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チューブレスタイヤのおすすめ10選!チューブレスタイヤの構造とメリットとは?

チューブレスタイヤのおすすめ10選!チューブレスタイヤの構造とメリットとは?

チューブレスタイヤとは、タイヤの内部にチューブを持たないタイヤのことです。チューブレスタイヤの構造は、タイヤはコの字型で、もう一辺がホイールで塞がれていることで、タイヤ内部の気密を保っています。パンクしてもただちに走れなくなることがありません。

2021.12.16 自転車

チューブレスタイヤとは?

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チューブレスタイヤとは、タイヤの内部にチューブを持たないタイヤのことです。

釘や尖った物体を踏んでパンクしても、一気に空気が抜けることがありません。

チューブレスタイヤは2018年からロードバイクタイヤの主流になりました。

一般的なタイヤの構造

一般的な自転車のタイヤの構造は、5つの部品で成り立っています。

・トレッド
道路面と直に接する部分

・ビード
タイヤの両端を1周回っていて、ホイールの「リム」の内側に引っかけ、チューブに空気を入れることでタイヤが「リム」に固定される部分
「リム」とはタイヤの輪っかとなる台座の部分

・ケーシング
ゴムの内側にある布地でできたタイヤの骨格に当たる部分

・コンパウンド
トレッド部分で使用されているゴムには補強剤や亀裂防止剤が配合されていて、配合された素材を指す

・チューブ
タイヤの内側に入り、タイヤ膨らませて空気を保持する部分

チューブレスタイヤの構造

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チューブレスタイヤはチューブがなくても空気をタイヤ内に保持できます。

チューブレスタイヤは、リムの内側にチューブに相当するブチルゴムの層がある専用のホイールを必要とし、ビード部分は空気が漏れるのを防ぐために密閉性が高いです。

チューブレスタイヤのタイヤは裏側にブチルゴムを配合したインナーライナー張られています。

ブチルゴムは天然ゴムや合成ゴムと比較し、非常に空気を通しにくい特性があります。

チューブタイヤとチューブレスタイヤの違い

チューブタイヤとチューブレスタイヤとでは、タイヤ内の空気の保持の仕方が違います。

チューブタイヤは空気を保持するためにチューブが必要です。チューブタイヤはチューブとタイヤが別々で、タイヤのビート部分をホイールのリム部分に引っ掛けることで、内側に空気を保持するチューブを収納しています。

チューブレスタイヤはチューブがないため、タイヤとホイールの間に直接空気を送り込み、空気圧でホイールとタイヤを密着させます。チューブがなくても空気をタイヤ内に保持できます。

チューブレスタイヤの寿命

チューブレスタイヤの寿命は自転車で走った距離が3,000km~5,000kmで、別のタイヤと比べても差はありません。タイヤの寿命はあくまで目安で、乗り方や走行する環境、定期的なメンテナンスでチューブレスタイヤの寿命は本来の寿命に比べて短くも長くもなります。

チューブレスタイヤもチューブタイヤと同様に、寿命が超えた状態で使用し続けるとパンクしやすくなり、トラブルの原因になります。

チューブレスタイヤの比較

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チューブレスタイヤは種類で細さや太さが違います。細いタイヤは漕いでいるときの軽さを感じられますし、太いタイヤは安定性が高く、長時間、快適に走ることが可能です。

チューブレスタイヤを比較して選ぶときは、自分の好みやホイールに合うタイヤに注目して選んでください。同じチューブレスタイヤでもホイールで、対応できるタイヤが違ってきます。

メリット

チューブレスタイヤのメリットは、エネルギーロスが少ないことでグリップ力、安定性が上がり、転がり抵抗が低く、高い乗り心地になるところです。

クリンチャーやチューブラーは材料が多く、タイヤとチューブの間にエネルギーロスがあります。チューブレスタイヤはチューブがないことで材料である部分が軽く、弾性率の高い空気に置き換わるため同じ空気圧でも高弾性になり、エネルギーロスが少なくなります。

デメリット

チューブレスタイヤのデメリットは、パンクしたことがわかりにくいところです。

チューブレスタイヤは急激に空気が漏れず、パンクしたら少しずつ空気が抜けていきます。パンクしたことにすぐに気付かないため、普通に自転車で走っていて、走れないほど空気が抜けてから初めて、パンクに気付くことが多いです。

