1. Home
  2. >
  3. 自転車
  4. >
  5. ロードバイクのおすすめタ...
ロードバイクのおすすめタイヤ10選!タイヤの選び方や交換時期の目安とは?

ロードバイクのおすすめタイヤ10選!タイヤの選び方や交換時期の目安とは?

ロードバイクのおすすめのタイヤは、パンクしにくくオンロードとオフロードの両方の路面に対応できる耐久性の高いタイヤです。ロードバイクのタイヤは27inchが主流で種類も豊富で自分の理想の走りを実現するグリップ力や回転抵抗が少ないタイヤを選ぶことができます。

2021.12.16 自転車

ロードバイクのタイヤとは?

 (237061)

ロードバイクのタイヤとは重要な役割を担うパーツでもあり、ロードバイクの中でも唯一地面に直接触れる部分で、​選ぶ種類で乗り心地や走行性能に大きく影響します。ロードバイクのタイヤの役割は、タイヤは自分でカスタムしたり消耗したときに交換したりすることで理想的な走りに近づけ、走りの違いをすぐに実感させることです。

ロードバイクのタイヤを選ぶときは、種類が豊富なので自身の目的や用途に合わせた最適なタイヤを選択しましょう。

ロードバイクの3種類のタイヤを比較

ロードバイクのタイヤは主に3種類です。

・クリンチャー
・チューブラー
・チューブレス

ロードバイクの3種類のタイヤは見た目に大きな違いはなく、タイヤ内部の構造に違いがあります。
クリンチャーは3種類の中でも主流のタイヤで、メンテナンスがしやすく扱いやすいので多くの方に使われています。チューブラーやチューブレスは強度が高かく安定性があったり、空気が抜けにくくパンクしにくい構造だったりとさまざな点でメリットがあります。

クリンチャー

 (237065)

クリンチャータイヤとは現在流通している自転車に一番多く使われているタイヤの種類で、ママチャリと呼ばれる一般的な自転車に使われています。クリンチャーは、半円形のタイヤをホイールに引っかけた中にチューブを入れ、中のチューブに空気を入れて膨らますことでタイヤの空気圧を保持する構造です。

クリンチャータイヤの利点は構造がシンプルな点で、基本的な工具があればタイヤ交換やパンク時の修理を簡単にすることができます。
構造 半円形のタイヤの中にチューブが入っている
メリット 修理や交換が簡単で、比較的安価で手に入る
デメリット 比較的に重量が重いタイヤが多い

チューブラー

 (233414)

チューブラータイヤとは、ロードバイクのプロレースで主流のタイヤで3種類のタイヤの中で最も古くから使われている歴史の長いタイヤです。チューブラーは、円形のタイヤの中にチューブが内蔵されている構造で専用の接着剤でホイールとくっつけて使用します。チューブラータイヤは、タイヤとチューブが一体でパンクの修理やタイヤ交換が難しい難点はありますが、安定性や強度が高くレース用タイヤに向いています。
構造 円形のタイヤの中にチューブが入っている
メリット 軽量でスピードがだしやすいため、レースに向いている
デメリット パンク修理ができず、タイヤ交換が難しい

チューブレス

 (237066)

チューブレスタイヤとは、3種類のタイヤの中では歴史が浅いタイヤですが商品の開発が進み、クリンチャータイヤと変わって主流になりつつあるタイヤです。

チューブレスタイヤは、半円形のタイヤの内側にインナーライナーを貼付け、ホイールに完全に密着させることでチューブを内蔵する必要がなく一定の空気圧を保つことができます。放熱性が高く熱によるタイヤの破損を防ぐことができ、パンクもしにくい構造です。
構造 半円形のタイヤのみで、チューブは入っていない
メリット パンクしにくい構造で、急激な空気漏れの心配がなく安全性が高い
デメリット 相性のよいホイールを選ばなければ交換しにくい

ロードバイクのタイヤの選び方

 (237063)

ロードバイクのタイヤの選び方で重要なことは、まず乗っているロードバイクのホイールの規格に合っていることで、ロードバイクのホイールのサイズや幅で装着可能なタイヤのサイズは違うので注意が必要です。規格を確認した上でどのような用途でロードバイクに乗るのか、今乗っているロードバイクの性能をどのように向上させたいかを考えてタイヤを選ぶ必要があります。
ロードバイクはタイヤの種類も豊富で事前に調べた上で購入しましょう。

