米式バルブの構造を画像付きで解説!仏式・英式との違いや自転車の空気の入れ方は?
米式バルブはマウンテンバイクやクロスバイク、BMXで使われているバルブです。米式バルブのメリットは、仏式・英式比べて耐久性が高く、空気漏れが少ないことです。米式バルブの空気の入れ方はシティサイクルとは異なりますが、バルブへの空気入れのセットの仕方だけ覚えれば難しくありません。
2021.12.16
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自転車
米式バルブとは?
米式バルブ(アメリカンバルブ)はマウンテンバイクやクロスバイク、BMXで使われているバルブです。自動車、オートバイに使われているバルブと同じで、頑丈で強いストレスに耐えられることが特徴です。
アメリカ式の名のとおり、特にアメリカ製の自転車で採用されています。
アメリカ式の名のとおり、特にアメリカ製の自転車で採用されています。
米式バルブの構造
via www.amazon.co.jp
米式バルブの構造の特徴は大きく3つです。
・内部に弁がついていて空気が漏れにくい
・中央の突起を押すと空気を抜くことができる
・太く頑丈で耐久性が高い
米式バルブの構造の特徴こそが米式バルブのメリット、デメリットになります。
・内部に弁がついていて空気が漏れにくい
・中央の突起を押すと空気を抜くことができる
・太く頑丈で耐久性が高い
米式バルブの構造の特徴こそが米式バルブのメリット、デメリットになります。
米式バルブのメリット
米式バルブのメリットは3つです
・頑丈で強いストレスに耐える
・空気が抜けにくい
・ガソリンスタンドで空気を入れられる
頑丈でストレス耐性が高く、最も空気が抜けにくい構造になります。マウンテンバイクの荒れた道の走行やBMXのトリックで衝撃を受けても壊れる心配はありません。
自動車、オートバイと同じバルブなため、いざというときにガソリンスタンドで空気を入れてもらうこともできます。
・頑丈で強いストレスに耐える
・空気が抜けにくい
・ガソリンスタンドで空気を入れられる
頑丈でストレス耐性が高く、最も空気が抜けにくい構造になります。マウンテンバイクの荒れた道の走行やBMXのトリックで衝撃を受けても壊れる心配はありません。
自動車、オートバイと同じバルブなため、いざというときにガソリンスタンドで空気を入れてもらうこともできます。
米式バルブのデメリット
米式バルブはメリットだけでなくデメリットももちろんあります。
・重い
・コストがかかる
・専用の空気入れが必要
・故障した場合は修理ができず、チューブ交換が必要
太く頑丈な構造から重く、価格も高くなります。
英式バルブ用の空気入れを使用することはできません。米式バルブを英式バルブに変換するアダプターも販売されていますが、接続部からの空気漏れに注意が必要です。
・重い
・コストがかかる
・専用の空気入れが必要
・故障した場合は修理ができず、チューブ交換が必要
太く頑丈な構造から重く、価格も高くなります。
英式バルブ用の空気入れを使用することはできません。米式バルブを英式バルブに変換するアダプターも販売されていますが、接続部からの空気漏れに注意が必要です。
米式バルブと仏式・英式バルブの比較
自転車のバルブには米式バルブ以外に、仏式バルブと英式バルブがあります。名前は発明された国が由来でフランス式とイギリス式のバルブです。米式バルブとは異なる特徴を持ちます。
仏式・英式バルブの特徴
仏式バルブはフレンチバルブともよばれ、軽量な構造が特徴です。スポーツ車で使用されています。
【仏式バルブの自転車】
・ロードバイク
・クロスバイク
・シクロクロス
・マウンテンバイク
英式バルブは安価で入手しやすい点が特徴です。シティサイクルで使用されていて、日本で1番普及しているバルブになります。
【英式バルブの自転車】
・シティサイクル
・軽快車
【仏式バルブの自転車】
・ロードバイク
・クロスバイク
・シクロクロス
・マウンテンバイク
英式バルブは安価で入手しやすい点が特徴です。シティサイクルで使用されていて、日本で1番普及しているバルブになります。
【英式バルブの自転車】
・シティサイクル
・軽快車
米式バルブと仏式・英式バルブの違い
バルブの種類 | 価格 | 空気圧 | 耐久性 | 空気漏れ | 重さ |
---|---|---|---|---|---|
米式バルブ | 高い | 低い | 高い | しにくい | 重い |
仏式バルブ | 高い | 高い | 低い | しやすい | 軽い |
