卓球サーブのルールとは?誰でもわかるように丁寧に解説【初心者ガイド】
卓球のサーブの基本ルールを覚えましょう!サーブは試合のスタートの合図となるだけでなく、卓球のサーブに細かいルールがあります。例えばボールの持ち方1つとってもルールが決められて、トスのあげ方・高さなどいくつかのルールが定められています。
2021.12.16
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卓球
卓球サーブのルールとは?
via pixabay.com
卓球のサーブは、第1球目の攻撃となり得る重要な技術です。
卓球の試合で勝つために重要になるサーブですが、サーブの出し方にはさまざまなルールが定められています。ルールを守ってサーブを出せないと、反則で相手に点数を与えることになります。
卓球のラリーは全てサーブからスタートしていくものなので、しっかりとサーブのルールを覚えるにしましょう。
卓球の試合で勝つために重要になるサーブですが、サーブの出し方にはさまざまなルールが定められています。ルールを守ってサーブを出せないと、反則で相手に点数を与えることになります。
卓球のラリーは全てサーブからスタートしていくものなので、しっかりとサーブのルールを覚えるにしましょう。
実際の卓球大会でサーブの反則を指摘されるのか?
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卓球のサーブはルール違反をすると反則とみなされます。実際に開催されている卓球のオープン大会では、サーブの反則を細かく指摘されることはなく、サーブの反則によって点数が動くことは珍しいと言えます。
明らかに違反のサーブであれば指摘される可能性が高いですが、一般のオープン大会は、試合に負けた選手が次の試合の審判を行う敗者審判制が導入されていることが多いです。
サーブに限らずある程度ルールを守れていれば、反則で相手に点数を与えることなく試合を行えることも把握しておきましょう。
明らかに違反のサーブであれば指摘される可能性が高いですが、一般のオープン大会は、試合に負けた選手が次の試合の審判を行う敗者審判制が導入されていることが多いです。
サーブに限らずある程度ルールを守れていれば、反則で相手に点数を与えることなく試合を行えることも把握しておきましょう。
大きい大会はサーブに厳しい!
中・小規模なオープン大会では、サーブのルールに厳しくありません。しかし全国大会やその予選など重要な大会では、サーブはルールに沿って厳しく判定されます。卓球が上達するにつれてルール通りにサーブを出すことが求められるので、卓球初心者の時からしっかりとルールを覚えていくことをおすすめします。
中・小規模なオープン大会では、サーブのルールに厳しくありません。しかし全国大会やその予選など重要な大会では、サーブはルールに沿って厳しく判定されます。卓球が上達するにつれてルール通りにサーブを出すことが求められるので、卓球初心者の時からしっかりとルールを覚えていくことをおすすめします。
卓球サーブの基本的な9つのルール
卓球の試合ではサーブは2本交代で行う
卓球のサーブは、サーブを2本だしたらサーブ権が交代します。サーブを出してゲームが進み、10-10以降のデュースになると、サーブ権が1本ごとに交代していきます。
卓球が21点制だった時代はサーブ権は5本交代でしたが、現在の11点制になってからサーブ権は2本交代に変更されました。
卓球が21点制だった時代はサーブ権は5本交代でしたが、現在の11点制になってからサーブ権は2本交代に変更されました。
自分のコートにワンバウンドさせる
via www.jtta.or.jp
卓球のサーブは、ノーバウンドではなく自分のコートにワンバウンドさせて出さなければなりません。
テニスのサーブであれば、ノーバウンドで相手コートに打ち込むのがルールですが、卓球のサーブは第1バウンドを自分のコートに落とすことで球のスピードや威力が半減するように考えられています。
テニスのサーブであれば、ノーバウンドで相手コートに打ち込むのがルールですが、卓球のサーブは第1バウンドを自分のコートに落とすことで球のスピードや威力が半減するように考えられています。
ボールの持ち方に関するルール
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卓球のサーブは、トスを上げる手のひらでボールを隠さないように、手のひらを開いた状態でトスを上げなければなりません。手でボールをつかんだ状態でトスを上げるのは簡単ですが、手のひらを開いた状態で思い通りにトスを上げるのは感覚が必要です。
トスを上げる前に一旦静止させる
トスを上げるときには、一旦ボールを持つ手を静止させなければなりません。トスを上げる瞬間を流れで行ってしまう選手も少なくありませんが、フォルトをとられないサーブを習得するためには一旦静止してからトスを上げるクセをつけましょう。
一旦静止することはルール通りサーブを行うだけでなく、サーブの精度を高めるためにも大切なポイントになることもあります。1球1球戦術を考えながらプレーするにも、サーブ時の時間の使い方を意識してみましょう。