ホイールの規格に合ったタイヤ

ロードバイクは使っているホイールの種類で装着できるタイヤの種類が決まっていて、乗っている自転車のホイールの規格にあったタイヤを選ぶ必要があります。ホイールの規格は27inchが主流で、700ccのタイヤが装着できますが、小柄な方に向けて26inchのホイールに650ccのタイヤもあります。

ホイールは幅も製品で異なり23cと25cが主流ですが、タイヤを選ぶ際は幅に注意して選ぶようにしましょう。

用途に合ったタイヤ

ロードバイクのタイヤは走りをどのようにグレードアップさせたいのかに焦点を当てることで最適なタイヤを選びやすくなります

街乗り用でデイリーに乗りたい方はメンテナンスがしやすく扱いやすいクリンチャータイヤがおすすめで、レースの本番用に使用しスピードアップを求める方にはチューブラータイヤがおすすめです。

チューブレスタイヤは、パンクしにくいメリットがあり路面の悪いヒルクライム用のタイヤに向いています。

ロードバイクのおすすめクリンチャータイヤ3選

 (228380)

  •        
  •        
  •        
  •       
    
おすすめのクリンチャータイヤは3点あります。

・ピレリ:P ZERO VELO
・タイオガのFS100
・リッチー:COMP Z-MAX EVOLUTION


おすすめのクリンチャータイヤの特徴は、手に取りやすい価格と路面のコンディションに左右されにくい点です。クリンチャータイヤは、多くのロードバイクに使用されている主流のタイヤで、製品の種類が多く選択肢が豊富で強みを理解して購入しましょう。

ピレリ:P ZERO VELO

 (225924)

種類 クリンチャー
サイズ 700×25C
ホイールの規格 27inch
重量 210g
価格 ★★☆☆☆
耐パンク性能 ★★★★☆
特徴 ドライ・ウェットコンディションの両方で優れたグリップ性を発揮
用途 タイムトライアルやロングライド
ピレリのP ZERO VELOは、転がり抵抗が低く振動吸収性も高いので、パンクを気にせず長い距離を走りたい方ににおすすめのタイヤです。
P ZERO VELOが採用している技術はメーカー独自で特許を取得しているスマートネットシリカで、ウェットコンディションでも安心の高いグリップ性があります。P ZERO VELOは耐パンク性能も高くパンクしにくい上に手に取りやすい価格でクリンチャータイヤのスタンダードモデルといわれています。

タイオガ:FS100

 (225929)

種類 クリンチャー
サイズ 26×2.3inc
ホイールの規格 26inch
重量 810g
価格 ★☆☆☆☆
耐パンク性能 ★★★★☆
特徴 安定感があり滑らかな走りを実現できる
用途 ハードライディングから日常使いまで
タイオガのFS100は、60TPIケーシングで耐久性が高くフリースタイルやジャンプの競技用からツーリングや通勤、通学の日常使いまで多くの用途に使えるタイヤです。FS100の素材はUTCラバーでタイヤの重量が重いですが、硬い路面での安定した走りとグリップを実現することができ路面のコンディションに左右されにくい特徴があります。
FS100は路面に左右されない安定した走りを実現でき、幅広い用途におすすめのタイヤです。

リッチー:COMP Z-MAX EVOLUTION

 (237069)

種類 クリンチャー
サイズ 29×2.1
ホイールの規格 29inch
重量 755g
価格 ★☆☆☆☆
耐パンク性能 ★★★★☆
特徴 独特なトレッドパターンで回転抵抗を減少し、ハンドリングがしやすい
用途 ロードレース
リッチーのCOMP Z-MAX EVOLUTIONは、10年以上高い人気を誇るトレッドパターンがトレードマークのタイヤです。独特なトレッドパターンは、トレッドを薄くし間隔を広げることで軽量化に成功し、ハンドリングがしやすくなり、高速走行でも回転抵抗を軽減する特徴があります。COMP Z-MAX EVOLUTIONは固めのタイヤで、舗装されていない路面に強くロードレースにおすすめのタイヤです。

ロードバイクのおすすめチューブラータイヤ3選

おすすめのチューブラータイヤは3点あります。

・コンチネンタル:SPRINTER GATORSKIN
・ゴミタリア:Espresso Tubular Tire
・ヴェロフレックス:RECORD

おすすめのチューブラータイヤはウエットコンディションやオフロードのさまざまな路面に対応し、レース用で使用できる特徴があります。チューブラータイヤは比較的高価で交換が難しいため、安心してレースに臨めるよう耐パンク性能の高いタイヤを選ぶのがおすすめです。

