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サンドボールのおすすめ5選と打撃強化の効果と使い方とは?

サンドボールのおすすめ5選と打撃強化の効果と使い方とは?

野球の練習に活用されるトレーニング用具の1つにサンドボールがあります。ここでは、このサンドボールとは?を始め、打撃力向上に効果を発揮するおすすめのサンドボールの紹介や、具体的なサンドボールの使い方・トレーニング方法をご紹介します。

2023.01.03 野球

サンドボールとは?

Yuki Suzuki on Instagram: “今日から我が家に加わった12個。これで打ってる時間が長くなる(*´艸`*)#少年野球 #野球 #サンドボール #野球練習 #野球トレーニング” (50272)

サンドボールは、野球のトレーニングに使用する用具の一つで、サンド(sand)=砂が入ったボールの事をいいます。もちろん、砂が入っているボールなので重く、飛ばないという特徴があります。
その重さについてのイメージは容易につくと思いますが、飛ばないというのはどうでしょうか?この飛ばないという特徴は、簡単に言うと反発力がないということですが、今回おすすめする、サンドボールの打撃力強化につながる使い方やその効果において重要な意味合いがあります。

サンドボールの構造

@hiptonic84 on Instagram: “#砂鉄 集め” (50135)

野球のトレーニング用品であるサンドボールには砂が入っている紹介しましたが、具体的には砂鉄(アイアンサンド)が入っています。砂鉄の比重は1.6~2.7と言われているので、同容量の水を入れるよりずっしりします。また、外側の素材は、ポリ塩化ビニル(PVC)が採用されてるのですが、ポリ塩化ビニルとは、一般的な合成樹脂(プラスチック)の一つで、ビニルパイプなどのように硬くもなりますが、サンドボールでは柔らかい状態です。
サンドボールの中には、砂鉄とその隙間には空気が入っているので、外側のポリ塩化ビニルに強い衝撃を与えると瞬間的に変形しますが、安定すると元の球体に戻ります。

打撃力強化におすすめしたいサンドボール5選

ユニックス ヒットパンチ(UNIX Hit Punch)

 (49600)

サイズ:70mm
重量:300g
素材:表面(PU)、ウエイト(砂鉄)
ユニックス ヒットパンチです。
直径は70mm、重量が300gのサンドボールで、カラーリングは硬式野球ボールを模しており、縫い目の模様が入っています。実物に触れてみて振ると楽器のマラカスのように”ザッザッ”と音がするので、みっちりサンドが入っているわけではなく、空気の部分もあります。
重量が300gと、サンドボールとしては軽めの部類に入るため、主に少年野球児の練習に効果的に使用さています。

ダイト(DAITO) サンドボール

 (50745)

重量:500g
素材:ポリ塩化ビニル(PVC)
1969年創業、1987年に硬式野球ボールメーカーとしてダイトベースボールというブランドを立ち上げられた、大都化成工業株式会社製のサンドボールです。
紹介しているのはブルーの500gタイプですが、グリーンの350gタイプもあるので必要に応じて選ぶ事ができます。
500gのタイプになると、ボールの芯をとらえることはもとより、ある程度のパワーがないと飛ばすことはできないでしょうから、パワーアップにも効果を発揮します。
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ゼット(ZETT) トレーニングボール

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素材:(材質)PVC、(中身)砂鉄
重さ:450g
野球をやっている方は一度は耳にしたことがあるであろうゼット製のサンドボールです。
直径75mmの白地に、ブランドロゴが入ったデザインで、赤ロゴは450g、青ロゴになると350gになります。単品売りのほかに6球入りのタイプも販売されているようです。
やはり数多くの野球用品を製造販売しているメーカーですので、他にもゼット製の道具を使っていてゼット製にこだわりのある方や、多少名のあるメーカーのものの方が安心する方などにはおすすめです。

LINDSPORTS サンドボール

 (50130)

サイズ:直径約74mm
重さ:500g
材質:(表面)PVC、(中身)砂鉄
テーピングやトレーニング用品の開発製造販売を主な生業とされている、株式会社リンドスポーツ社製です。
直径約74mmで、紹介している500gタイプのほか350gタイプがあります、オレンジ色がベースになっており、ほかのサンドボールと違って重さがボールそのものに明確に記載されています。
500gタイプは黒文字、350gタイプは白文字になっていますが、非常にオレンジの発色が良いので、ちょっと薄暗い場所でトレーニングする方にもおすすめです。

SKLZ(スキルズ) パワースルー

 (50133)