英式バルブ | 安い | 普通 | 低い | しやすい | 普通 |
米式バルブと仏式バルブの違いは、空気圧、重さ、耐久性、空気漏れです。スポーツ車で使用される仏式バルブは高い空気圧で使用し、米式バルブより細く軽量ですが、耐久性は低くなります。空気漏れのしやすい仏式バルブに比べ米式バルブは空気漏れの心配がありません。
米式バルブと英式バルブの違いは、価格、耐久性、空気漏れです。英式バルブは構造が単純で安価ですが、耐久性が低く、空気が漏れやすいデメリットがあります。
米式バルブと英式バルブの違いは、価格、耐久性、空気漏れです。英式バルブは構造が単純で安価ですが、耐久性が低く、空気が漏れやすいデメリットがあります。
米式バルブの空気の入れ方
自転車の空気の入れ方(米式)専用空気入れレバー式
via www.youtube.com
米式バルブの空気の入れ方は英式バルブと異なります。米式バルブに対応した空気入れを使用し、正しい手順で空気を入れる必要があります。
キャップをはずし、空気入れをセットし、空気を入れる、と手順は英式バルブと同じです。違いはポンプレバーの操作をはじめとした空気入れのセットの仕方とタイヤの適正空気圧を確認することになります。
キャップをはずし、空気入れをセットし、空気を入れる、と手順は英式バルブと同じです。違いはポンプレバーの操作をはじめとした空気入れのセットの仕方とタイヤの適正空気圧を確認することになります。
手順①キャップを外す
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はじめに、米式バルブについているキャップを回してはずします。
手順②ポンプヘッドをバルブにセット
空気入れにはロックレバーがついています。ロックレバーを下げた状態で、タイヤを固定しポンプヘッドをバルブにセットしてください。
手順③ロックレバーを上げる
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まっすぐバルブにポンプヘッドを押し込み、ロックレバーを上げます。ロックレバーを上げることで、ポンプヘッドがバルブに固定されます。これで空気を入れられる状態になりました。
手順④空気を入れる
足で空気入れを固定し、ハンドルを上下に動かすと空気が入ります。空気はタイヤの側面に記載されている適正空気圧まで入れましょう。
適正空気圧になったら、指で押してタイヤの固さを覚えておくとよいです。空気圧計がないときも適正に近い空気圧にすることができます。
空気を入れ終わったら、レバーを下げまっすぐポンプヘッドを引き抜きます。最後にキャップをつけて完了です。
適正空気圧になったら、指で押してタイヤの固さを覚えておくとよいです。空気圧計がないときも適正に近い空気圧にすることができます。
空気を入れ終わったら、レバーを下げまっすぐポンプヘッドを引き抜きます。最後にキャップをつけて完了です。
おすすめの米式バルブ用空気入れ
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米式バルブに空気を入れるには専用の空気入れが必要です。米式バルブに対応したさまざまな空気入れが販売されています。機能性による違いはもちろん、見た目もシンプルな空気入れからインテリアのようにおしゃれな空気入れまであります。
空気圧計つき、英式・仏式に対応の機能面に加え、素材や価格、デザインも考慮して選ぶとよいです。
空気圧計つき、英式・仏式に対応の機能面に加え、素材や価格、デザインも考慮して選ぶとよいです。
機能による選び方
機能による選び方で重要なポイントは2つです。
・空気圧計つき
・英式、仏式バルブの対応
自転車に快適に乗るにはタイヤの空気を適正空気圧にする必要があることから、空気圧計つきの空気入れを選ぶことをおすすめします。
米式バルブ以外の自転車も持っている場合、英式、仏式バルブの自転車でも使える変換アダプターつきの空気入れを選ぶと便利です。
・空気圧計つき
・英式、仏式バルブの対応
自転車に快適に乗るにはタイヤの空気を適正空気圧にする必要があることから、空気圧計つきの空気入れを選ぶことをおすすめします。
米式バルブ以外の自転車も持っている場合、英式、仏式バルブの自転車でも使える変換アダプターつきの空気入れを選ぶと便利です。
素材による選び方
素材には、樹脂製とスチール製の2つがあります。違いは重さです。
樹脂製のメリットは軽量性です。空気入れの持ち運びが便利になります。デメリットは軽いことから、自転車につないだときに倒れてしまうことがあり安定感がないことです。