コンチネンタル:SPRINTER GATORSKIN

 (225921)

 (237071)

種類 チューブラー
サイズ 28x22mm
ホイールの規格 28inch
重量 300g
価格 ★★☆☆☆
耐パンク性能 ★★★★★
特徴 デュラスキンを採用し耐パンク性に特化している
用途 短距離ロードイベント
コンチネンタルのSPRINTER GATORSKINは、耐パンク性に特化しメンテナンスを頻繁に行わない方におすすめで、長く使用でき安価でコスパもよいです。SPRINTER GATORSKINの特徴は、擦れに強いポリアラミド繊維を網状にしたデュラスキンの耐パンクシートをタイヤのサイドに接合している点です。
SPRINTER GATORSKINの乗り心地はマイルドで、短距離ロードイベントや通勤での日常使いにおすすめできます。

ゴミタリア:Espresso Tubular Tire

 (225970)

種類 チューブラー
サイズ 700x22C
ホイールの規格 27inch
重量 270g
価格 ★★★☆☆
耐パンク性能 ★★★☆☆
特徴 摩擦に強く軽量
用途 ロードレース、トラック競技
ゴミタリアのEspresso Tubular Tireは、たわみ感が大きく、衝撃を吸収する柔らかなタイヤの乗り心地が好きな方におすすめのタイヤです。Espresso Tubular Tireの素材はポリコットンケーシングで、摩擦に強く軽量でレースでの高速走行やトレーニングに使用できるタイヤです。ゴミタリアのタイヤの特徴は、しなやかなで乗り心地がよく、コーナリング性能が抜群のタイヤが多いことといえます。

ヴェロフレックス:RECORD

 (237075)

種類 チューブラー
サイズ 700×22C
ホイールの規格 27inch
重量 190g
価格 ★★★★☆
耐パンク性能 ★★★★★
特徴 回転抵抗を最小限に抑えたラバートレッドを使用
用途 ヒルクライムやタイムトライアルなどのレース
ヴェロフレックスのRECORDは、値段が高めではありますが高性能で軽量のタイヤはタイムトライアルでよい記録を出すためにパーツを揃えたい方におすすめのタイヤといえます。
RECORDの特徴は、回転抵抗を最小限に抑えたラバートレッドを使用しヒルクライムやタイムトライアルで使用できる点です。RECORDのラバートレッドの内側には耐パンク用のベルトを搭載しパンクしにくい構造です。

ロードバイクのおすすめチューブレスタイヤ4選

おすすめチューブレスタイヤは4点です。

・IRC:フォーミュラPROチューブレスXガード
・ミシュラン:POWER ROAD TLR 700C
・ハッチソン:FUSION 5 PERFORMANCE 11STORM

・マヴィック:YKSION PRO UST2

おすすめのチューブレスタイヤは、練習用からレース用まで幅広い用途で使えるタイヤです。チューブレスタイヤはチューブを内蔵していないためパンクしにくいタイヤが多くあります。

IRC:フォーミュラPROチューブレスXガード

 (237076)

種類 チューブレス
サイズ 700x25C 
ホイールの規格 27inch
重量 300g
価格 ★★☆☆☆
耐パンク性能 ★★★★★
特徴 タイヤ全面を耐パンクガードで覆うことで耐パンク性能を獲得
用途 ロングライド、レース練習
IRCのフォーミュラPROチューブレスXガードは、タイヤの全面を耐パンクガードで覆い耐パンク性能を高めていてパンクの心配をせずにロングライドを楽しみたい方におすすめです。
フォーミュラPROチューブレスXガードは、高速でも低速でもスピードを一定にして走るときに軽快で安定感のある走りになります。耐久性に優れていて安心感があるため、レースの本番用よりも練習用に繰り返し高速走行をするときにおすすめのタイヤです。

ミシュラン:POWER ROAD TLR 700C

 (237077)