直径:約15cm
重量:約480g
SKLZ(スキルズ)製パワースルー(POWER-THRU)です。
SKLZ社はアメリカ初のトレーニングギアブランドで、野球のほかでもそれぞれのスポーツに特化したトレーニング用品を開発しています。
デザインも、アメリカらしくスタイリッシュです。サイズも直径約150mmと大きいのが特徴です。また重さは、約480gとなっていますので、スイングパワーをつける練習におすすめします。

サンドボールの使い方と得られる効果

野球のトレーニング用品であるサンドボールを使って打撃力強化に繋げていくわけですが、一言で打撃力強化と言っても、そのアプローチは様々あります。ここでおすすめするサンドボールを使ったトレーニングも、そのアプローチの一種となるわけですが、下記3つの具体的事項がサンドボールを使ったトレーニングの効果として挙げられます。

■ボールの芯をバットの芯でとらえる
■バットスイングを強くする
■より遠くに飛ばす感覚をつかむ


この3点を強化する使い方について、それぞれ詳しく説明していきます。

ミート力の強化に繋がる使い方

ふーじー on Instagram: “#真芯#ホームラン #原口文仁 そら完璧やわ❗真芯やもん😆👏” (50221)

冒頭のサンドボールとは?でも紹介しましたが、サンドボールには砂鉄と空気が入っています。この構造により編重心という性質が産まれます。この性質は、ボールの中の砂鉄は動くことと、外側が硬式野球ボールはもとより軟式野球ボールよりも柔らかいことがもたらすものです。
この偏重心で柔らかいサンドボールをバットで打って飛ばすには、ボールの芯をバットの芯でミート(とらえる)しなくてはなりません。これができていない場合は、まったく飛びまないので結果が一目瞭然となります。
人間ですので、ミスショットは起こりえますが、繰り返しサンドボールを打ち込むことで、ミスショットの確率を下げていく意識を持つことをおすすめします。

スイングそのものが強化される使い方

@sohei_azuma on Instagram: “インパクト! ボールが えらいことなってる! 10代の頃より バッティングが上手になって、 足も速いのは 何故だろう…⁉︎(o_o)笑  #草野球 #mizuno  #ミズノ #beyondmax #beyondmaxmegaking2  #ビヨンドマックスメガキング2…” (50224)

ミート力が上がり、バットの芯でボールを捉えても、ボールの勢いにバットスイングが押されてしまえば、力強い打球は飛びません
サンドボールは、野球の試合で使用するボールの2倍~3倍強重たいですから、これをより遠くに飛ばすことができれば、必然的にバットスイングが強くなったと言えます。とは言え、ただやみくもに振り回してしまうと、ミート力の低下につながりますし、力任せにバットを振っても、決してそれがスイングの力強さに直結しないところもありますのでおすすめしません。
しっかりと下半身を使うことと、バットにボールが当たるインパクトの瞬間に、効果的に力を込めることを意識してください。

力強いボールに負けないためのリストの強化に繋がる使い方

手首の使い方

野球のバットスイングが力強くなれば、当然打球も速くなり、角度次第ではあるものの、より遠くにも飛びますが、更にもう一点ポイントがあります。それは、効果的な手首(リスト)の使い方です。
手首を上手に使うと、バットのヘッドはグリップより後に出てきて鋭く走り、インパクトに力強さがでますが、下手に使うとバットのヘッドがグリップより先に出てしまい、力が抜けた状態でインパクトを迎えてしまいます。
サンドボールを使った野球の打撃練習においては、緩く放られているか、ティーに乗って止まっているボールを打ちますので、上手な手首(リスト)の使い方をして弾き返す技術の習得に効果を発揮する練習としてもおすすめです。

サンドボールを使った打撃練習方法①

トスバッティング

サンドボールでトスバッティング

サンドボールの使い方でおすすめする練習方法の1つとしてトスバッティングがあります。
トスバッティングは別名、ペッパーゲームとも呼ばれる、ピッチャーとバッターが1人ずつの合計2人で行うバッティング練習です。ピッチャーは比較的緩いボールを投げ、バッターはフルスイングをせずにボールをバットの芯で捉え、できればワンバウンドでピッチャーに返していくというのが一連の流れで、これを繰り返します。
このトスバッティングは専ら、ダウンスイングでしっかりとミートしセンター返しをする練習に効果を発揮します。

サンドボールを使ったトスバッティングのポイント

野球のトスバッティングをサンドボールを使って行う場合、通常と大きく異なるのはスイングの強さです。これまで記載してきた通り、サンドボールは偏重心で重いボールのため、ボールの芯をバットの芯で捉えることと、手首(リスト)を利かせて、インパクトに力を入れることが両立しないと、しっかりとした打球をピッチャーに返すことができず、逆に効率の悪い練習になりかねません。
なお、ピッチャー側は重いサンドボールを投げなくてはならないため、肩や肘に負担がかかりすぎないように注意が必要です。
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サンドボールを使った打撃練習方法②

