モウリーニョ監督の名言&語録!皮肉もありの心に響くその言葉とは?
モウリーニョはチェルシー、レアル・マドリードなどのビッグクラブで指揮をとる世界最高峰の監督として認知されている一方で、様々な名言や皮肉の込められた語録でも知られています。今回はモウリーニョの名言&語録を彼の哲学、他監督への皮肉、チームの3つのフェーズに分けて紹介します。
2024.03.30
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サッカー
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「スペシャルワン」ジョゼ・モウリーニョ監督
様々なチームの監督を歴任
モウリーニョは、サッカー界において多大な功績を現在進行形で残し続けている監督の一人で、チェルシー、レアル・マドリードなど様々なビッグクラブで指揮をとってきました。モウリーニョは守備からの素早い攻撃をスタイルのベースとしてチームに浸透させることに長けており、その戦術によって多くの勝ち星を上げてきました。
勝利により注目される一方で自身をスペシャルワンと表現したり、皮肉のこもったコメントをするなどそのユニークな発言にも注目が集まっており、数多くの名言や語録を残しています。
勝利により注目される一方で自身をスペシャルワンと表現したり、皮肉のこもったコメントをするなどそのユニークな発言にも注目が集まっており、数多くの名言や語録を残しています。
監督クラブ歴 | 就任-退任 |
ベンフィカ | 2000年9月-2000年12月 |
ウニオン・レイリア | 2001年4月-2002年1月 |
ポルト | 2002年1月-2004年5月 |
チェルシー | 2004年6月-2007年9月 |
インテル | 2008年6月-2010年5月 |
レアル・マドリード | 2010年5月-2013年6月 |
チェルシー | 2013年6月-2015年12月 |
マンチェスター・ユナイテッド | 2016年5月-2018年12月 |
数多くのタイトルを奪取
モウリーニョはFCポルトの監督時代から輝かしい成績をチームにもたらしてきました。UEFAチャンピオンズリーグを合計2回制し、各国リーグでもチャンピオンに上り詰めています。
監督個人のタイトルとしても、FIFAやUEFAの最優秀監督、所属していた各国リーグの年間最優秀監督を獲得するなど、その手腕は世界中から評価されています。
これだけチームとしても個人としてもタイトルを獲得している監督は少なく、まさにモウリーニョは世界最高レベルの監督ということができます。
監督個人のタイトルとしても、FIFAやUEFAの最優秀監督、所属していた各国リーグの年間最優秀監督を獲得するなど、その手腕は世界中から評価されています。
これだけチームとしても個人としてもタイトルを獲得している監督は少なく、まさにモウリーニョは世界最高レベルの監督ということができます。
獲得タイトル名 | 獲得数 | 獲得チーム |
スーペル・リーガ | 1回 | ポルト |
ポルトガルカップ | 1回 | ポルト |
スーペルタッサ | 1回 | ポルト |
プレミアリーグ | 3回 | チェルシー |
FAカップ | 1回 | チェルシー |
EFLカップ | 4回 | チェルシー、マンチェスター・U |
FAコミュニティ・シールド | 2回 | チェルシー、マンチェスター・U |
セリエA | 2回 | インテル |
スーペルコパ・イタリアーナ | 1回 | インテル |
コパ・イタリア | 1回 | インテル |
リーガ・エスパニョーラ | 1回 | レアル・マドリード |
コパ・デル・レイ | 1回 | レアル・マドリード |
スーペルコパ・デ・エスパーニャ | 1回 | レアル・マドリード |
UEFAカップ | 2回 | ポルト、マンチェスター・U |
UEFAチャンピオンズリーグ | 2回 | ポルト、インテル |
名言や皮肉を込めた発言
モウリーニョはインタビューや記者会見の席で様々な名言や語録を残しており、時には皮肉を込めた発言でメディアを沸かせています。また、チェルシー時代はアーセナルのベンゲル監督を口撃するなど、ライバルチームの監督、選手に対する批判的な発言もしています。
