サッカーボールの空気圧とは?適正数値とおすすめの空気圧を紹介!
サッカーボールの空気圧を正しい数値にすることは、非常に重要です。ボールの正しい空気圧は、サッカー競技規則に定められています。正しい空気圧のボールを使用すると、思わぬ怪我の回避や技術力のアップが期待できるでしょう。空気圧計を持っていない場合は、1つ準備しておくことをおすすめします。
2021.12.16
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サッカー
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サッカーボールの空気圧とは?
via pixabay.com
空気圧は、ボールの中にどれぐらい空気が入っているかをわかりやすく数値で表したものです。3つの単位は、ボールの空気圧を測定するときの単位です。
単位 | 読み方 |
---|---|
ber | バール |
hPa | ヘクトパスカル |
PSI | ポンドスクエアインチ,ポンド平方インチ |
1ber=1000hPa=14.504PSIは、単位が違いますが同じ空気圧の数値と覚えておきましょう。
サッカーボールの正しい空気圧
via pixabay.com
サイズ | 対象年齢 | 空気圧 |
---|---|---|
5号 | 中学生、高校生、大学生、一般、プロ | 0.7〜0.9bar前後 |
4号 | 小学生 | 0.7bar前後 |
3号 | 〜小学校低学年 | 0.6bar前後 |
正しい空気圧の数値は、サッカー競技規則によって全てのボールサイズで共通の数値の0.6〜1.1気圧と正式に決められています。
表はあくまで具体的な数値の目安となりますので、サッカー競技規則が示した0.6〜1.1気圧の範囲内であれば問題ありません。
表はあくまで具体的な数値の目安となりますので、サッカー競技規則が示した0.6〜1.1気圧の範囲内であれば問題ありません。
ボールにも空気圧が書いてある!
サッカーボールをよく見ると、0.6-0.9berや600-900hPaなどの文字が書いています。書かれている空気圧の数字が適切な数値となりますので、1度手持ちのボールの空気穴付近を確認してみてください。
サッカーボールをよく見ると、0.6-0.9berや600-900hPaなどの文字が書いています。書かれている空気圧の数字が適切な数値となりますので、1度手持ちのボールの空気穴付近を確認してみてください。
サッカーボール5号の空気圧
対象年齢 | 中学生、高校生、一般、プロ |
---|---|
空気圧の目安 | 0.7〜0.9bar前後 |
中学生からプロまで使用する5号球の空気圧は、0.7〜0.9barがおすすめです。幼児や小学生の子供と違いキック力があるので、高い数値でも問題なく扱えるでしょう。
しかし、中学生になったばかりの子供はボールのサイズが急に5号球になり、感覚がまだ掴めていない時期です。いきなり空気圧を高めに調整するよりも、少しずつ数値を上げていくのがよいでしょう。
しかし、中学生になったばかりの子供はボールのサイズが急に5号球になり、感覚がまだ掴めていない時期です。いきなり空気圧を高めに調整するよりも、少しずつ数値を上げていくのがよいでしょう。
プロの試合で使うボールの空気圧は?
プロの試合では、サッカー競技規則の規定の数値で最も高い1.1気圧を入れたボールを使うことが多いです。
プロの試合では、サッカー競技規則の規定の数値で最も高い1.1気圧を入れたボールを使うことが多いです。
サッカーボール4号の空気圧
対象年齢 | 小学生 |
---|---|
空気圧の目安 | 0.7bar前後 |
4号球の空気圧は、0.7bar前後に調整すると扱いやすいでしょう。
サッカーボールの4号球の対象年齢は小学生です。いきなり硬めのボールで練習するより、学年が上がるにつれて少しずつ空気圧を高くしていくと怪我の防止にもなり、4号球のボールの扱いに慣れていきやすいでしょう。
サッカーボールの4号球の対象年齢は小学生です。いきなり硬めのボールで練習するより、学年が上がるにつれて少しずつ空気圧を高くしていくと怪我の防止にもなり、4号球のボールの扱いに慣れていきやすいでしょう。
サッカーボール3号の空気圧
対象年齢 | 〜小学校低学年 |
---|---|
空気圧の目安 | 0.6bar前後 |
小学生までの子供のボールの空気圧は、0.6bar前後がおすすめです。場合によっては、0.5bar前後の規定より少し低い空気圧を入れるとよいでしょう。
まだ身体が小さく、成長段階の小学生や幼児が固いボールを使って練習すると、怪我の恐れがあります。
サッカーを始めたばかりの子供は技術をみがくことよりも、まずサッカーを楽しむことが大切です。子供の様子を見ながら、空気圧を徐々に調整していきましょう。
まだ身体が小さく、成長段階の小学生や幼児が固いボールを使って練習すると、怪我の恐れがあります。
サッカーを始めたばかりの子供は技術をみがくことよりも、まずサッカーを楽しむことが大切です。子供の様子を見ながら、空気圧を徐々に調整していきましょう。
グラウンドによる空気圧
使用するグラウンドの状態で空気圧を変更する方法もあります。サッカー競技規則で決められた空気圧は幅が広めに設定されているので、グラウンドの環境によって使い分けてみましょう。
芝生のグラウンドのような地面が柔らかい状態のフィールドでは、空気圧を高めにすることで弾みやすさを高めます。土のグラウンドのような固いフィールドでは弾みすぎないように、空気圧を低めに調整するのがおすすめです。