スチール製のメリットは安定感です。重さがあるため自転車につないでも倒れることはなく、ポンピングも安定します。デメリットは重いことから、持ち運びが樹脂製と比べ不便になります。
樹脂製のメリットは軽量性です。空気入れの持ち運びが便利になります。デメリットは軽いことから、自転車につないだときに倒れてしまうことがあり安定感がないことです。
スチール製のメリットは安定感です。重さがあるため自転車につないでも倒れることはなく、ポンピングも安定します。デメリットは重いことから、持ち運びが樹脂製と比べ不便になります。
おすすめ①パナレーサー:ゲージ付フロアポンプ
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ブランド | Panaracer(パナレーサー) |
---|---|
素材 | 樹脂 |
対応バルブ | 米式、仏式、英式 |
空気圧計 | あり |
Panaracer(パナレーサー)のゲージ付フロアポンプは、空気圧計つきで価格が抑えられていて、コストパフォーマンスが高い商品です。樹脂製なため軽量で持ち運びもしやすいです。
米式、仏式の場合はヘッドをつけ替えずに使用できます。英式バルブ用のクリップも付属し、米式、仏式、英式、すべてのバルブに対応しています。
欠点は空気圧計の位置が下にあることで、空気を入れながら少し見にくい点です。
米式、仏式の場合はヘッドをつけ替えずに使用できます。英式バルブ用のクリップも付属し、米式、仏式、英式、すべてのバルブに対応しています。
欠点は空気圧計の位置が下にあることで、空気を入れながら少し見にくい点です。
おすすめ②サーファス:フロアポンプエアゲージ付
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ブランド | SERFAS(サーファス) |
---|---|
素材 | スチール |
対応バルブ | 米式、仏式、英式 |
空気圧計 | あり |
SERFAS(サーファス)のフロアポンプエアゲージ付は空気圧メーターの位置が良く、空気を入れながら空気圧を確認しやすくなります。
素材はスチール製です。樹脂製に比べ少し重量がありますが、空気を入れるときの安定感と耐久性に優れています。価格は樹脂製と比べ少し高いです。
仏式、米式にはヘッドを付け替えず対応できます。高圧まで対応、英式バルブ用アダプターも付属しているため、すべてのバルブで使用可能です。
素材はスチール製です。樹脂製に比べ少し重量がありますが、空気を入れるときの安定感と耐久性に優れています。価格は樹脂製と比べ少し高いです。
仏式、米式にはヘッドを付け替えず対応できます。高圧まで対応、英式バルブ用アダプターも付属しているため、すべてのバルブで使用可能です。
おすすめ③トピーク:ジョーブロースポーツIII
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ブランド | TOPEAK(トピーク) |
---|---|
素材 | スチール |
対応バルブ | 米式、仏式、英式 |
空気圧計 | あり |
TOPEAK(トピーク)のジョーブロースポーツIIIの1番の特徴はポンプヘッドについているエアリリースボタンです。ボタンを押すことでバルブにポンプヘッドをつけたまま空気を抜くことができ、空気圧調整に便利です。
素材はスチール製で安定感があります。
仏式、米式にはヘッドを付け替えず対応できます。高圧まで対応、英式バルブ用のアダプターも付属しているため、すべてのバルブで使用可能です。
素材はスチール製で安定感があります。
仏式、米式にはヘッドを付け替えず対応できます。高圧まで対応、英式バルブ用のアダプターも付属しているため、すべてのバルブで使用可能です。
頑丈な米式バルブで安心の自転車ライフ
米式バルブは英式や仏式に比べると日本で使われている自転車は少ないですが、メリットが多いバルブです。頑丈で空気が抜けにくいため、メンテナンスフリーなバルブとも言われています。
英式バルブに比べると覚えることは多いですが、慣れれば難しくありません。空気の入れ方、空気圧の調整をマスターして快適で安心な自転車ライフを過ごしましょう!
英式バルブに比べると覚えることは多いですが、慣れれば難しくありません。空気の入れ方、空気圧の調整をマスターして快適で安心な自転車ライフを過ごしましょう!
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