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長野県の野球の強豪高校とは?強さ順に10校をランキングで紹介!

長野県の野球の強豪高校とは?強さ順に10校をランキングで紹介!

長野県の高校野球は、長年に渡り頂点に松商学園高校が引っ張ってきました。しかし、2000年以降はライバル佐久長聖高校や新鋭上田西高校といった私立強豪勢に加え、公立校も虎視眈々と甲子園出場を狙っています。長野県の強豪からは多数のプロ野球選手が生まれています。

2022.12.31 野球

長野県の高校野球とは?

 (177141)

長野県の高校野球は、戦前まで遡っての通算実績でみると夏の甲子園36回出場を誇る松商学園高校が他の高校を大きく突き放しています。

2000年以降は松商学園高校だけでなく、有名監督を迎え全国から有望選手をスカウトする私立強豪、文武両道を掲げる公立校共に台頭し、どの高校が勝ってもおかしくありません。
過去10年間で6校が夏の甲子園に出場し、長野県の高校野球は群雄割拠しています。

長野県の高校野球の情勢

長野県の高校野球は、実績を見れば松商学園高校​1強に見えますが、2000年以降は長年ライバルのように争ってきた佐久長聖高校がやや優勢と言える成績を残しています。

さらに新鋭上田西高校を加えた3校がトップ3​と呼ばれているのが現状です。しかし古豪復活を狙う長野商業高校や岡谷工業高校、公立の星を目指す丸子修学館高校に飯山高校、県内トップの進学校の長野高校も甲子園出場の有力候補に挙げられています。
年度 夏の甲子園 成績 春の選抜 成績
2019 飯山(初) 1回戦敗退
2018 佐久長聖(8) 2回戦敗退
2017 松商学園(36) 2回戦敗退
2016 佐久長聖(7) 1回戦敗退
2015 上田西(2) 2回戦敗退 松商学園(16) 1回戦敗退
2014 佐久長聖(6) 2回戦敗退 東海大三(3) 1回戦敗退
2013 上田西(初) 1回戦敗退
2012 佐久長聖(5) 1回戦敗退 地球環境(初) 1回戦敗退
2011 東京都市大塩尻(初) 1回戦敗退
2010 松本工(初) 1回戦敗退

長野県の野球の強豪校ランキング第10位

長野日大高校

 (174479)

国公私立 私立
所在地 長野県長野市東和田253
春の選抜の成績 出場1回
夏の甲子園の成績 出場1回
主なOB選手 佐藤亮太
長野日大高校は、甲子園出場回数こそ春夏1回ずつですが、選抜ではベスト8、甲子園では3回戦進出と、いずれも2000年以降の長野県勢の最高成績を記録した勝負強さが持ち味です。

春夏の甲子園出場以降は目立った成績はありませんでしたが、2019年秋に県大会3位進出を果たし、北信越大会に出場しました。長野県大会では毎年コンスタントにベスト8以上に残っていて、今でも甲子園出場候補に挙げられています。

長野県の野球の強豪校ランキング第9位

松本国際高校

 (174483)

国公私立 私立
所在地 長野県松本市村井町南3丁目6番25号
春の選抜の成績 出場1回
夏の甲子園の成績 出場3回
主なOB選手 なし
松本国際高校は、全国からスカウトして選手を集める私立校とは対照的に少数精鋭で甲子園を目指す公立高校です。

他人を喜ばす力の他喜力をスローガンとし、少人数ながらも選手、監督、スタッフも含めた全員が一致団結して全員野球で戦っています。夏の長野県大会では2016年から3年連続でベスト8進出を果たしました。2001年には、部員わずか17名で夏の甲子園3回戦まで進んだ実績があります。

長野県の野球の強豪校ランキング第8位

長野高校

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 (174486)

国公私立 公立
所在地 長野県長野市上松1丁目16番12号
春の選抜の成績 出場2回
夏の甲子園の成績 出場2回
主なOB選手 なし
長野高校は、私立の強豪校との差を埋めるべく、専門のトレーナーや理学療法士の指導の下、食トレや強い身体の作り方を学ぶといった先進的な取り組みを続けています。

2000年以降の長野県大会では野球部のこうした取り組みの成果が現れ、好成績を収めることが多くなりました。限られた時間をフル活用して学業と野球部の練習をし、2016年には勉学と部活の両立が認められ、21世紀枠で選抜に出場しました。

長野県の野球の強豪校ランキング第7位

岡谷工業高校

 (174488)

国公私立 公立
所在地 長野県岡谷市神明町2丁目10番3号
春の選抜の成績 出場1回
夏の甲子園の成績 出場4回 準優勝1回
主なOB選手 なし
岡谷工業高校野球部は、戦前の1930年夏の甲子園で準優勝したこともある強豪で、2015年には野球部創部100周年を迎えました。松本国際高校と同じく男子バレー部が強い高校であることが有名です。

守りからリズムを作り、少ないチャンスを活かしていくチーム作りがされていて、長野県大会でも接戦の強さを発揮しています。甲子園は1981年を最後に出場していませんが、強豪復活を目指して日々練習に励んでいます。

長野県の野球の強豪校ランキング第6位

飯山高校

 (174490)

国公私立 公立
所在地 長野県飯山市大字飯山2610番地
春の選抜の成績 出場なし
夏の甲子園の成績 出場1回
主なOB選手 なし
飯山高校は、屈指の降雪地帯といったハンデを猛練習で跳ね返し、強豪校を倒して見事に2019年の夏の甲子園に出場しています。甲子園では名門高校の仙台育英高校に大差で敗れはしましたが、飯山旋風を巻き起こして一躍有名になりました。