空気が抜けている状態で走り続けると、ホイールがダメージを負う可能性があるため、注意が必要です。

チューブレスタイヤのおすすめ10選

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チューブレスタイヤのなかでも特に優れたタイヤが10種類あります。

タイヤを選ぶ基準は、「太さ」「重量」「グリップ」「転がり抵抗」「耐パンク性能」「耐摩耗性(寿命)」「価格」の要素で、自分の走るスタイルで優先する要素が変わってきます。

峠や山道を走る場合は幅が広くてグリップ力が優れたタイヤがおすすめですし、平らな道を速いスピードで走るなら、軽いタイヤがおすすめです。

ハッチンソン:FUSION5 GARACTIK 11STORM

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サイズ 700×23c
重量 240g
特徴 低い転がり抵抗を追求したモデル、高いロード・ホールディング性能
ハッチンソンのFUSION5 GARACTIK 11STORMは漕いだ瞬間から軽さを実感できるチューブレスタイヤです。FUSION5 GARACTIK 11STORMを装着し、ハンドルを手にとったときに軽さを強く実感できます。

軽さが大きな特徴があることで、加減速も自由にでき、転がりの軽さも一般のチューブレスタイヤと比べて優れています。ヒルクライムを走ることが多い人におすすめできるタイヤです。

IRC:FORMULA PRO TUBELESS LIGHT

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サイズ 700×25
重量 220g
特徴 優れたグリップ性能、軽さ・剛性感
IRCのFORMULA PRO TUBELESS LIGHTは強度が高く、石畳や簡易舗装の道路、タイヤにとっては非常に過酷な状況で力を発揮します。FORMULA PRO TUBELESS LIGHTは軽さと耐パンク性能の高さがあり、レースを走る人におすすめのタイヤです。

特にロードレースやヒルクライムをよく走る人はFORMULA PRO TUBELESS LIGHTのすごさが実感できます。

シュワルベ:PRO ONE TUBELESS EASY

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サイズ 700x28c
重量 200g
特徴 乾いた転がり感、低い失速感
シュワルベのPRO ONE TUBELESS EASYは芯のある硬さ、しなやかさがあり、ふわっとしたところもなく、腰砕け感もありません。速く走れば走るほど、走る楽しさを実感できるタイヤです。

下りのコーナリングやダウンヒルで実感できる安心感から、グリップの限界値の高さを感じることができます。

レースに適したタイヤで、レースで下りを走ることが多い人におすすめのチューブレスタイヤです。

マヴィック:YKSION PRO UST

 (220008)

サイズ 700x25c
重量 260g
特徴 高い耐久性
マヴィックのYKSION PRO USTは乗り心地がとても柔らかく、路面からの振動も非常にソフトに伝わってきます。ストレスの少ない快適性を感じることができ、チューブレスタイヤでありながらトレッド自体に厚みがあり、見事に微振動をカットしてくれます。

安定した乗り心地であることから、ロングライドが多い人におすすめのチューブレスタイヤです。

タイヤの平均値が高く、レースでも威力を発揮してくれます。

ピレリ:CINTURATO VELO

 (220009)

サイズ 700x26C
重量 290g
特徴 高い耐久性
ピレリのCINTURATO VELOは突き刺しパンクに対し、高い耐パンク性を持ち合わせています。荒れた路面やグラベルでもパンクを気にする必要がありません。

荒れた路面や舗装されていない路面を走ることが多い人におすすめできるチューブレスタイヤです。

インナーチューブを使用しませんので、快適性や転がり抵抗を低減しています。軽く、シーラントを使用するとパンクに対する優れた効果を発揮することがわかります。

スペシャライズド:S-Works Turbo RapidAir

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サイズ 700 x 26
重量 285g
特徴 軽い、高い耐パンク性
スペシャライズドのS-Works Turbo RapidAirは早さを実感できるチューブレスタイヤです。転がり抵抗が低く、強く漕がなくても軽やかに走れます。

タイムを短縮したい、レースで勝ちたい人におすすめできるタイヤです。一般的なレーシングタイヤの乗り心地が実感できます。

グリップはコーナーで滑ることがなく、バランスの良い作りです。チューブレスに慣れていない人も簡単に装着できます。

マキシス:HIGH ROAD チューブレスレディ

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サイズ 20.83 x 8.64 x 8.89 cm
重量 294.84 g
特徴 低い転がり抵抗、優れたグリップ力
マキシスのHIGH ROAD チューブレスレディは路面が濡れていても乾いていても、どちらのコンディションに対応できるチューブレスタイヤです。

