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卓球の下回転サーブの打ち方とは?徹底特集【初心者ガイド】

卓球の下回転サーブの打ち方とは?徹底特集【初心者ガイド】

卓球の下回転サーブは、卓球での回転系のサーブの中で最も基本的なサーブです。回転系のサーブを習得したいと思う卓球初心者の人も基本なので、まずは下回転サーブの習得を目指しましょう。卓球の基本的なサーブだからと言って、簡単にマスターできるわけではありません。基本だからと手を抜かずに、しっかりと練習していきましょう。

2022.10.20 卓球

下回転サーブとは?

Instagram (18588)

卓球の下回転サーブは、回転系のサーブの中で最も基本的なサーブです。下回転で手前に戻ってこようとするバックスピンがかかっているため、ボールのスピードは遅いです。
しかし、相手が打ちにくいボールを打つことができるので、卓球で簡単に強いレシーブを返される可能性が低くなります。ですから、相手のレシーブからラリーへとつなげることができ、自分の攻撃へと入っていくことができます。

卓球の試合の中では必要になってくるサーブですので、しっかりと練習を積んでやり方を覚えて、強い下回転サーブが簡単に打てるようになるまで、練習していきましょう。

ラケットの握り方

上達に影響するラケットの握り方とは 卓球入門#8【卓球知恵袋】

卓球の下回転サーブのラケットの握り方は卓球のラケットの基本的な握り方である、シェークハンドかペンホルダーです。自分に合った握り方を選んでラケットを持ちましょう。

卓球で下回転サーブを打つ時は、いかにボールに下回転をかけられるか、が大切になります。卓球のラケットの基本の握り方で、ラケットを持った時に手首が使いやすく、コンパクトにラケットを振ることができる握り方をおすすめします。

初心者の人はこだわりがなければ、シェークハンドの握り方をおすすめします。ラケットの表面と裏面の両方の面で打つことができ、フォア・バックともに振りやすい握り方であるからです。表面と裏面の両方の面で打つことができるということは、それだけ1方の面でしか打てない時のような手首を返すことが必要ないので、卓球のラケットが振りやすくなるのでおすすめです。

下回転サーブの種類

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卓球の下回転サーブは、大きく分けて2つの種類があります。それは次の2種類です。
①フォアハンド
②バックハンド


どちらの種類の打ち方もボールに下回転をかけるというのは同じですが、ラケットの振り方や打つ時のフォームに違いがあります。

どちらか片方の種類だけではなく、両方の種類の打ち方で卓球の下回転サーブを打てるようになることをおすすめします。2つの種類の打ち方を習得することにより、卓球の戦略の幅も広がりますし、状況に合わせて2種類のサーブの打ち方の使い分けが可能になります。

初心者の人はフォアハンドの下回転サーブから練習することをおすすめします。フォアハンドの方がフォームが簡単で、ボールに下回転をかけることに集中できるからです。

フォアハンドの下回転サーブ

フォアハンドとは?

ブチギレ下回転サーブ(実践版)|フォアサーブ【卓球知恵袋】

卓球のフォアハンドの下回転サーブとは、フォアハンドのフォームで打つ、下回転のサーブです。

卓球のフォアハンドのフォームで打つことができるので、バックハンドに慣れてない人でも、簡単に打つことができるおすすめのサーブです。
しかし、ボール回転が前進回転(上回転)ではなく、下回転をかけなくてはいけないので、ラケットでボールに下回転をかけるやり方、フォームを身につけておく必要があります。この下回転が上手くかけられないと、下回転のサーブを簡単に打つことはできません。

卓球のフォアハンドの下回転サーブを習得する時には、サーブのやり方、フォームを覚えることはもちろんですが、回転のかけ方にも意識をおいて、卓球の練習をしていくことをおすすめします。
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やり方

下回転サーブで回転力をアップ!スロー分析【卓球知恵袋】

卓球の下回転サーブのやり方は、まず手を開いてボールを持って構えます。そしてトスを上げます。この時、トスは16cm以上投げ上げましょう。
トスを上げた手を引き、体重を後ろの足に乗せます。ラケットは寝かせて、ボールを低い位置でとらえるようにします。
体重を前足に移動させながらラケットを体に引きつけて、体のそばでボールの底を切るようにラケットを振ります。
ラケットを鋭く振りきり、最初のバウンドはネットの近くに落とすようにします。

