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ドッジボールの投げ方!初心者が気になるフォームやポイントとは?

ドッジボールの投げ方!初心者が気になるフォームやポイントとは?

初心者や小学生の子供は必見!ドッジボールの投げ方が上手くなるコツを教えます。ドッジボールでなかなか相手に当てる事ができない方や始めたばかりで上手く投げられないという方は投げ方のフォームやボールを速く投げるコツを覚えて、さらにドッジボールを楽しみましょう。

2022.12.12 ドッジボール

ドッジボールの投げ方の種類は3つ!

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ドッジボールのボールの投げ方は腕の振り方によって3種類あります。

①オーバースロー:上から下に、腕を振り下ろす投げ方
②サイドスロー:体の後ろから前に向けて、薙ぐように腕を振る投げ方
③アンダースロー:体の後ろから前に向けて、地面をなめるように腕を振る投げ方


一般的なドッジボールの投げ方としてはオーバースローとサイドスローが使われますので、初心者はそれぞれの投げ方の特徴を抑えて、どちらの投げ方にするか決めていきましょう。

①王道の投げ方!オーバースロー

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ドッジボールのオーバースローはボールを頭の斜め後ろに構え、腕を地面に向かって振り下ろすように投げます。ドッジボールでは最も多くの方が使う基本的な投げ方であり、ボールに力が込めやすいので、ボールを速く投げやすい投げ方でもあります。

腕を振り下ろすというフォームのため、体の大きい方や背の高い方には特におすすめです。特に背が高いほど、ボールが高い位置から地面に向かっていく軌道を描くので、相手の足元に当てる事が比較的容易にできます。反面、軌道が地面に向かい過ぎるとワンバウンドや相手が軽く跳ぶだけで避けられてしまうので、コントールも重要になります。

②初心者や子供におすすめの投げ方!サイドスロー

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ドッジボールのサイドスローはボールを体の後ろに構え、肘を伸ばしたまま腕を横に切るように投げます。腕を薙ぐようなフォームのため、ボールに遠心力が加わり、ドッジボール初心者や体の小さい小学生の子供でも比較的ボールを速く投げられますので、当てる事も可能です。

ドッジボールのサイドスローはボールを速く投げやすい反面、ドッジボールのオーバースローに比べてコントロールが難しい投げ方です。理由としてはボールをリリースするタイミングによってボールの向かう方向が変わりやすい点にあります。逆にコントロールが上手くできれば、相手に読まれづらいタイミングでボールを投げ、当てる事もできます。

③独特な軌道を描く投げ方!アンダースロー

ドッジボールのアンダースローはボールを体の後ろに構え、腕で地面をなめるような感覚で投げます。サイドスローを斜め下に傾けた投げ方をイメージすると分かりやすいかもしれません。

ドッジボールのアンダースローは速いボールが投げにくいため、ドッジボールでは比較的使う方が少ない投げ方ですが、ボールが下から上に浮き上がるような軌道を描くため、ボールを速く投げる事ができれば独特の軌道でキャッチしにくいボールになります。

アンダースローが取りにくい理由は?

ドッジボールで速いボールを取る方法はボディキャッチといい、背中を丸めて勢いを消しつつ、体全体で包み込むようにキャッチします。

ボールの軌道が直線や上から下に向かう場合、腕と体でボールを包み込みやすいのですが、下から上へ浮き上げるような軌道だと、ボールが顔に向かってくる感覚なので、体で包み込む事が難しくなります。そのため、ハンドキャッチというドッジボールのキャッチング姿勢に相手を誘導しやすくなり、当てる事に繋がります。

コントロールが雑になると相手の顔に当てる事になってしまうので、非常にコントロールが重要になります。初心者や小学生の子供には比較的難易度が高い投げ方でもあります。

ドッジボールの投げ方①オーバースロー編

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ドッジボールのオーバースローについて、フォームと速いボールを投げるコツをまとめていきます。ドッジボールでオーバースローを投げようと考えている初心者の方や小学生の子供は自分のフォームを確認しながら読み進める事をおすすめします。添付した動画ではドッジボールのオーバースローの投げ方を詳しく解説していますので、参考にすると初心者でも感覚を掴みやすいでしょう。

