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水泳クロールを速く泳ぐために必要な4つのコツとは?【初心者ガイド】

水泳クロールを速く泳ぐために必要な4つのコツとは?【初心者ガイド】

水泳のクロールで速く泳ぐためにはどんなことに注意するべきでしょうか?キックや呼吸、水かきのコツや、おすすめの考え方などをご紹介します。クロールでスピードアップすれば、初心者の方も水泳が楽しくなります。ぜひ効率的な練習をするために、コツをチェックしてみてください。

2022.12.21 水泳

クロールで速く泳ぐコツは、体の動きを知ること

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クロールは、水泳の中でも基本となる泳ぎ方です。
水泳初心者の方も、多くの場合最初に泳げるようになるのはクロールです。
クロールは消費カロリーも多く、ダイエットのために泳ぐ方も多いでしょう。

クロールで「より速く泳ぎたい」という方は多いかと思います。
今回は、クロールでより速く泳ぐためのおすすめのコツをご紹介します。

クロールで速く泳ぐコツは、ズバリ体の動きを知ることです。
クロールで泳ぐとき、それぞれの体のパーツを意識していますか?

水泳初心者の方でも、体の使い方を意識すれば、クロールのスピードを上げられます。
ぜひ参考にして、クロールの練習に活かしてください。

コツ①呼吸は深く取りすぎない

速く泳ぐなら頭は上げすぎない

スイスイ泳げる クロールのコツ

クロールは横を向きながら呼吸をするので、水泳初心者の方はつい頭を上げすぎてしまいます。
試してもらうとわかると思うのですが、意外とあごだけが水面から出ていれば呼吸はできます。

頭を水面から出しつつ呼吸をとる動作は、水泳中の体に疲労をもたらします。
呼吸をするたびに疲れていくのでは、速く・長くクロールで泳ぐことはできません。

クロールにおける呼吸のコツは、あごだけ水面から出すことです。
実際は、顔全体も水面から自ずと出るのですが、意識を変えるだけで無駄な動きは軽減されます。
この小さな意識が、水泳で速く・長く泳ぐことに繋がります。

特に水泳初心者の方は、呼吸する時に大きく首を振りすぎないよう意識するのがおすすめです。
クロールで泳ぐと、呼吸の際には自然に体は傾き、そのままの流れで呼吸できます。
水泳では、こういった自然な体の動きの連鎖によってできる動作がほとんどです。
意識的に速く泳ぐために取り入れた動きは、大概裏目に出てしまいます。

体の動きの自然さに敏感になることも、水泳で速く泳ぐためのコツとなります。

スピードを意識しすぎて焦らないこと

水泳 クロール 息継ぎのコツ/ビート板に頼らず練習/swimming freestyle breathing technique for beginners

クロールで速く泳ぐことを意識している水泳初心者の方は、呼吸のタイミングがずれます。
呼吸のタイミングがずれると、そのタイミングを直すために手足や体を無駄に使います。
この積み重ねが、結局クロールで速く泳げない原因になることがあります。

クロールに限らず、水泳では速く動いたからと言って実際のスピードが上がるとは限りません。
効率的に水をかき、スムーズに前進できることで、水泳スピードは速くなります。
水泳において、呼吸のタイミングは特に大切で、丁寧に呼吸をとることがコツです。

水泳初心者の方は、心拍数が上がると焦ると思いますが、落ち着いて呼吸を取りましょう。
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コツ②キックは水中でばたつかせない

膝をまっすぐ保つ

クロールのコツ~高安亮選手のお手本~【コナミメソッドまとめ】

水泳初心者の方が速く泳ぐために犯すミスは、水面を叩くようにキックすることです。
一見、水面がバシャバシャと音を立てると水泳が上達したように見えますが、実際は水の抵抗によってキックの威力を落としています。

また、水面にキックが出てしまうということは、膝が曲がっているということです。
水泳では、手足いずれも曲がることによってエネルギーが半減します。
なぜなら、水をしっかりとかけないからです。

クロールでは、キックをできる限り効率的に行うことがスピードアップの鍵になります。
膝をまっすぐ保った上で、水面下で力強く水を押し出していく動きを意識してください。
初心者の方は、太ももから先を脱力したまま、太ももの力でキックすると考えるのがコツです。

キックしよう、キックしよう、と意識しすぎると力んでしまい、本来の柔軟性がなくなってしまいます。
脱力しながらキック、と意識することをおすすめします。

足首を柔らかく

クロールのキック

クロールは、足の甲で水をかきます。
足首が硬いと推進力が下がり、速く泳ぐことができません。

クロールに限らず、水泳ではとても大切なことですが、足首を柔らかく保つことが大切です。
水泳前・後のストレッチは欠かさず、泳ぐ間も初心者の方は足首を意識することをおすすめします。