卓球のフォアハンドロング(前進回転のショット)に比べて、ボールに下回転をかけなければならないので、手首を使ってラケットをより鋭く振りましょう。

ポイント

下回転サーブが誰でも簡単に切れる方法|フォアサーブ【卓球知恵袋】

下回転サーブでは、ボールに下回転をかけることが大切です。ラケットでしっかりと下回転をかけられるようになりましょう。

また卓球のフォアハンドの下回転サーブでは、体重移動をしっかりして打つことも大切です。体重移動を行うことによりサーブの威力が増し、相手が返しにくい球を打つことができます。

卓球でフォアハンドの下回転サーブを打つ時の体重移動は、まずバックスイング(ラケットを引く)を行った時に、後ろの足(右利きなら右足、左利きになら左足)に体重を乗せます。そしてトスしたボールが体に近づいてきたら、ラケットの動きと体重の移動を合わせるようにして、体重を逆の足に移動させます。

ラケットのスイングに合わせて体重移動が行えないと、体重移動を行っているのにもかかわらず、サーブの威力が落ちてしまいます。しっかりと体重移動の力が伝わるやり方、フォームで卓球のサーブを打つようにしましょう。

バックハンドの下回転サーブ

バックハンドとは?

バックサーブで下回転を出す方法【卓球知恵袋】

卓球のバックハンド(バックサーブ)の下回転サーブとは、バックハンドのフォームで打つ、下回転のサーブです。

バックハンドで打つ卓球のサーブですので、特に初心者の人はフォアハンドの下回転サーブよりも打つのが難しく感じる人が多いかもしれません。
また、バックハンドで打つサーブは自分の身体の前で打つことになるため、フォアハンドのサーブを打つ時に比べて、ラケットのスペースが十分にとれないことも、初心者がバックハンドのサーブが打ちにくく感じる理由の1つです。

ボールの回転はもちろんですが、サーブを打つ時のスペースも意識して練習していくことをおすすめします。

やり方

下回転バックサーブの出し方【卓球知恵袋】

卓球のバックハンドの下回転サーブのやり方はまず、利き手側の足(右利きなら右足、左利きなら左足)をやや前にして構えます。
次にボールを投げ上げて、トスした方の手はしっかりと引きます。その時に、前の足に体重を乗せて、ラケットも引きましょう。
そして逆の足に体重を移動させながら、ラケットのスイングをして、インパクトを行います。
インパクトの後は、ヒジをしっかりと引いて、ラケットを振りきります。
その後は体のひねりに合わせて正面を向き、次の攻撃に備えます。

サーブを打ち終わったら必ず正面を向いて次の攻撃に備えます。なるべく素早く正面を向いて構えるようにしてください。正面を向いて構えなければ相手からのレシーブに対処することができないので、必ず正面を向いて構えるようにしましょう。

ポイント

【卓球動画】下回転バックサーブ【卓球スクール・タクティブ】

卓球のバックハンドでの下回転サーブのポイントは、ラケットを横にすべらせるようにスイングすることです。
ラケットを横にすべらせるようなイメージで小さく、鋭く振ることにより、ボールに上手く回転をかけることができ、良いサーブを打つことができます。また横にラケットすべらすことにより、フォアハンドのサーブを打つ時に比べると十分にとれないスペースを上手く使って、ラケットをスイングすることができます。

また利き手側の足を軸に体を回転させてサーブを打つようにします。バックハンドの下回転サーブでも体重移動が必要です。ですが、体重移動のやり方はフォアハンドの時とは違います。バックハンドの下回転サーブでは、利き手側の足に体重を乗せて、ラケットのスイングとともに体重を逆の足に移動させます。このサーブの体重移動は、利き手側の足を軸にして体を回転させるようなイメージで行うと上手くいきます。

下回転サーブの注意点とは?