ドッジボールのオーバースローで気を付けるポイントは手だけで投げずに、体全体を使う事です。動画の18秒から「手投げ」として悪い投げ方の例が挙げられていますので、最初にチェックしましょう。

オーバースローのフォーム分析~3つの上半身の使い方~

ボールを頭の後ろに構える時、胸を張る事を意識すると腕だけを使って投げる事を避ける事ができます。動画の2分45秒から投げている子供のフォームを参考にしましょう。こちらに向かってしっかりと胸を張っている様子が分かると思います。投げる方と逆の腕を前に出すと胸を張りやすくなります。

ボールを頭の後ろに構える時は体を投げる方向に対し、真横を向くように意識すると、自然に上半身を使う事ができます。動画の18秒から悪い投げ方である「手投げ」を見ると、構えている時点で体が正面を向いてしまっています。逆に動画の2分45秒から投げている子供はしっかりと真横を向いています。

ボールを投げる時には肩をしっかり回す事を意識する事が重要です。腕を伸ばしたまま前から後ろに回す動きがフォームの基本となります。動画には構える時に肘を曲げるとありますが、初心者の内にそれを意識し過ぎると、肩が上手く回らなくなる可能性があるので注意しましょう。動画の48秒からフォームをスローで映していますが、腕がキレイに回っている事が分かると思います。

オーバースローのフォーム分析~上半身の使い方まとめ~

・構える時は胸を張る事を意識する
・構える時はボールを投げる方向に対して体を真横に向ける
・肩をしっかり回してボールを投げる

3点に注意してフォームをチェックしましょう。教え方はこの3点をしっかりと確認するようにします。悪い投げ方である「手投げ」になる事を防ぎ、ドッジボールのオーバースローのフォームを見に付けさせる事ができます。

オーバースローのフォーム分析~2つの下半身の使い方~

動画の1分50秒から説明している体重移動が下半身の使い方で最大のポイントとなります。体を投げる方向に対し、真横を向くようにして構えると、自然と投げる腕と同じ方の脚が後ろになりますので、こちらに体重を乗せましょう。意識しやすくするために逆の脚を浮かせた方が良いでしょう。

ボールを投げるより一瞬早く浮かせていた脚を強く踏み込みましょう。投げると同時に踏み込むようにすると、体のバランスが崩れやすくなります。初心者はゆっくりでも良いので脚を踏み込んでから、投げるように意識しましょう。

オーバースローのフォーム分析~下半身の使い方まとめ~

・構える時は投げる腕と同じ方の脚に体重を乗せる(逆の脚は浮かせる)
・投げる前に浮かせていた脚を前に踏み込んでから投げる(後ろ脚は浮かせる)

2点に注意してフォームをチェックしましょう。教え方としては上半身の使い方と合わせた教え方としましょう。上半身と下半身を別々にした教え方では、フォームがバラバラになってしまう事がありますので、注意して下さい。

オーバースローでボールを速く投げる2つのコツ

ドッジボールのオーバースローでボールを速く投げるコツは腕全体の使い方とステップを踏む事にあります。特にステップの使い方はドッジボールのランニングスローと呼ばれる、より速くボールを投げる基本となり、サイドスローやアンダースローにも応用できます。

構える時にボールをできるだけ高い位置に置き、そこから腕をしっかりと振り下ろします。腕全体をしならせるように意識すると、スムーズに腕が振れます。特に手首は固くなり過ぎずにスナップを効かせると、腕の力がボールに伝わりやすくなります。

ステップは下半身の使い方の体重移動にワンステップを加えます。この見出し冒頭に添付した動画の1分5秒からステップについて説明されています。右投げの場合は「左・右・左」、左投げの場合は「右・左・右」の順番で脚をつく事を意識しましょう。

オーバースローでボールを速く投げるコツまとめ

・腕をしならせるように強く振り下ろす(上半身の使い方3点を忘れずに)
・ステップを覚える(下半身の使い方2点を忘れずに)

以上の2点がドッジボールのオーバースローでボールを速く投げるコツになります。

教え方は焦らずに動きを確認する事に重点を置いて下さい。特にステップは脚の順番に合わせて体を「前・後・前」と揺らすイメージを持つ事で、コツを掴みやすくなります。これは初心者向けに体重移動を極端にした例で、実際に投げる時の体は前傾気味になる事に注意して下さい。初心者やステップが苦手な方はゆっくり動く事で体重移動の感覚を掴みましょう。