ティーバッティング

サンドボールを使ったセットアップ・ティーバッティング

おすすめするサンドボールを使った野球の打撃練習方法は、ティーバッティングです。
ここでは、ティーの上に置き止まったボールを打つのではなく、斜め前から軽くボールを放ってもらったボールを打つ、いわゆるセットアップ・ティーバッティングでの使い方を紹介します。  
セットアップ・ティーバッティングは、非常にポピュラーな練習ですが、本来ピッチャーが投げてくるボールとは違う軌道のボールを打つということと、ボールの放り手の技量も非常に重要で練習の効果に影響を及ぼすという点を気を付けておきましょう。

サンドボールを使ったティーバッティングのポイント

セットアップ・ティーバッティングでは、トスバッティングよりも緩いボールを打ちますので、ミートはしやすいはず。従って、この練習でのサンドボールの使い方として留意すべきは、力強いスイングで強く弾き返すことです。
どのような過程でスイングをすれば、ボールにより効果的に力を伝えることができるのかを考えてスイングしましょう。
また、この練習におけるサンドボールの使い方として、もう1点おすすめしておきたいポイントが、投げ手には極力、地面と平行な軌道でボールを放ってもらうようにしてもらうことです。その理由は、山なりのボールを飛ばそうとすると、野球では避けるべきアッパースイングになってしまう事が多いためです。

サンドボールを使った打撃練習方法③

さまざまな種類のティーバッティングとの組み合わせ

山田哲人選手が行う11種類のティーバッティング

打撃練習方法②で紹介したセットアップ・ティーバッティングは、ボールを放ってもらう距離や角度、コースやスピードなどを変化させることにより、トレーニングするポイントを変えて練習することができます。
例えば、真横から放ってもらえば、ボールを点で捉える練習になりますし、1スイングずつ前に移動しながらやれば、軸足からの体重移動を意識した練習となります。また、次の3つが前提となりますが、やり方や使い方を工夫して、効果的に自らの弱点を克服していきましょう。

■きちんとしたフォーム
■きちんとしたスイング
■きちんとしたミート


単にパワーだけを意識するのではなく、この3つを全て揃えられるよう意識しましょう。

サンドボールを使って種々のティーバッティングをする際のポイント

野球のセットアップ・ティーバッティングでサンドボールを使用する場合でも、やり方に工夫を凝らすことはできますが、サンドボールであるがゆえにできないやり方もあります。サンドボールは重く、反発力も弱いため、バウンドしたボールを打つ使い方はできません。
それ以外の使い方であれば、さまざまなセットアップ・ティーバッティングでサンドボールを使用することができ、フォームとスイングとミートを意識しながら、更に力強さを得る効果に期待ができます。そこでおすすめしたいポイントは、脱力からインパクトの瞬間に力を入れる感覚を自分のものにしていくことです。

サンドボールを使った打撃練習方法の注意点

サンドボールを使っていく上での注意点があります。
強打の野球選手への道は一日にしてならずですが、このことを知った上での使い方をすることで、逆効果を防いだり、練習の幅を増やしたりすることができます。きちんとした使い方をして、より効果・効率か上がる練習をしましょう。
効果的なサンドボールの使い方をして野球の打撃練習を行う上で最も注意が必要なことは、やりすぎに注意することです。身の丈に合った重さのタイプを選ぶことと、やみくもに打つ量を増やさないことに留意してください。その訳は、サンドボールを打つ際には、結構な衝撃と負担が手首にかかるからで、重すぎるサンドボールを打ったり、必要以上に数を増やすと手首を痛める可能性があります。特に少年野球児は注意してほしい使い方です。
また、その衝撃はバットにもかかります。金属バットが凹んだりする可能性もあるため、注意しましょう。

打撃力強化の役に立つサンドボールについてのまとめ

サンドボール、効果的に正しい使い方をすれば確実に野球の打撃力が強化できます。これまでにインパクトの瞬間に力を込める練習をするには、タイヤなどを叩いたり、ちょっと重いソフトボールを打つなどしていましたが、それぞれ振り抜けない、ボールが大きいのでミートの練習にはなりづらいなどの欠点がありました。この両方を補いつつトレーニングできる用品としておすすめできるのがサンドボールなのです。
とはいえ、サンドボールを使った打撃練習も数ある野球の打撃練習の一つでしかありません。サンドボールを使った打撃練習で向上させたことを、別の打撃練習や野球の試合で実感できるように、活かしていきましょう。

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