上手なキックをするコツは、この足首が柔らかい状態で、なおかつ甲までまっすぐ伸びた状態を作ることです。
クロールで速く泳ぎたいならば、まず足首の角度や状態をしっかり確認しましょう。

コツ③手の長さを活かしたプルを心がける

人差し指から着水

クロールのストローク

足だけでなく手の水かきもクロールでは重要です。
水泳初心者の方は、つい着水する時「バシャン」と音を立てながら平手打ちをしてしまいます。
少しでも抵抗力を少なくするためには、回転して着水する手は人差し指から着水してください。

こうすることで、前進していくときの水の抵抗が減り、より速く泳ぐことができます。
人差し指から着水するためのコツは、腕を回転するときの手のひらを外向きに構えることです。

水中で、腕の回内運動が発生しますので、クロールの練習をする際、動きをよく確認してみましょう。
水泳中は、腕や足、体そのものがどのように回転しているのかを3Dで考えられると、速く泳ぐことができるのでおすすめです。

手はできる限り遠くへ着水する

【水泳】【競泳】ストローク キャッチの基本

クロールで速く泳ぐためには、手の長さをフルで使ったプル(水をかく動き)を心がけます。
両手を交互に回転させながら泳ぐ水泳方法であるクロールでは、このプルでいかに前へ進めるかがスピードアップの鍵になります。

肘をできる限り曲げず、あなたの腕の長さにとって最大限遠くへ着水するように意識することがコツです。
ちなみに、肩甲骨を柔軟にしておくと、腕の長さはさらに伸び、速く泳ぐことに繋がります。

クロールで速く泳ぐことを考えると、水中での水かきに集中しがちですが、水面から出ている際の動きでもスピードアップができるのでおすすめです。
水泳では、この腕の使い方が速く泳ぐ重要なポイントになります。

コツ④全身を柔らかく使う

正しいフォームをキープすること

水泳 速く泳ぐための姿勢づくり

ここまでは、クロールで速く泳ぐためにおすすめの呼吸方法、キックやプルのコツをお伝えしました。

それを維持し続けるためには、全身を柔らかく使い続ける必要があります。
無駄な力が入ったり、どれかのコツが押さえられていないと、泳ぐ距離が長くなればなるほどフォームが崩れます。
水泳の動画を見ていると、最後の方でフォームが変わっていることを確認できるはずです。
もしもこのフォームの崩れがなければ、もっと速く泳ぐことができています。

水泳初心者の方は、このフォームの崩れに対して敏感になりましょう。
崩れたフォームで泳ぐと、クロールそのものの基本が乱れます。
妙な癖がついてしまうと、速く泳ぐどころかスピードダウンに繋がってしまうでしょう。

水泳初心者の方は、速く泳ぐことの前に、長く正しいフォームをキープして泳ぐことを意識してください。
水泳は長く続けられるスポーツですから、一歩ずつ前へ進みましょう。

下半身は極力省エネルギーで泳ぐ

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自由形:クロールをスムーズに泳ぐ為のコツ|自由形のコツ(1)<森塾> 【定-5】

実は、クロールは手だけでも前へ進むことができます。水泳に行った時に試して欲しいのですが、足を全く使わず脱力してクロールしても、前へ進めるでしょう。

体のエネルギー消費量を考えた時、一番疲労を感じるのは足です。
足に無駄な動きがあると、それを支える尻や腰、背中にも影響が出て、スピードに支障が出ます。

足の動きはなくてもいい、と心の隅に置いておき、省エネルギーで泳ぐことを心がけましょう。

クロールを速くするおすすめの考え方

スピードを速くするのではなく消費エネルギーを減らす

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ここまで、体の使い方について解説しました。

全てに共通している、クロールを速く泳ぐためのコツは、「消費エネルギーを減らす」ことです。
速くすることに目が行くと、初心者の方であればあるほど、激しく動こうとしてしまいます。
実際は、いかに一つ一つの動きから無駄を減らして行くかが、水泳を速く泳ぐコツになります。

今回は、クロールで消費エネルギーを削減できるコツをお伝えしています。
水泳は複合的に全身を使いますので、今回のコツを全て取り入れて泳ぐ練習をしましょう。
一見活動量が減ったように見えますが、スピードはより速くなるはずです。

激しく泳ぐのではなく静かに泳ぐ

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水泳初心者の方は、いかに激しく泳ぐか考えてしまいがちです。
体に疲労感が残れば残るほど、達成感があるのも自然です。
しかし、水泳で速く泳ぐことを目標にするならば、静かに泳ぐ必要があります。
水泳のプロ選手がどのように泳ぐのかを観察していると、一切無駄がありません。

クロールは、特に静かさにこだわれば、とてもスムーズに泳ぐことのできる水泳方法です。
消費エネルギーを減らし、静かに泳ぐことを意識して、ぜひ練習に励んでみてください。

初心者の方は、自分の水泳を誰かにチェックしてもらいながら、フォームを維持すると特に上達が早くなるのでおすすめです。

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