ドッジボールの投げ方②サイドスロー編

ドッジボールのサイドスローについて、フォームとボールを速く投げるコツをまとめていきます。ドッジボールでサイドスローを投げようと考えている初心者の方や小学生の子供はフォームチェックを忘れずに。添付した動画ではドッジボールのサイドスローの投げ方を詳しく解説していますので、参考にして下さい。

ドッジボールのサイドスローで気を付けるポイントは遠心力を利用する事です。ボールの持ち方と肘と腰の3点に気を付ければ、体全体を使いつつ、遠心力を利用したボールの投げ方になります。動画の35秒からの動きが非常に重要になりますので、チェックしましょう。

サイドスローのフォーム分析~3つの上半身の使い方~

サイドスローの上半身のフォームに的を絞って説明します。ドッジボ-ルのサイドスローの下半身の使い方は基本的にオーバースローと同じですので、そちらを確認して下さい。

ドッジボールのサイドスローでは掌と手首の辺りでボールを挟み込んで持ちます。手首を90°曲げるようにして挟み込み、指にもしっかりと力を入れると比較的持ちやすくなり、手の小さい小学生の子供でもしっかり持つ事ができます。

動画の35秒からの動きのように、ボールを持った状態で両腕を伸ばして腰をひねりましょう。腰をひねり、ボールが後ろにきた瞬間がドッジボールのサイドスローの構えとなります。

ボールを投げる時には構える時と逆回転に腰を回します。この時にボールを持っている方の肘はできるだけ伸ばしましょう。肘を曲げると、十分な遠心力が得られません。初心者は肘を伸ばすより、肘を曲げない事を意識した方が良いでしょう。

サイドスローのフォーム分析~上半身の使い方まとめ~

・掌と手首でボールを挟み込み、指にも力を入れてボールを持つ
・ボールが体の後ろにくるように腰をひねり、投げる時は逆回転に腰をひねる
・肘を伸ばしたままボールを投げる

以上の3点とドッジボールのオーバースローの下半身の使い方2点と合わせて、ドッジボールのサイドスローのフォームとなります。教え方はオーバースローと同様に上半身・下半身を合わせた教え方をおすすめします。

サイドスローでボールを速く投げるコツ

ドッジボールのサイドスローでボールを速く投げるコツは遠心力を利用する事です。ドッジボールのオーバースローのようにステップを踏む事も重要ですが、それ以上に遠心力を利用する事を優先しましょう。

投げる時に腰を回転させる事も重要ですが、構える時にも腰をしっかり回転してみましょう。上半身だけ真後ろを向く位の勢いをイメージして下さい。構える時の腰が回転しているほど、投げる時に逆回転させる勢いが強くなり、遠心力が付きます。

腰の回転の勢いを意識するだけで、ドッジボールのサイドスローはボールを速く投げられるようになります。ステップも加えれば、より速く投げられるので、フォームが身に付いたら挑戦してみましょう。

ドッジボールの投げ方③アンダースロー編

ドッジボールのアンダースローについて、フォームとボールを速く投げるコツをまとめていきます。ドッジボールのアンダースローは非常にマイナーな投げ方なので、野球のアンダースローのフォームを元に説明します。動画は参考までにご覧下さい。

ドッジボールのアンダースローはサイドスローの投げ方から、ボールを持つ腕の方向に上半身を傾けたフォームを意識します。動画を18秒付近で止めてみて下さい。ドッジボールのサイドスローを傾けたようなフォームになっていませんか?ドッジボールのサイドスローを元に、アンダースローの説明をしていきます。

アンダースローのフォーム分析~2つの上半身の使い方~

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ドッジボールのアンダースローはサイドスローに似ていますが、上半身の使い方に若干の違いがあります。下半身の使い方は基本的にドッジボールのオーバースローと同じなので、そちらを確認して下さい。

ドッジボールのサイドスローのフォームから体を前傾させます。ボールは掌と手首で挟み込む持ち方で大丈夫です。ドッジボールのサイドスローと同じように腰を回転させて構えます。肘を伸ばしたままだと、ボールを下に落としてしまう可能性が高いので、若干肘を曲げると手が小さい小学生の子供でもボールをしっかりとキープできます。

