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卓球の歴史とは?ルールやラケットの歴史や発祥国や起源・始まりはいつから?

卓球の歴史とは?ルールやラケットの歴史や発祥国や起源・始まりはいつから?

卓球の歴史は、インドやフランスの娯楽や遊戯が起源となっています。卓球の歴史において発祥の国はイギリスとなっていて第一回世界選手権はロンドンで開催されました。また、世界選手権の開催により卓球のラケットやラバーの開発も進んでいき同時にルールも改正していきました。

2021.12.16 卓球

卓球の歴史とは?

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卓球の歴史はまだ浅く、卓球の起源は1880年代となっています。また、卓球の歴史は初めから今の形ではなく貴族遊びから発展していて、現在の卓球が生まれてから1900年代にはじめて国際大会が行われました。オリンピック競技として初めて登録されたのは、1988年のソウルオリンピックでした。

現在では、オリンピック競技としても必ず登録されるほどの人気スポーツとして全世界から愛されるスポーツとなりました。

卓球の起源

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卓球の起源はインドのゴッシマテニスという遊戯が1800年代にイギリスに伝わったのが起源となっています。その他にもフランスの貴族遊びジュ・ド・ポームというての手のひら遊びが起源という説もあります。現在の卓球の起源はイギリス貴族が雨の日にテーブルの上でテニスのような遊びを始めたのが起源となっています。
当時はディナーの後に行われる室内遊びとして、イギリスの貴族たちの娯楽として楽しまれていました。

卓球の発祥の地

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卓球の発祥の地にはさまざまな説があり、卓球の発祥の地は4つの説があります。

・エジプト
・インド
・フランス
・イギリス


紀元前、エジプトでは複数の人でボールを打ち合うような球技が存在していました。また、インドのゴッシマテニスやフランスの貴族遊びのジュ・ド・ポームがイギリスに伝わったという説もありは発祥地は明確にはわかっていません。

卓球の発祥国

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卓球の発祥国はイギリスという説が有力となっています。

イギリスの貴族がテーブルの上でテニスを行うテーブルテニスが人気になったことから現在の卓球へと派生していきました。

また、イギリスはよく雨が降る国であり、雨の中ではテニスが中断されることも少なくなく、室内のテーブルの上でテニスを始めた事がきっかけです。

国際卓球連盟の発足

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卓球が人気スポーツになるにつれて1926年に国際卓球連盟が発足されました。国際卓球連盟が発足された年に世界選手権が初めてロンドンで開催されました。また、当初加盟国数は9か国でしたが、1951年には50か国2017年には226と国際競技連盟に登録できるすべての国と地域が参加した初めてのスポーツ連盟となった。

日本の卓球の歴史

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日本の卓球の歴史は、1900年初めに伝わったとなっています。現在では、世界的にも日本は強豪と呼ばれるほど強い選手が増えてきて、2016年には水谷隼選手が男子シングルスで初のメダルを獲得するほどになりました。

日本の卓球の歴史は、画期的な卓球用品を開発するなど世界的にも現在のメジャースポーツになるまで日本は大きく影響を与えてきました。

日本への卓球の伝来とは?

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via photoAC
日本への卓球の伝来は1902年に東京高等師範学校の教授だった坪井玄道が持ち込んだとなっています。

坪井玄道は明治時代の体育学者であり、日本で初めての体操教師でした。坪井玄道は1902年にイギリスから卓球用品を日本に持ち帰ったことがきっかけで東京の大学や横浜の高校で多く卓球が行われるようになり、全国に普及していきました。

日本卓球の起源

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日本卓球の起源は坪井玄道がイギリス留学から帰国した時に、ラケットやボールなどの卓球用品を持ち帰ったことがきっかけとなっていますが、一説では日本の追羽根がヨーロッパに伝わり、卓球へと発展していったという説もあります。

日本が初めて国際大会に出場したときには、ラバーも貼っていない木のラケットで打っていたとなっています。

卓球のルールの歴史

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卓球のルールの歴史はルール改正の連続でした。ロンドンで初めて開かれた世界大会から出場国が勝つために、選手たちはさまざまな方法や打ち方を開発してきました。卓球の歴史がまだ浅いこともあり、卓球用品の進化などに伴いその都度ルールが改正しています。

また、試合時間も当初は1セット21点先取と当時は1試合が長かったなど試合時間やネットの高さなどについても改正しています。

サーブ

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via photoAC
卓球のサーブのルールは改正を繰り返し、今のルールとなっています。

・フィンガースピンサービスの禁止
・2001年にサービスを5本から2本交代に変更
・2002年サービス時にボールを隠す行為が禁止


卓球のサーブは、指先でボールに回転をかけるフィンガースピンサービスの禁止やサービスの本数の変更、ボールを隠す行為の禁止などの禁止事項や変更をしてきました。

特に、フィンガースピンサービスはアメリカが開発したサーブで当時強い回転に慣れていなかった他の選手がレシーブできなかったことでラリーが続かなかったことが改正につながったとなっています。

試合時間

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1900年代初めは現在のような強い回転や強い打球を打てるようなラケットではなかったため、ミスをしないような守備的なスタイルが主流となっていました。