種類 チューブレス
サイズ 700×25C
ホイールの規格 27inch
重量 220g
価格 ★★☆☆☆
耐パンク性能 ★★★★☆
特徴 オールラウンドに対応、コーナーリング時のスピードを保持することができる
用途 トレーニング、レース
ミシュランのPOWER ROAD TLR 700Cは、軽量で回転抵抗が少なくスピードを出しやすい特徴があります。回転効率がよくコーナリングも得意で、速度を保ちながらコーナーを曲がることができレース用タイヤにおすすめです。ミシュランのPOWER ROAD TLR 700Cは値段が安いですが、耐久性が強く回転抵抗が少ない点でユーザーが求めている性能をバランスよくクリアしている魅力的なタイヤです。
  • <        
  •        
  •        
  •       
    

ハッチソン:FUSION 5 PERFORMANCE 11STORM

 (225952)

種類 チューブレス
サイズ 700×25C
ホイールの規格 27inch
重量 200g
価格 ★★★☆☆
耐パンク性能 ★★★★☆
特徴 ケブラープロテックを使用しパンクしにくい
用途 レース用、長距離走行
ハッチソンは1853年創業老舗ブランドの安心感もありレースタイヤで迷った方は選択肢のひとつに含めることをおすすめします。FUSION 5 PERFORMANCE 11STORMは、軽量でグリップ力が高く耐久性に優れていて性能のバランスがよく登りでも下りでも安定した走行性能を発揮します。素材は、すこし厚みのあるケブラープロテックを使用し、安心してレースに挑むことができるパンクしにくい構造です。

マヴィック:YKSION PRO UST2

 (225959)

種類 チューブレス
サイズ 700×25C
ホイールの規格 27inch
重量 260g
価格 ★★★☆☆
耐パンク性能 ★★★★☆
特徴 ハッチソンと共同開発、耐摩耗性と耐パンク性を強化
用途 オンロードレース用、オフロードレース用
マヴィックのYKSION PRO UST2は扱いやすく摩擦やパンクに対しての耐久性が高いタイヤを探している方におすすめです。YKSION PRO UST2はハッチソンと共同開発され、チューブレスタイヤならではの柔軟性のある快適な乗り心地を実感できる回転抵抗の少ないレース向けのタイヤです。

YKSION PRO UST2のメリットはホイールに装着しやすい点で、摩擦に強く空気漏れも防ぐ構造で安全で安心な走りを実現することができます。

ロードバイクのタイヤの知識

ロードバイクに乗る場合に必要な知識は、タイヤの寿命と交換の目安やタイヤがパンクしたときの対応方法です。
ロードバイクのタイヤは消耗品で、突然のパンクに遭遇しないようにタイヤの擦り減り具合を確認しながら正しい知識を持って、こまめなメンテナンスや早めの交換をおすすめします。
パナレーサーのパンク修理キットは持っておくと急なパンクに対応することができ、ロードバイクに乗るときには常備したい道具のひとつです。

タイヤの寿命と交換目安

 (228386)

ロードバイクのタイヤの寿命はメーカーやタイヤの種類で異なりますが、乗車距離の合計が3000km〜5000kmがひとつの目安といわれています。タイヤの寿命は乗る人の体重や走り方、走る路面やロードバイクの保管方法で左右されます。タイヤの交換目安は、タイヤが擦り減ると出てくるスリップサインやタイヤのゴムの表面の消耗具合を基準にし、突然のパンクに遭遇しないように早めに交換するようにしましょう。

タイヤがパンクした時の対応方法

 (230415)

出先でロードバイクのタイヤがパンクした時の対応方法は、内側か外側からパンクの穴を塞ぐことが重要です。
パナレーサーのパンク修理キットは、タイヤがパンクしたときの応急処置がその場でできる内容でさまざまな素材のタイヤに対応しスピーディーにパンクの修理をすることができます。タイヤのパンクは予告なく起こるため日頃から対処できるように知識を身につけ、必要最低限の道具を持ち歩きましょう。

タイヤをカスタマイズして快適にロードバイクに乗ろう

 (228375)

ロードバイクはさまざまな部品を自分好みにカスタマイズでき、快適な走りを手に入れる楽しみがあります。タイヤはロードバイクの中でも唯一地面と直に接するパーツで走りの違いをすぐに実感することができる上に、メンテナンスが苦手な方も手軽にカスタマイズすることができるます。自分がどのようなシーンでロードバイクを使用し、どのような走りを求めるかを整理した上でパーツを揃えることで理想の走りに近づくことができます。

商品やサービスを紹介いたします記事の内容は、必ずしもそれらの効能・効果を保証するものではございません。
商品やサービスのご購入・ご利用に関して、当メディア運営者は一切の責任を負いません。

Follow Us
公式SNS
Search
サイト内検索