構えた状態からドッジボールのサイドスローと同じように遠心力を利用するように腰を回転させます。肘を伸ばした状態で投げると、コントロールが非常に難しくなるので、若干肘を曲げる事を意識すると投げやすくなります。

アンダースローのフォーム分析~上半身の使い方まとめ~

・前傾姿勢のサイドスローを意識する
・肘を若干曲げる事を意識する

基本的な投げ方はドッジボールのサイドスローと同じなので、以上2点の違いに気を付けつつ、サイドスローの投げ方を参考にして下さい。教え方としては他の投げ方と同じように下半身と合わせた教え方としましょう。

アンダースローでボールを速く投げる2つのコツ

ドッジボールのアンダースローでは力が込めづらいため、ボールを速く投げづらいと言われますが、少しでもボールを速く投げるための2点のコツを紹介します。

上述では遠心力を利用するとコントロールが非常に難しいと言いましたが、しっかりとしたフォームを見に付けたら、腰の回転を大きくして、遠心力を利用してみましょう。肘は若干曲げたままの方がおすすめです。

構える状態から投げるまでのボールの軌道にもコツがあります。ボウリングの投げ方のように上から下に振り下ろす軌道ではなく、ドッジボールのサイドスローとボウリングの投げ方の中間の軌道を通るようにすると、遠心力が得やすくなります。ボウリングの投げ方の軌道に寄せるように意識する事がコツです。

アンダースローでボールを速く投げるコツまとめ

・腰の回転によって遠心力を利用する
・投げたボールの軌道はサイドスローとボウリングの投げ方の中間を意識する

2点を意識する事でアンダースローでも比較的速いボールを投げられるようになります。ステップも他の投げ方同様にボールを速く投げるためには有効ですので、フォームがしっかりと身に付いたら取り入れてみましょう。

初心者向けのドッジボールの投げ方まとめ

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最後にドッジボールで当てるコツとさらにボールを速く投げるコツを紹介します。速くボールを投げるコツはどの投げ方にも共通します。初心者や小学生の子供は、次のステップとして覚えておきましょう。

初心者や小学生の子供でも上手く当てるコツ

ドッジボールの初心者や小学生の子供でも上手く当てるためには、相手の体の中心を避けた位置を狙う事がコツです。具体的には相手の腕や肩口、足の甲や脛を狙って当てる事が効果的です。

ドッジボールのキャッチングはボールを正面で受ける事が基本となり、正面に向かってくるボールが最も取りやすいボールとなります。そこで、正面に投げる事を避けて相手のキャッチミスを誘うのです。避けられる可能性もありますが、取られる可能性が下がり、当てる事に繋がります。

もちろん、ボールが早く投げられればより効果的です。遅いボールでもコントロールが上手くいけば、当てる可能性が上がります。腕(特に肩口)や脚(足の甲や脛)を積極的に狙いましょう。

さらにボールを速く投げるためのコツ

ドッジボールの3種類の投げ方に共通して、紹介してきた以上にボールを速く投げる方法としてランニングスローがあります。『オーバースローのフォーム分析~下半身編~』に載せた動画で説明している、助走を付けた投げ方です。

初心者や小学生の子供には若干難しい投げ方になるので詳しい説明は省きますが、しっかりとしたフォームが身に付き、ボールが早く投げられるようになったら挑戦してみましょう。相手に当てる可能性が大きく上がります。

簡単なコツや教え方としては助走の後のステップを意識すると、上手く助走のスピードを利用する事ができます。

ドッジボールの投げ方まとめ

ドッジボールの投げ方について、初心者や小学生の子供が気を付けるべきフォームやポイントをまとめました。言葉で説明すると難しく見えるかもしれませんが、体を動かすと意外に覚えやすく、教え方も体の動きを見ながらだと教えやすくなります。

投げ方のフォームは鏡を利用したチェックを、当てるコツは壁に印を付けて壁当てを、それぞれ練習メニューに加えると、上達が早くなります。教え方も動画を取って見せるなどの工夫をする事をおすすめします。

投げ方のフォームはとても重要です。腕や脚の力が強くても投げ方のフォームが身に付いていないと、上手くボールが投げられず、上手くコントロールが定まりません。ドッジボールを楽しむためにも、しっかりとした投げ方のフォームを見に付けましょう。

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