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卓球の下回転サーブで注意する点は、大きく分けて次の2点です。

卓球の下回転サーブで注意する点は、大きく2つあります。

・ボールは当てずに切る
・サーブ後はすぐに構える

卓球の下回転サーブは、ボールに強い回転をかけることが重要になります。そのためラケットにボールをあてるのではなく、ボールの底を切るようにラケットを振ります。
また、卓球のサーブはあくまで最初の攻撃の手段なので、相手からのレシーブや自分の次の攻撃に備えるために、打ったらすぐに構える必要があります。

では、1つずつ詳しく見ていきましょう。

下回転サーブの注意点①

ボールはあてずに切る

ブチギレ下回転サーブの出し方|フォアサーブ【卓球知恵袋】

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卓球の下回転サーブで上手く回転をかけるには、ラケットの面にボールをあてるのではなく、ボールの底を切るように打つことが必要です。
ラケットを曲線的に動かして、ボールの底を包むように切ることイメージしてサーブを打つようにしましょう。

またより強い回転をかけるには、ラケットのどこにボールをあてるかも重要になります。手首を柔らかく使って、手首を中心にラケットの先を回すようにしますが、手首近くでボールを打つと回転が弱くなってしまいます。ですからなるべく先の方でボールを打って、強い回転をかけましょう。

下回転サーブの注意点②

サーブ後はすぐに構える

Free photo: Table Tennis, Ping-Pong, Sport - Free Image on Pixabay - 408388 (18609)

自分の打ったサーブが相手コートに入っているのか、相手に対して効果的に打てているのか、回転はしっかりとかけられているのか、気になると思います。特に初心者の人は、卓球の試合の中でサーブを打った直後、気にしてしまうでしょう。
しかし気になるからといって、ボールの行方ばかりを気にするのはやめましょう。もちろん、相手コートのどの位置、どの場所へボールが行ったかを確認することは必要です。ですが、そればかりに気をとられてしまうと、次の動作に入るのが遅くなってしまい、相手からのレシーブに対応できなかったり、自分の次の攻撃が上手くいかなかったりするからです。

卓球のサーブはあくまで1球目なので、相手からのレシーブや自分の次の攻撃に備えて、サーブを打った後は素早く構えましょう。

初心者の簡単上達

【卓球】完全マスター!下回転サーブ!Learning under spin serves step by step. [Table Tennis]

初心者の人はまず、基本的な下回転サーブのフォアハンド、バックハンドともにやり方、フォームをしっかりと覚えましょう。その次に素振りを行い、体でやり方、フォームを覚えます。素振りは簡単にサーブのスイングができるようになるまで続けましょう。
そして、ボールを使ってサーブの打ち込みを行います。この時に初心者の人は、ボールの回転を意識して打ち込みを行ってください。卓球の下回転サーブで最も重要なことは、下回転をかけることです。上手く下回転がかけられているかを確認しながら、練習を積んでいきましょう。簡単に下回転がかけられるようになれば、強いサーブの習得はもうすぐです。

卓球の下回転サーブは、基本的な回転サーブです。サーブを打つ感覚をつかんで、初心者でも確実に打てるようになりましょう。

下回転サーブの練習

卓球・サーブ練習

まず基本であるやり方やフォームを覚えることや、素振り、ボールを使っての下回転サーブの打ち込みを行いましょう。

またこの基本の他には、ボールの回転を確認する練習がおすすめです。床に向かって回転サーブを打ってみましょう。下回転が上手くかかっていれば、バウンド後に自分の方に戻ってきます。このように回転の確認が簡単にできるので、この卓球のサーブ練習はおすすめです。
この卓球のサーブ練習は相手コートにサーブを入れる必要がないので、強い回転をかけることだけを考えて思い切り打つことができ、卓球のボールの底を切るように打つ感覚を簡単に身につけることができます。

下回転サーブのまとめ

卓球のサーブは攻撃の第1球です。ですから、相手からの影響を受けずに攻撃をすることができます。自分のペースでボールを打つことができるので、卓球のサーブの基本は確実に身につけておきたい技術です。

卓球の試合では、何種類かの強いサーブが使え、試合の状況によりいくつかの種類の強いサーブを使い分けることによって、勝利をグッと近づけることができます。

卓球の下回転サーブを習得することができたら、次は他の種類のサーブの習得を目指すのがおすすめです。特におすすめは、横回転サーブなどの他の卓球の回転サーブを練習してみることです。卓球の下回転サーブの習得でボールに強い回転をかける感覚は身についているので、後はラケットのスイングの仕方やサーブのフォームを覚えるだけで練習に入ることができるからです。

卓球初心者の人も練習を積んで強い下回転サーブを習得して、卓球の強い回転サーブを簡単に打てるようになりましょう。そして自分が使える卓球のサーブの種類を増やして、卓球の技術を上げていきましょう。

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