モウリーニョの言葉がなぜ名言、語録として残るかというと、彼は非常に言葉を大切にして発言する監督であり、比喩表現やオリジナリティあふれる言葉じりを使います。また、彼の発言の中には、チームに対してや選手、時には自分に対しても愛を持って言葉を選んでおり、それも人々の心に残る名言となっている理由の一つです。
モウリーニョの言葉がなぜ名言、語録として残るかというと、彼は非常に言葉を大切にして発言する監督であり、比喩表現やオリジナリティあふれる言葉じりを使います。また、彼の発言の中には、チームに対してや選手、時には自分に対しても愛を持って言葉を選んでおり、それも人々の心に残る名言となっている理由の一つです。
モウリーニョ監督名言&語録①哲学
スターになるのはチームなんだ
「選手だろうが、監督だろうが、個人がスターになるべきではない。スターになるのはチームなんだ」
この名言に込められている意味としては、モウリーニョが率いるサッカーチームにおいては、チームが第一優先であるという哲学です。チームの成功のために個人が全力を尽くすのであって、逆であるとタイトルはおろか何も成し遂げることができないということ強調しています。
サッカー現場以外の仕事においても、自分(選手)だけが幸せであればいいということではなく、周囲のみんな(チーム)のために行動することが大切であると言えます。それによって結果的に自分にもプラスの効果が働くということをモウリーニョの名言から学ぶことができます。
サッカー現場以外の仕事においても、自分(選手)だけが幸せであればいいということではなく、周囲のみんな(チーム)のために行動することが大切であると言えます。それによって結果的に自分にもプラスの効果が働くということをモウリーニョの名言から学ぶことができます。
勝つためには常に強力なモチベーションを保ち続けることが不可欠だ
「私が勝者なのは、過去をすぐに忘れ、常に未来を考えるからだ。勝つためには、常に強力なモチベーションを保ち続けることが不可欠だ」
このモウリーニョの名言には、サッカー監督として成功したことに対する自身の哲学が込められており、モチベーションを強力に保つことの難しさとともにそれを成し遂げることの凄さを語っています。
サッカー現場以外においても、何かを成し遂げようと思った時に、最初は強いモチベーションで臨むことができたとしても、日月が過ぎるとともに環境に流されてモチベーションが下がるのが人間です。そのモチベーションを保つことの大切さを、このモウリーニョの語録は示唆しています。
サッカー現場以外においても、何かを成し遂げようと思った時に、最初は強いモチベーションで臨むことができたとしても、日月が過ぎるとともに環境に流されてモチベーションが下がるのが人間です。そのモチベーションを保つことの大切さを、このモウリーニョの語録は示唆しています。
フットボールはエモーションだ
「エモーションのないサッカーなどサッカーではない。エモーションこそが、サッカーの全てだ」
モウリーニョは、アトレティコ・マドリードのシメオネ監督のように感情を表に出して表現するタイプではなく、ベンゲルのように冷静に試合を分析して指示を与えていくタイプの監督であるため、この発言には当時注目が集まりました。
サッカーにおいては、戦術や技術も大切だが、それ以上に感情や闘志がないといけないというサッカーに対するモウリーニョの哲学の表れです。このエモーションがあるからこそ、観ている人々の心を動かすことができると、モウリーニョは考えています。
サッカーにおいては、戦術や技術も大切だが、それ以上に感情や闘志がないといけないというサッカーに対するモウリーニョの哲学の表れです。このエモーションがあるからこそ、観ている人々の心を動かすことができると、モウリーニョは考えています。
モウリーニョ監督名言&語録②他チーム監督への皮肉
ベンゲルはゴシップ好きだ、他の人を観察するのが好きなんだよ
「出歯亀というのはいるものだね。ベンゲルは他人の検索がおすきらしい。こういう連中は、自分の家の窓から双眼鏡で隣の家の様子を伺うんだ。彼は、いつでもどこでもチェルシーの話をしている」
モウリーニョがベンゲルに対して皮肉を言ったインタビューでの語録です。ベンゲルはモウリーニョに対して、モウリーニョはベンゲルに対して批判を浴びせることが当時は多く、両者は犬猿の仲とも言えます。ベンゲルを出歯亀と表現するところは、子供の喧嘩のようにも見えますが、その比喩の面白さにも注目された語録です。
