【富山県】サッカーの強豪高校ランキング5校！強いサッカー部はどこか？

2019年のインターハイ予選では決勝まで勝ち進み、あと一歩で全国大会出場を逃しています。県内随一の進学校でありながら、富山県内では強い高校として存在感を発揮しています。

厳しいトレーニングの後にはしっかりと勉強に励む、正に文武両道を地でいく富山中部高校サッカー部の強さに注目が集まっています。

また、2017年のインターハイ予選ではベスト4に進出している強豪高校です。さらに2013年、2015年選手権大会予選では決勝まで勝ち進み、あと一歩のところで全国大会出場を逃しています。

富岡東高校サッカー部は公立高校ながら、チームワークを重視し、試合終盤の大事な場面でその力を発揮しています。

2013年の決勝は前後半終了時点でスコアレスドロー。延長に突入し、1-2で惜しくも敗れました。2015年はリベンジを誓うも0-2で敗れてしまいます。

公立の雄として富山第一高校に対抗できる強さの裏には、県内の公立高校では唯一の体育コースがある点があげられます。そしてチーム立ち上げ当初から目指してきたスペシャル・ワンなサッカーを追求しています。

繋ぐ水橋の伝統を貫き、進化させたサッカーで富山第一の堅い守備を攻略し、観衆を沸かせてきました。私立校優勢といわれる中、自分たちの存在意義を示すため、繋ぐサッカーを徹底しています。

創立50年を超える名門高校サッカー部ですが、強さを発揮しはじめたのは最近で、2014年夏のインターハイ富山県予選で、県内最強といわれる富山第一、それに次ぐ水橋高校を次々に撃破して優勝を飾っています。

高岡第一高校が新興勢力となって強さを発揮してきた理由に、中学生を対象とした高岡第一サッカースクールの存在があげられます。

サッカーをやりたい、うまくなりたい、がんばりたいという生徒の自主的な取り組みを技術的指導の面からサポートし、自らの架台設定やチャレンジすることの大切さを身に着け、サッカーを通じた交流を図ることを目的としています。

選手権大会では全国制覇も成し遂げており、その強豪ぶりは県内にとどまらず、全国でも有名な高校です。主なOB選手には日本代表のエースストライカーとして活躍した柳沢敦が知られています。

富山第一をここまでの強豪に育て上げた、名将の大塚一朗監督は、革新的戦術を用いることで有名で、その思考は高校サッカーの枠を超え、グローバルな視点を持つプロフェッショナルマイスターと呼ばれています。

ヨーロッパの最先端の指導に触れ、A級ライセンスを取得、アルビレックス新潟芯がポーツで指揮を執った後、2008年にコーチに就任、2012年から監督に就任します。

組織的かつ戦術的に長けたサッカーで第92回選手権大会で初の全国制覇に導きました。

その富山第一高校に対抗できるのが伝統の繋ぐサッカーを展開する公立の雄である水橋高校、そして中学生を対象としたサッカースクールを展開する新興勢力の高岡第一高校です。

この2校が富山第一の1強時代に終止符を打つことができるのか、それとも新たな新興勢力が出て切るのか、今後の富山県の高校サッカーから目が離せません。