吉池拓弥監督は、雪国はハンデではなく、雪国だからできる練習もあると語っていて、野球部の工夫を凝らした練習を活かして野球部が強い高校へと成長しています。

長野県の野球の強豪校ランキング第5位

丸子修学館高校

 (174493)

国公私立 公立
所在地 長野県上田市中丸子810-2
春の選抜の成績 出場4回
夏の甲子園の成績 出場7回
主なOB選手 桃井進、星野八千穂
丸子修学館高校は、夏の甲子園7回、春の選抜に4回出場している長野県の名門高校です。合計11回の甲子園大会出場は長野県内の公立高校では最多記録です

野球部は例年突出した選手はいませんが、丸子修学館高校の伝統である全員野球で一戦必勝を目指します。日本高野連の育成功労賞に選ばれた名将竹内政晴監督が2019年から野球部の総監督に就任して指揮を執り、2008年以来の甲子園大会出場を狙っています。

長野県の野球の強豪校ランキング第4位

長野商業高校

 (174496)

国公私立 公立
所在地 長野県長野市妻科243番地
春の選抜の成績 出場3回
夏の甲子園の成績 出場8回
主なOB選手 金子千尋
長野商業高校は、現在の夏の甲子園の前身である第1回全国中等学校優勝野球大会にて優勝を果たした歴史と伝統のある学校です。2000年には、オリックス、日本ハムで活躍し日本代表経験もある金子千尋選手がエースになり春の選抜に出場しました。

2000年以降の長野県大会ではベスト4常連となり、2015年には選抜まであと1勝まで進み、長野商業復活の兆しです。

長野県の野球の強豪校ランキング第3位

上田西高校

 (174498)

国公私立 私立
所在地 長野県上田市下塩尻868番地
春の選抜の成績 出場なし
夏の甲子園の成績 出場2回
主なOB選手 川井進、藤澤亨明
上田西高校は、2000年以降の10年間で夏の甲子園に2回出場し、強豪校の頭角を現してきました。2019年の夏の長野県大会では、名門松商学園高校に勝ってベスト4を決め、かつて松商1強と呼ばれた状況に待ったをかけています。

2019年12月には、野球部の指導スタッフの変更があり、原公彦監督が総監督となりました。原公彦監督は監督の立場で8年間で2度甲子園に導いていて、原公彦監督の手腕に期待が高まります。

長野県の野球の強豪校ランキング第2位

佐久長聖高校

 (181011)

国公私立 私立
所在地 長野県佐久市岩村田951番地
春の選抜の成績 出場1回
夏の甲子園の成績 出場8回
主なOB選手 なし
佐久長聖高校は、ここ10年間で最多の甲子園出場を誇る、長野県の高校野球を牽引している強豪です。野球部は名門PL学園出身の藤原監督が就任した2012年以降、7年連続で夏の長野県大会で決勝に進みました。

2012年以降の7度の決勝戦では4勝3敗と勝ち越し、過去10年間で4度の夏の甲子園出場は県内最多です。
2019年は、松商学園高校に敗れ1回戦敗退となりましたが、2020年の長野県大会では優勝しています。
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長野県の野球の強豪校ランキング第1位

松商学園高校

 (174505)

国公私立 私立
所在地 長野県松本市県3-6-1
春の選抜の成績 出場16回
夏の甲子園の成績 出場36回
主なOB選手 直江大輔、深江真登、上田佳範ほか
松商学園高校は、夏の甲子園は36回、春の選抜は16回の出場経験を持つ長野県内随一の名門高校です。1975年から1980年にかけては6年連続で夏の甲子園に出場するといった強さを見せつけており、長年に渡り松商1強と呼ばれてきました。

過去数年は他の高校の台頭もあり、今までのような圧倒的な成績を残すには至っていませんが、長野県大会では常に上位に進出しています。王者松商の伝統は続いていきそうです。

長野県の高校野球を語ろう

 (174925)

長野県の高校野球の特徴は、公立校や偏差値の高い進学校に野球が強い高校が多いことです。ランキングでは私立校が上位3位を占めましたが、全体では半数となる5校の公立校がランクインしました。教育県​と言われている長野県ならではの特徴です。

全国から有望選手を集めてくる私立の強豪相手に地元出身者で一丸で立ち向かい、たびたび番狂わせを起こす公立高校の姿は、毎年多くの感動を呼んでいます。

長野県勢の強豪高校

 (181014)

2000年以前までは松商学園高校が頭1つ抜けた存在でした。2000年以降は佐久長聖高校が1歩リードし、さらに新鋭の上田西高校も加えた3校が長野県の高校野球を引っ張る存在です。

しかし、2010年からの10年間で長野高校や長野商業高校、飯山高校といった公立高校をはじめ多くの高校が甲子園に出場し、実力が拮抗しはじめ、どの学校もチャンスのある群雄割拠な状態と言えます。

名門復活を果たしたい長野県勢

野球が強い高校が多数ある長野県勢ですが、全国大会では苦しい戦いが続いています。戦前まで時代を遡れば全国でも優勝や準優勝を重ねていた時期がありましたが、戦後以降は低迷し、2000年以降の長野県勢は甲子園で3回戦を突破できていない​記録が残っています。

全国大会でも日頃の練習の成果を発揮して勝ち進み、かつては存在した野球が強い県のイメージを取り戻すことができるか注目です。

長野県の高校出身のプロ野球選手

 (181017)

長野県の高校出身のプロ野球の現役選手は日本代表の菊池涼介選手甲斐拓哉選手​が有名です。俊足を活かして東北楽天ゴールデンイーグルで活躍した聖沢諒選手も長野県の高校野球出身です。

日本のプロ野球界を引っ張るような選手が多数生まれ、歴代の長野県の高校野球出身のプロ野球選手の面々からも長野県の高校野球のレベルの高さがわかります。

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