グラウディオラ監督は素晴らしい指揮官だ。だがCLは1度だけ
「グラウディオラ監督は素晴らしい指揮官だ。だがCLは1度だけ。私が恥ずかしくなるよ」
グラウディオラが世界最高の監督であると多くの人々やメディアが伝える中で、インタビューに対して答えた語録です。グラウディオラの凄さを認めつつも、チャンピオンズリーグという世界最高のタイトルを獲得した回数では、モウリーニョの方が上であるということを表現しています。
自分が上だとは言わないまでも、グラウディオラを囃し立てるメディアに対して、結果を見てから物を言えと暗に示唆している名言です。
自分が上だとは言わないまでも、グラウディオラを囃し立てるメディアに対して、結果を見てから物を言えと暗に示唆している名言です。
モウリーニョ監督名言&語録③チーム
「今日の試合に関して選手たちを批判したいなら、まず私を殺してからにしてほしい」
この発言はモウリーニョ監督の名言の中の名言であり、敗戦したゲームで選手を批判するメディアに対して放った言葉です。モウリーニョは選手に対して公の場では決して批判しない、選手のせいにしないことで知られておいる愛情の深い監督です。その愛情を象徴するのがこの名言で、敗戦の原因を選手のせいにする監督が多く存在する中でそれを決して言い訳に使わない、むしろ選手をメディアの批判から守る発言をするところにモウリーニョの懐の深さが感じられます。
「チームのためではなく、自分のためにプレーする選手は私と一緒に仕事をすることはできない」
このモウリーニョの名言は、チーム作りをしていく中で何を最も大切にするべきかということを示しています。また、それと同時に選手に対して、チームのために走る、守るという個人の利益を求めない姿勢を求めている言葉でもあります。
サッカーのプロ選手は地位や名声を得るために、個人的なプレーに走る選手もおり、モウリーニョ監督はそのような選手であっても自分のチームにいるのであれば献身的なプレーを求め、そうでなければ放出するという一貫したチーム作りの考えがこの名言からも見られます。
サッカーのプロ選手は地位や名声を得るために、個人的なプレーに走る選手もおり、モウリーニョ監督はそのような選手であっても自分のチームにいるのであれば献身的なプレーを求め、そうでなければ放出するという一貫したチーム作りの考えがこの名言からも見られます。
「彼らのことを控えという言葉では形容できない。私は彼らを第一のオプションと呼ぶ」
このモウリーニョの名言は、スターティングメンバー以外の選手に対しても敬意を払うとともに、大切な存在であるということを表現しています。サッカーの現場ではベンチ要員を控えと表現し、能力が劣っているかのように扱われることが多々ありますが、この名言からは、控え選手は変化を起こすプラスの要因であるということを伝えており、チーム全員で戦っているということを意識づけています。
また、控えに対してオプションというような言い回しを使う監督は他にはおらず、この名言からもモウリーニョの独特の表現が感じられます。
また、控えに対してオプションというような言い回しを使う監督は他にはおらず、この名言からもモウリーニョの独特の表現が感じられます。
モウリーニョ監督名言&語録まとめ
モウリーニョは数々の名言を世の中に残しており、それは皮肉に取られることも多々ありますが、それだからこそ多くの人の心に名言として留まっています。また、これらの名言にはモウリーニョの哲学や、サッカー観、選手に対する考え方が込められており、そこに込められた意味の深さから世界最高の監督である所以も感じられます。
またモウリーニョの名言は、サッカーの現場以外でも参考できるものが多く、例えばモチベーションの大切さなどは全ての仕事や夢を持つ人々に対してもメッセージ性のある名言となっています。ゆえにモウリーニョの名言は、各々の言葉を表現的に捉えるのではなく、その名言に込められた真意を読み解くことが大切です。
またモウリーニョの名言は、サッカーの現場以外でも参考できるものが多く、例えばモチベーションの大切さなどは全ての仕事や夢を持つ人々に対してもメッセージ性のある名言となっています。ゆえにモウリーニョの名言は、各々の言葉を表現的に捉えるのではなく、その名言に込められた真意を読み解くことが大切です。
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