芝生のグラウンドのような地面が柔らかい状態のフィールドでは、空気圧を高めにすることで弾みやすさを高めます。土のグラウンドのような固いフィールドでは弾みすぎないように、空気圧を低めに調整するのがおすすめです。
サッカーボール以外の空気圧
フットサルボールやリフティングボールのような、サッカーボールと同じく足で扱うボールでも、力の入れ方や使いかた、蹴り方が異なるため、適切な空気圧が違います。
サッカーボール以外のボールも、適切な数値に調整して使用しましょう。
サッカーボール以外のボールも、適切な数値に調整して使用しましょう。
フットサルボールの空気圧
空気圧 | 0.6〜0.9bar |
---|
フットサルボールの適切な空気圧は、どの大きさのボールも0.6〜0.9barです。
主に室内でするスポーツであるフットサルのボールは弾みにくく、バウンドしづらくなっていて、フットサルボールはサッカーボールに比べると空気圧が低く設定されています。
主に室内でするスポーツであるフットサルのボールは弾みにくく、バウンドしづらくなっていて、フットサルボールはサッカーボールに比べると空気圧が低く設定されています。
リフティングボールの空気圧
リフティングボールに空気を入れるときは、8割ほどの固さがおすすめです。空気を入れるときは、ボールを触りながらおこなうことで空気の入れすぎを防ぐことができます。
リフティングボールは名前のとおり、リフティング練習をするためのボールです。家の中で練習できるほど小さいサイズのため、サッカーボールに空気を入れるときの感覚で一気に空気を入れないようにしましょう。
リフティングボールは名前のとおり、リフティング練習をするためのボールです。家の中で練習できるほど小さいサイズのため、サッカーボールに空気を入れるときの感覚で一気に空気を入れないようにしましょう。
サッカーボールの空気圧の確認方法
via pixabay.com
ボールの空気圧を確認するときは、空気圧計を使用します。
空気圧計についている針をボールの空気入れに刺して数値を測るだけで、少年サッカーをしている子供が自分でボールの空気圧を確認することも可能です。
空気圧計についている針をボールの空気入れに刺して数値を測るだけで、少年サッカーをしている子供が自分でボールの空気圧を確認することも可能です。
サッカーボールにおすすめの空気圧計
サッカーボールに空気を入れる機会がある人は、空気圧計を一緒に持っておくことをおすすめします。日頃から正しい空気圧が入ったサッカーボールで練習することで、試合で使用するボールに違和感を感じることなくプレーできるでしょう。
空気圧計には、空気入れと一体化した便利なタイプもあります。まだ空気入れも空気圧計もどちらも持っていない人は、一体化したタイプを購入するのも良いでしょう。
空気圧計には、空気入れと一体化した便利なタイプもあります。まだ空気入れも空気圧計もどちらも持っていない人は、一体化したタイプを購入するのも良いでしょう。
モルテン ボール専用圧力計
via www.amazon.co.jp
メーカー | モルテン |
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サイズ | 4.2×10.5×3.2cm |
重さ | 42g |
モルテンが発売しているボール専用の空気圧力計は、目盛りがシンプルで見やすいです。使い方は針を刺して計測するだけで、子供やサッカー初心者でも簡単に使えます。
サッカーボール以外に、バレーボールやバスケットボールなどに使えるので、他の球技をしている家族がいれば一緒に使うことが可能です。
価格が2000円以下で手に取りやすいのもポイントで、空気圧計初心者はモルテンの空気圧計でスタートするのも良いでしょう。
サッカーボール以外に、バレーボールやバスケットボールなどに使えるので、他の球技をしている家族がいれば一緒に使うことが可能です。
価格が2000円以下で手に取りやすいのもポイントで、空気圧計初心者はモルテンの空気圧計でスタートするのも良いでしょう。
スフィーダ ゲージ付きハンドポンプ
via www.amazon.co.jp
メーカー | スフィーダ |
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サイズ | 3cm×21cm |
重さ | 143g |
スフィーダのゲージ付きハンドポンプは、空気入れが一体の空気圧計です。数値を確認しながらボールに空気を入れられます。
空気圧を確認するときに、時間短縮したいと考えている人におすすめです。替えの針が2本付いてくるので、針をなくしたり、空気入れのときに針が折れたりなど急なアクシデントに対応できます。
空気圧計と空気入れ機能のほかに排気弁も付いていて、ボタンひとつで簡単に空気を抜くことが可能です。
空気圧を確認するときに、時間短縮したいと考えている人におすすめです。替えの針が2本付いてくるので、針をなくしたり、空気入れのときに針が折れたりなど急なアクシデントに対応できます。
空気圧計と空気入れ機能のほかに排気弁も付いていて、ボタンひとつで簡単に空気を抜くことが可能です。
サッカーボールに正しい空気圧を入れよう
空気圧のことを理解するのは、サッカーをしている人にとって非常に重要な要素です。日頃から数値をチェックし、空気圧が正しく入ったボールを使って練習することで、思わぬ怪我を避けられて技術力アップも期待できます。
サッカーボールに空気を入れるときは、空気圧計も一緒に準備して、正しい数値に調整して使用しましょう。
サッカーボールに空気を入れるときは、空気圧計も一緒に準備して、正しい数値に調整して使用しましょう。
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