快適性は問題なく、特に転がりの軽さとグリップ力を実感できるチューブレスタイヤです。シングルコンパウンドで、やや硬めなコンパウンド感の走りを感じます。

レースではないレベルでの走行で滑らない安定したグリップですので、濡れた路面を走る場合におすすめできるタイヤです。

コンチネンタル:GRAND PRIX 5000

 (220012)

サイズ 700×25C
重量 249g
特徴 低い転がり抵抗、高い耐パンク性
コンチネンタルのGRAND PRIX 5000は強烈なグリップ力を感じられるチューブレスタイヤです。絶えず路面を掴んでいる感じるグリップ感が特徴的で、路面に吸いつく感覚があるため、好みが分かれる可能性があります。

コーナリングでの安定感が抜群ですので、ロードレースではコーナーで有利に働くことがわかります。

ロードレースでスピードが出る下りで力を発揮しますので、コーナーの安定感を重視する人におすすめです。

ヴィットリア:CORSA グラフェン2.0

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 (220013)

サイズ 23-28
重量 275g
特徴 高い空気保持性能、低い転がり抵抗
ヴィットリアのCORSA グラフェン2.0は路面を強く掴んで転がるのが実感でき、グリップに安心感のあるチューブレスタイヤです。トレッドが丸断面のため、倒しこんだときの癖がなく、安定した乗り心地です。

軽い走行感と転がりがあり、倒しこむほど増すグリップ感は自転車に乗る楽しさを感じさせてくれることがわかります。

長い距離を安定して走りたい人におすすめできるチューブレスタイヤです。

ミシュラン:POWER ROAD チューブレスレディ

 (220015)

サイズ 700×25C
重量 275g
特徴 優れた耐久性
ミシュランのPOWER ROAD チューブレスレディは高いバランスのハイエンドなチューブレスタイヤです。どれか一つに特化したタイヤではありませんが、どの性能を抜きとっても高いレベルを実現したタイヤなことがわかります。

シンプルに自転車に乗るのが好きな人におすすめできるチューブレスタイヤです。

価格もお手頃で耐久性もありますので、メンテナンスを欠かさなければ長く使うことができます。

チューブレスタイヤがパンクしたときの対処方法

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チューブレスタイヤもパンクしますので、原因と必要な道具を理解することが必要です。

チューブレスタイヤはパンクにしくく、パンクしてもしばらくは走行できますが、パンクに気付いたときはできるだけ早く対応することが必要です。正しい知識を持つことで、パンクを恐れる必要がなくなります。

チューブレスタイヤだからと安心せず、バンクしても正しい知識と必要な道具を持っておくことで、素早く対応しましょう。

チューブレスタイヤがパンクする原因

チューブレスタイヤのパンクは、走行中に落ちている釘や尖った物体を踏むことで、タイヤに穴ができることが原因です。

チューブレスタイヤはチューブタイヤと違い、中にチューブがありませんので、急激に空気が抜けることはありません。ただし、パンクしたまま継続して走行を続けていると、トラブルの原因になりますので処置が必要です。

チューブレスタイヤがパンクしたときに必要な道具

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チューブレスタイヤがパンクしたときに必要なのが、次の道具です。

・パッチ
・修理剤
・チューブレスタイヤ専用タイヤレバー
・シーラント
・ガスボンベ

修理道具を常備していると、ホイールからタイヤを外さなくても接地面から修理できます。パンク穴を塞ぐには、プラグ状やヒモ状のゴム素材のシール材で、異物を抜いた後、穴を整えて専用接着剤が塗布されたシール材をパンク穴に入れて完了です。

チューブレスタイヤは自分に合うものを選択

チューブレスタイヤは自分の走るスタイル、ホイールの対応する幅に合わせて選びましょう。

今の時代のメインはチューブレスタイヤとなりました。チューブレスタイヤは乗り心地が良くてパンクしにくい、自転車に乗る時間が長い人ほど良さを実感できる、とても便利なタイヤです。

スピードにこだわる人は転がり抵抗が低く、軽いタイヤが向いています。安定して山道を走りたい人はグリップ力が高く、幅が広めのタイヤを選んでください。

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