動きを見るのとは違う空間把握能力を求められます。
空振りするとき、どのくらいで球が自分のラケットの面に到着するかが読めていなければ当たらないのは当然ですね。

空振り解消のためには経験値が必要

スピードや距離感に慣れるコツは、経験値以外にはなかなかありません。当たらない球が多いと悲しくなるかもしれませんが、とにかく相手とラリーをして、球の向かってくるスピードを意識しましょう。

バトミントンのシャトルが当たらない原因③

動体視力が低く、球が見えないため空振り

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球のスピードが速すぎて目が追えていなくて空振りする時もあります。スマッシュなどの速い球の時に特に当たらないのであれば、このケースでしょう。

バドミントン初心者の方は、面が当たらない問題を身体能力と捉えてしまうことが多いですが、空振りには目の能力も大きくかかわっているのです。

動体視力が良くなれば空振りは解消できる

空振りしないためには、普段から速い動きのものを目で追うのがコツです。動体視力は、バドミントンに限らず様々な速い動きを見る訓練方法でレベルアップすることができます。

身近でおすすめの訓練方法は、行きかう車のナンバーを読み取ること。バドミントンや空振りから離れても、意外な所に空振り解消のコツはあるものです。

バドミントンで空振りしてしまう原因③

【スローモーション】バックの打ち分け サイドストローク

実は失速している、当たらない球たち

少し慣れてきたバドミントン初心者の方で意外と見落としがちな原因は、バドミントンの球の性質への理解です。バドミントンの球は、山の頂点を越えたところから失速する特徴があります。空振りするのは、この失速への対策がないためです。当たらないという問題を抱えていないと、意外と気付かない盲点です。

バドミントン初心者の方はつい打ち返された瞬間のスピードで距離とタイミングを予測してしまうため、失速すると空振りしてしまうのです。

面が当たらない空振りミスを減らすコツ①

【初心者向け】距離感を養う 【シドニーオリンピック日本代表 井川里美】

当たらないのは距離感がつかめないから

空振りミスを減らす第一のコツは、距離感をつかむことです。コートでは独特の距離感があり、ネットを挟んでいることから、より錯覚効果が生まれて当たらないのです。バドミントン初心者の方にとっては感覚をつかむのは難しいものでしょう。

当たらない時は日々の習慣を見直す

日々できる訓練方法として、歩いている時に身の回りのものと自分の距離を把握してみてください。特に、対角線を見つける癖と、すれ違う人々のスピードを意識する習慣を身につけると、コート内での空間把握力が上がります。当たらないことだけに集中せず、自分のものの見方を変える意識と練習方法にトライしてみましょう。

面が当たらない空振りミスを減らすコツ②

当たらない時はタイミングに問題が……

空振りミスを減らす第二のコツは、タイミングをつかむことです。先に述べた失速の法則や、スマッシュ以外の緩やかな攻撃なども加わることで、バドミントンのタイミングは独特なのです。当たらないという悩みは至極自然なものです。

当たらない原因を数字で可視化する

タイミングをつかむための練習方法は、カウントすること。自分の口で、声に出しながら数字を数えて球の動きを観察しましょう。最初は当たらないことを前提にカウントすることに集中してください。それでタイミングがとれれば、大丈夫です。

面が当たらない空振りミスを減らすコツ③

#3 栗原選手が一生懸命 相棒の緊張をリラックスさせようとするが・・・。9/22 YONEX OPEN JAPAN 2016

力を抜けば、当たらない球は少ない

空振りミスを減らす第三のコツは、リラックスして力を抜くことです。力まないようにするコツは、一度何の力もいれず、バドミントンをしてみることです。勝敗にこだわらず、球を遠くへ飛ばすことも意識せず、ただ”力を抜く”ことだけを意識した練習をしてみましょう。