一旦静止することはルール通りサーブを行うだけでなく、サーブの精度を高めるためにも大切なポイントになることもあります。1球1球戦術を考えながらプレーするにも、サーブ時の時間の使い方を意識してみましょう。
卓球台よりも上からトスを開始する
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卓球のサーブでは、トスを上げる瞬間が見えるように卓球台より高い位置からトスを開始する必要があります。トスを上げるときに、ル―ルで手のひらを開くことが定められていますが、この卓球台よりも高い位置からトスをすることは手のひらを開いてトスを上げているかを確認するためとなります。
卓球サーブのトスの高さ
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卓球のサーブのトスの高さは、ルールで16cm以上と定められています。
卓球のネットの高さが15.25cmなので、卓球のネットより高くトスを上げれば問題ありません。試合中に1球ずつトスの高さを確認するわけではないので、明らかに16cmより低いというトスでなければ反則をとられる心配はありません。
卓球のネットの高さが15.25cmなので、卓球のネットより高くトスを上げれば問題ありません。試合中に1球ずつトスの高さを確認するわけではないので、明らかに16cmより低いというトスでなければ反則をとられる心配はありません。
トスは垂直に上げる
【ルール通り出すために】サービス簡単矯正法【16㎝・垂直・フリーハンド】
via www.youtube.com
卓球のサーブにおいて、トスはできる限り垂直に上げなければなりません。もちろん完全な垂直方向にトスし続けるのは不可能ですが、トスが斜め方向に曲がってしまったりするとルール上フォルトになることもあります。
明かにトスが曲がっていなければフォルトになる可能性は低いので、トスはできる限り垂直に上げるように意識していきましょう。
明かにトスが曲がっていなければフォルトになる可能性は低いので、トスはできる限り垂直に上げるように意識していきましょう。
サーブを出すときのフリーハンド
サーブのトスを上げた後に、ラケットを持っていないフリーハンドについても注意しなければなりません。現在サーブのルールでは、フリーハンドや体の一部でボールの出どころを隠すことは反則となります。
一昔前であれば、サーブを打つ瞬間にフリーハンドを使って回転やコースがバレないように隠すことが可能でしたが、現行のルールでは相手にサーブを打つ瞬間が見えなければなりません。トスを上げたら、素早くフリーハンドを引くことを意識しましょう。
一昔前であれば、サーブを打つ瞬間にフリーハンドを使って回転やコースがバレないように隠すことが可能でしたが、現行のルールでは相手にサーブを打つ瞬間が見えなければなりません。トスを上げたら、素早くフリーハンドを引くことを意識しましょう。
サーブがネットに触れた場合
via www.jtta.or.jp
サーブがネットに触れて相手コートに入った場合、もう1度サーブをやり直すことになります。これは何度ネットに触れてもやり直すことが可能で、得点には影響しません。
しかし、サーブがネットに触れて相手コートに入らなかった場合には、サーブミスで相手の得点になります。
サーブミスが多いと、相手に得点が入り試合に負ける可能性が高まります。
しかし、サーブがネットに触れて相手コートに入らなかった場合には、サーブミスで相手の得点になります。
サーブミスが多いと、相手に得点が入り試合に負ける可能性が高まります。
ダブルスサーブのルール
卓球のサーブでも、シングルスとダブルスではルールが多少異なってきます。ここでは、ダブルスのサーブのルールを紹介します。ダブルスではルールに沿ってサーブが出せないと、パートナーに迷惑がかかってしまうことを考えなければなりません。
基本的なサーブのルールはシングルスと同じ
シングルスとダブルスでサーブのルールが異なってきますが、基本的には同じです。サーブのトスの高さやフリーハンド、サーブ権は2本交代などのルールを守ることが基本的な条件となります。
ダブルスでサーブを打つ順番
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卓球のダブルスでは、サーブを打つ順番についても注意が必要です。ダブルスはパートナーと交互にサーブを出していくので、卓球初心者にとっては慣れるまで時間がかかることもあります。ダブルスのサーブの順番を覚えるためには、ダブルスのローテーションの回り方を把握するようにしましょう。
ダブルスのローテーション例
■チーム編成
選手A・選手Bペア
選手C・選手D(相手ぺア)
①レシーブする選手Aは、相手選手Cのサーブを2本レシーブする。
②2本レシーブが終了したら、選手Aにサーブ権が移動して相手選手Dがレシーブする。
③選手Aのサーブが2本終了したら、選手Bは相手選手Dのサーブをレシーブする。
④このローテーションを繰り返す。
