ドッジボールのユニフォームってどうしたらいいの？選び方などを解説

ドッジボールを競技として行うのであれば、ユニフォームを準備する必要があります。しかし、ただ準備すれば良いというわけではありません。
ユニフォームには、いくつかの選ぶポイントがあるのです。

日本ドッジボール協会(J.D.B.A.)では、試合のルールの1つとしてユニフォームにも規定を定めています。規定に適応していない場合は、大会への参加が認められない場合があるので、ユニフォーム選びは重要です。

国内での公式試合は、日本ドッジボール協会の定めた規定に則して開催されていますが、大会によっては違いが出てくる場合があります。事前に参加する大会の運営団体へ確認をとっておくと良いでしょう。

ドッジボールのユニフォームは、チームの全員が同じデザインのユニフォームでなければいけません。また、デザインだけでなく、下記の点もチーム全員で同一にする必要があります。

・ユニフォームの色
・ユニフォームの形
・ユニフォームの柄

この規定を守っていれば、ユニフォームのメーカーや生地の素材はそれぞれのチームで好きなものを選ぶことができます。

ユニフォームのシャツの規定として、前面と背面の色が同じである必要があります。シャツのデザインは半袖・長袖・ノースリーブのうちのいずれかから選ぶことが可能です。

3通りの袖の長さから選べますが、チーム全員が同じものを着用することを考慮して選ぶようにしましょう。

アンダーシャツ・パンツの規定
アンダーシャツやアンダーパンツは、単色かつ無地のもののみ着用が認められています。単色無地を守れば、チーム全員が同じものを着る必要はなく、着用していない選手がいても問題はありません。

ユニフォームのパンツは、シャツと同じく前面と背面の色が同じあるものを選びましょう。しかし、シャツと違う色・違うデザインでも問題ありません。

例えば、シャツが無地の白色で、パンツが柄入りの黒色というユニフォームでも良いということです。しかし、選手全員が同じものを着用する必要があります。

パンツの製造メーカー
シャツとパンツの製造メーカーについては同じメーカーでなくても構いません。しかし、規定を守ったユニフォームを選ぶことは忘れないようにしてください。

ユニフォームには、指定された場所に選手番号を表示する必要があります。この選手番号はシャツの前面と背面のどちらにも付けることが義務付けられています。


【選手番号の表示ルール】
(1)シャツの前面
中央で上部が襟下5cm以上の位置に、高さ12cm以上20cm以下のものを付ける

(2)シャツの背面
中央で上部が襟下5cm以上の位置に、高さ20cmのものを付ける

(3)パンツ
選手番号を付ける必要はない。
※もしも付ける場合はパンツの前面の右側に高さ10cm以上15cm以下のものを付ける

(4)選手番号の数字
選手番号は、1〜20までの数字を使用する


選手番号を付ける場所や選手番号のサイズにも規定があるため、しっかりと把握しておいてください。

チーム名や都道府県名などの活動地域、製造メーカーのようなロゴマークは、各チーム任意で表示の有無を決めることができます。1つ1つが細かいですが、大会参加のためにしっかりと守っておきましょう。


【チーム名】
・チーム名を表示
1種類に統一する

・表示する場所
前面の右か左の胸部分、前面および背面の選手番号の上

※前面の左胸に付ける場合は4cm×10cm以内
※前面と背面の選手番号の上は、6cm×30cm以下にする
高さ(6cm以下)は全幅の50%を上限として、6cmを上回ることも可


【活動地域】
・左袖か左胸に1カ所
サイズは4cm×10cm​以下で表示

・表示内容
県・市・町・いずれでも構わない


【ロゴマーク】
・同じ製造メーカーに統一する
・シャツには、右か左の胸部分に1ヶ所
25㎠以下のサイズが使用可能

・パンツに表示する場合
前後面、左右面に1ヶ所、25㎠以下のものを使用する

ユニフォームに広告を表示するのは可能ですが、広告を表示できる場面や条件が決められています。日本ドッジボール協会が認めた企業や団体の広告、日本ドッジボール協会主催の大会の協賛企業、または団体の広告の表示が可能です。


【表示方法】
・サイズ：20㎠以下
パンツの前面右か左に1ヶ所表示する

・サイズ：40㎠以下
シャツの右袖か左袖に1ヶ所表示する


広告を表示するときは、シャツとパンツ合わせて2社までの広告表示が可能です。

広告の表示期間
広告を表示できる期間は、日本ドッジボール協会や日本ドッジボール協会主催の大会の規定によって異なるため、事前に確認をとっておくと安心です。

ドッジボールのユニフォームは細かい規定がいくつもあって、少々難しく感じる人もいるでしょう。しかし、はじめに規定をしっかり把握しておくことで試合にスムーズに参加することができます。

ユニフォームを作る前にしっかりとルールを確認して、正しいユニフォームを作りましょう！