そのため、試合時間が長くなることも多く第10回世界選手権では1ポイントを取るまでに2時間以上かかったという記録もあります。また、当時は21点先取だったため、1試合にかかる時間が長時間になることが多くありました。

現在では、1セット11点先取へとルールの変更となっています。また、促進ルールにより1ゲーム10分経過しても終わらない場合に適用されます。促進ルールとは、レシーバー側が13回のリターンをできればレシーバーの得点となるルールです。

ネットの高さ

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via photoAC
卓球のネットの高さは、1900年代初めは17.15cmと定められていました。

ラケットのラバーが強い回転や強打が打てなかったという理由以外にもネットが高かったことが当時守備的スタイルの選手が多かった要因の1つです。試合展開の遅さによりネットの高さのルールが改正され、現在のネットの高さの15.25cmとなりました。

卓球のラケットの歴史

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卓球のラケットの歴史は、娯楽から始まったため、初めはしっかりとしたラケットではなかったとなっています。世界選手権が開催されるようになり、次第に卓球のラケットが進化していきました。また、当初は金属のラケットを使う選手もいたようです。

木製ラケットが作られるようになり、現在のペンホルダーやシェークハンドなどのラケットが誕生しました。

卓球のラケットの始まり

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卓球のラケットの始まりは、葉巻のフタをラケットのように使いボールを打っていたところから始まったとなっています。

当時の卓球はスポーツとしてというよりも娯楽として楽しまれていたため、卓球専用の道具はありませんでした。娯楽から人気スポーツになるにつれて道具も改良され卓球専用のラケットやボールが開発されました。

木製ラケットの起源

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木製ラケットの起源は、イギリスの貴族の娯楽として楽しまれ次第に人気が高まったことで木製ラケットが開発されたとなっています。

当時のラケットは太鼓のような形をしたバンジョーラケットと呼ばれるラケットが開発され、バンジョーラケットでボールを打つ音がピン、ポンと聞こえたため、ピンポンと呼ばれるようになりました。

木製ラケットは、次々と改良されていき軽量化や柄が短くなり現在の形へと徐々に発展してきました。

卓球のラバーの歴史

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卓球のラバーの歴史は、卓球のラケットの進歩と同時に発展してきました。卓球のラケットのラバーはボールに強い回転や強い打球を打つために世界中でさまざまな種類のラバーが開発されていきます。多種多様な現在のラバーの種類は5種類もあり、自分のスタイルに合わせラバーを選べるまでになっています。

ラバーの発展の歴史には、他国よりも革新的なラバーの開発が勝利につながったことが一番の要因と考えられるでしょう。

卓球のラバーの始まり

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卓球のラバーの始まりは、木製ラケットのバンジョーラケットに羊の皮を貼ったところからだとなっています。

当時のラバーは今のようなラバーとは違い、強い回転をかけることも強い打球を打つことのできないものでした。ラバーの力で回転をかけることができなかったため、指先でボールに回転をかけるフィンガースピンサーブが開発され、回転のかかったボールの脅威が世界中に知れ渡りました。

それにより回転をかけることのできるラバーの開発が進んでいきます。

ゴム製ラバーの起源

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ゴム製ラバーの起源は、1902年にイギリスの選手が薬局の釣銭の皿のゴムをラケットに貼ったのが起源となっています。釣銭の皿のゴムを貼ったラケットで打つボールには回転がかかり当時の他の選手は苦戦していました。

1950年代には裏ラバーを日本が開発し、ラバーだけで強い回転をかけることができるようになります。ここからさまざまな種類のラバーが開発されていきます。

卓球のボールの歴史

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卓球のボールの歴史は、イギリスの貴族の日用品をラケットとボールにして娯楽として楽しまれていた頃から次第に人気ができるにつれ卓球のボールも進化してきました。卓球のボールもラケットやラバーの発展に応じて同じく発展していきました。

また、ラケットやラバーのルール改正と同じくボールの大きさも改正しています。

卓球のボールの始まり

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卓球のボールの始まりは、ワインのコルクを丸く削り、ボールにして打っていたことが始まりだとなっています。当時の卓球は貴族の娯楽遊びであり、日用品を道具として遊ぶような暇つぶし程度の遊びでした。のちに、競技として楽しまれるようになるにつれてコルクボールは、試行錯誤しながら現在のボールへと発展していきます。

セルロイドボールの起源

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セルロイドボールの起源は、卓球がスポーツとして楽しまれるようになるにつれ開発されたとなっています。セルロイドボールは天然素材のセルロイドを使ったボールで、非常に軽い素材だったため、スピード感のある打球を打てるボールとして使われていました。

しかしながら、セルロイドボールは天然素材を使われていたため大量に生産できませんでした。また、セルロイドボールは可燃性が高く輸送に不向きだったこともあり、現在のプラスチックボールが発明され、定着していきました。

卓球の歴史はルール改正と用具の改良の連続

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卓球の歴史は用具の改良とともにルールの改正をしてきました。卓球用品は今でも新たな用具の開発がされていますが、性能が高すぎるものはルールで改正されてしまうことも少なくありません。現在の卓球のルールは、誰もが平等に実力だけで戦えるようなルールになっています。

卓球の歴史は浅く、これからも観戦者がより見ていて楽しめ、選手もより平等に戦えるようにルールの改正はされていくでしょう。

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