⑤1セット終了したら、次のセットはローテーションを変更する。
(1セット目に相手選手CのサーブをレシーブしたAは、2セット目に相手選手Dのサーブをレシーブする)
選手A・選手Bペア
選手C・選手D(相手ぺア)
①レシーブする選手Aは、相手選手Cのサーブを2本レシーブする。
②2本レシーブが終了したら、選手Aにサーブ権が移動して相手選手Dがレシーブする。
③選手Aのサーブが2本終了したら、選手Bは相手選手Dのサーブをレシーブする。
④このローテーションを繰り返す。
⑤1セット終了したら、次のセットはローテーションを変更する。
(1セット目に相手選手CのサーブをレシーブしたAは、2セット目に相手選手Dのサーブをレシーブする)
ダブルスのサーブは対角線上に出す
ダブルスのサーブはコースが限定されています。これは、シングルスのサーブが全面に出すことができる点と異なります。ダブルスでは自分コートのフォア側半面から、相手コートのフォア側半面の対角線上にサーブを出さなければなりません。
サーブがこの対角線上のエリアに入っていないと、サーブミスで相手に得点が入ってしまいます。シングルスと比較してダブルスのサーブは対角線上に限定されているので、難易度が高くて得点の期待度が低いことを把握しておきましょう。
サーブがこの対角線上のエリアに入っていないと、サーブミスで相手に得点が入ってしまいます。シングルスと比較してダブルスのサーブは対角線上に限定されているので、難易度が高くて得点の期待度が低いことを把握しておきましょう。
サーブを打つ順番を間違えた場合
ダブルスの試合においては、サーブの順番を間違えてしまう可能性も考えられます。ダブルスではパートナーと交互にサーブを出すことになるので、卓球初心者の間は順番がわからなくなることも珍しくありません。
もしもダブルスでサーブの順番を間違えた場合には、気づいた次のプレーから正しい順番に戻すようにしましょう。サーバーが間違っていたからといって、それまでの得点が無効になるようなことはありません。
もしもダブルスでサーブの順番を間違えた場合には、気づいた次のプレーから正しい順番に戻すようにしましょう。サーバーが間違っていたからといって、それまでの得点が無効になるようなことはありません。
サーブのルール変更の歴史
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まず卓球のサーブのルールが改正されたのは1987年で、サーブのトスを16cm以上上げるというルールが定められました。改正前はどれだけ低いトスでサーブを出しても問題になりませんでしたが、16cm以上と定められてからはサーブの傾向が大きく変化しました。
さらに2002年になると、身体やウェアでボールを隠してサーブを出すことが禁止されます。改正前はフリーハンドなどでボールのインパクトを隠すことで、相手にサーブの回転やコースを判断されづらい出し方が可能でした。
さらに2002年になると、身体やウェアでボールを隠してサーブを出すことが禁止されます。改正前はフリーハンドなどでボールのインパクトを隠すことで、相手にサーブの回転やコースを判断されづらい出し方が可能でした。
サーブのルール変更によって困ること
サーブのルール変更によって、プレーヤーは変更前までのサーブの出し方を改良する必要が出てきます。
これから卓球を始める場合には違和感がないでしょうが、ルール改正によって現在のサーブの出し方になる以前から卓球に取り組んでいるプレーヤーにとっては、現在のルールに合ったサーブになるまで練習しなおさなければなりませんでした。
今後サーブのルールが改正させる可能性はゼロではないので、そのときは変更したルールに沿ってサーブを変えることの難しさを痛感することになります。
これから卓球を始める場合には違和感がないでしょうが、ルール改正によって現在のサーブの出し方になる以前から卓球に取り組んでいるプレーヤーにとっては、現在のルールに合ったサーブになるまで練習しなおさなければなりませんでした。
今後サーブのルールが改正させる可能性はゼロではないので、そのときは変更したルールに沿ってサーブを変えることの難しさを痛感することになります。
・サーブのルールが変更されるとサーブの出し方を改良するのが大変
・今後もサーブのルールが変更される可能性がある
・今後もサーブのルールが変更される可能性がある
卓球サーブのルールで重要なのはトスとフリーハンド
via pixabay.com
卓球のサーブにはさまざまなルールが定められていますが、特に重要なポイントは「トス」と「フリーハンド」になります。卓球のサーブは、トスとフリーハンドで反則をとられることが多く、初心者がサーブを習得するためには必ず意識しなければなりません。
卓球を上達するためには、サーブを思い通りに出せるように練習することが大切で、反則にならないようなサーブを習得していきましょう。
卓球を上達するためには、サーブを思い通りに出せるように練習することが大切で、反則にならないようなサーブを習得していきましょう。
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