すると、意外と球が飛ぶことにバドミントン初心者の方は驚くのではないでしょうか。当たらないのはこの力みのせいだった、と気が付くはずです。

バドミントン初心者の空振りに効く練習方法①

バドミントン スポ少 練習 素振り

素振りは当たらない人にも効果のある練習方法

空振りミスを減らす練習方法としては、力を抜いた素振りを繰り返すことをおすすめします。当たらないことを改善するためには、まずは球のない状態からスタートです。

空振りしてしまうことを恐れると、どうしても無意識に力が入ってしまうもの。その力みをとるために、普段から落ち着いてリラックス状態でバドミントンラケットを振り切る練習をしてみてください。

バドミントン初心者の空振りに効く練習方法②

ヒトの呼吸_深呼吸時の横隔膜と肋骨の動き【3DCG**respiration】

当たらない時は深呼吸

空振りに繋がるタイミングを誤ることも力みも、緊張や焦りなどの精神的な要因からもたらされることが多いです。落ち着いてバドミントンをしよう、と言ってもバドミントン初心者の方にはなかなか難しいかもしれません。
見えない心をコントロールするより、自分で意識できるのは呼吸のコントロールです。息を止めると無駄に力が入る、息を吸いすぎるとタイミングを見誤るといったケースがあります。

バドミントンの試合中には呼吸を一定に保つよう意識して練習するのがコツです。当たらないことは初心者なら当然、と割り切って落ち着いて臨みましょう。

バドミントン初心者の空振りに効く練習方法③

絶対うまくなるバドミントン

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当たらない初心者の方は、理解のための実験を

様々な球を打ち分けられるバドミントンの先生がいる場合ですが、その様々な打ち方によって自分のコートに球が入ってくるまでの秒数を計測してみましょう。バドミントンの練習方法というより実験のようなものになりますが、この感覚を自分でつかむことがバドミントン上達と空振り解消の必須条件となります。

当たらない時は言葉に置き換える

空振りが減らない場合のコツは、秒数だとイメージしづらいときは、何かの言葉に置き換えること。

とあるゴルフ漫画では「チャーシューメン」の言葉にあわせてボールを打つ練習をするシーンがあります。また、フィギュアで金メダルをとった荒川選手はアイスクリームが大好物で、「1アイスクリーム、2アイスクリーム…」とリズムをとっていたという逸話が有名ですね。

身近な言葉が空振りを解消する

あなたのよく使う、イメージにあったものに置き換えることで、自分が球を打つ時も適切なタイミングがつかめるはずです。適切なタイミングさえわかれば、空振りの面に当たらない恐怖は消えることでしょう。

まとめ:空振りの原因はバドミントンの技術力ではない

バドミントンの練習において大切なこと【シドニーオリンピック日本代表 井川里美】

当たらないのはあなたの目や心が原因

空振りしてしまう、球が面に当たらない原因のほとんどは焦りが生んだ力みや、目の能力の問題です。バドミントンの技術力をあげる練習方法より、自分自身の改革が空振り解消のコツになります。

経験値が何より大切

とは言え、空振りするからもうバドミントンはやりたくない……とあきらめてしまうのはもったいないです。初心者の方は恥ずかしいかもしれませんし、当たらない失敗は二度としたくないと思うかもしれません。しかし、たくさんの失敗からしか得られない経験則もあるのです。

バドミントンの空振りは当然のステップ

バドミントンで空振りすることは全然異常でも下手でもないことです。あんなに速い、あるいはトリッキーな球を打ち返すんですから、初心者は失敗して当然。割り切って、空振りに効果のある練習方法を積み重ねることがコツです。

プロも上手なあの人も、きっと空振りしていた

あなたが憧れる選手や上手な先輩も、きっと空振りに苦しんでいました。当たらないからこそ改善しようとコツを探し、練習方法を変えたからこそ、上手になっているのでしょう。ラケットの面が球をとらえられるようになれば、もう当たらない心配はありません。安心して練習に励みましょう。

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