【女の子】子供用のおしゃれな自転車10選！女児にも可愛さと安全性を両立させたい

女の子用の自転車は、カラーバリエーションが多かったり、スタイリッシュなデザインであったりするおしゃれな商品が人気です。デザイン性に目を奪われがちな一方、子供用自転車最大の特徴は、転倒に耐えうる安全性と不安定な運転を補助する機能性にあります。

2008年以降は、自転車事故の多さから子供のヘルメット着用や自転車保険の加入が義務化され、女の子の自転車選びには安心とおしゃれの両立が必須です。

子供用の自転車は、一般向け自転車と比べ安全面と操作のしやすさに特化した構造をしています。子供向けに特化した構造は、幼児用の12インチから小学校低学年用の18・20インチまでの幼児・児童向け自転車に多く、22インチ以上の商品は、大人向けと同様の機能であることが一般的です。

子供用自転車が必要な年齢は、3歳から11歳程度までです。

子供用自転車は背の高さと足の長さからサイズ選びをすることが一般的で、身長150cm程度まではタイヤが小さく安定性の高い子供用自転車に乗ることが推奨されています。身長が150cmを超えている場合も、自転車の運転が不慣れであったり年齢的に幼かったりするときには、バランスがとりやすく安全面の配慮も高い子供用自転車を選ぶことがおすすめです。

子供が自転車に乗るときの義務は2つです。

・ヘルメットの着用努力
・自転車保険加入

2008年6月の道路交通法改正で、13歳以下の幼児・児童が自転車に乗るときは本人や保護者がヘルメットの着用に努めなければならない旨が明記されています。自転車保険の加入義務は地方公共団体固有の条例で、2020年には全国で半数以上の自治体が制定しています。いずれも具体的な罰則はありませんが、子供の身の安全には必須の義務です。

女の子用自転車の選び方のコツは6つです。

・色やデザインが好みにあうか
・価格が予算にあっているか
・体の大きさにあうサイズか
・安全基準を満たしているか
・必要な装備品はついているか
・使用目的にあう種類であるか

女の子が自分にあうおしゃれな自転車を選ぶコツは、最初に見た目の好みと予算で候補を出すことです。子供用自転車は安全性や装備品に特化することが多く、実用面で理にかなう商品はみつかりやすい傾向にあります。

子供用の自転車は、身長や足の長さに適したサイズであることが必要です。子供用自転車のサイズは12インチから24インチまでが一般的で、150cm以下の身長を想定し作られています。規格にメーカー差があったり子供の体形に個人差があったりするため、購入前に実際に試乗すると安心です。

※サイズ選びのポイント
・サドルに座った状態で両足が地面に着くか
・サドルに座った状態でハンドルとブレーキを無理なく握れるか

子供用の自転車を選ぶときには、安全基準に適合しているかを確認することも大切です。一般的に子供用自転車の安全基準には、仕様面から安全を保障するBAAマークとSGマーク、整備面から安全を保障するTSマークが使われています。子供の自転車は転倒することも多く、フレームの安全性やブレーキの性能が担保されていると安心です。また、子供用自転車は定期的にTS店舗でサドル位置や安全の点検をすることもおすすめします。

子供用の自転車を購入するときには、使用目的にあわせて装備品も確認することが必要です。

幼児用の自転車は夜間の運転や長時間の駐車が想定されておらず、標準装備にライトや鍵がないことが一般的となります。一方、キッズ用の自転車には補助輪の標準装備がなく、大きなサイズでは補助輪をつけること自体が難しいこともあります。子供が自転車を使う時間や場面を想定し、必要な装備品をあわせて備えることも重要です。

女の子用自転車の種類を決めるポイントは、使用する場所を考慮することにあります。

女児向け自転車に多いシティサイクル型は、大きめなバッグをかごに入れたり、おしゃれな洋服で乗ったりする場合に最適です。ただし、よく乗る場所が坂道や舗装のない道路である場合や家族でサイクリングを楽しむことが多い場合には、使用場所の地の利にあう女の子用のマウンテンバイクやロードバイクを選ぶと負担なく安心安全な走行を楽しめます。

幼児用自転車の相場は1万円～2万円、キッズ用自転車の相場は2万円～3.5万円程度です。

大人向け自転車と比べやや高額である理由は、安全面に特化したブランド商品が多いことにあります。身長の変化が著しい10歳以下では、3年ごとに自転車のサイズ替えをすることが望ましく、あまり使用しないうちに買い替えが発生することも少なくありません。購入時には使用頻度や使用期間を考慮し、予算を設定することがおすすめです。

ブリジストンのビッケは、親子コーデ好きでおしゃれな女の子におすすめなキッズ・ジュニア用自転車です。

ビッケの特徴は大人用自転車とお揃いのデザインで、愛らしさとスタイリッシュさのあるカラーバリエーションは女の子の好みにあわせた親子のリンクコーデも可能とします。別売りのビッケヘルメットやサドルカバー、ハンドルグリップで自分好みのおしゃれなカスタマイズができ、おしゃれさと安全性が両立できる点も人気です。

エッセは1914年創業のエビス自転車が展開する女の子向けシリーズで、テレビCMやドラマの小道具に多用されています。

特徴は1人で放課後に乗る10歳以上の女児をターゲットとした自動点灯のオートライトや荷物が乗せやすい大きな角カゴ、スカート時も乗りやすい低床式フレームで、女の子の実情にあう安全性を存分に備えています。マカロンカラーとステンレスの泥除けの色合いが甘くなりすぎず、おしゃれ女子に人気です。

a.n.デザインワークスのUPシリーズは、かわいいもの好きな女児の初めての自転車におすすめです。

UPシリーズの特徴は走行のしやすさで、左右にぶれにくく安定感のある車体の形状と正しい姿勢の取れるセミアップ型のハンドルが安全性を担保します。デザイン性も高く、ポップな色づかいと星形のスポークアクセサリーはおしゃれな女の子に、レトロ感のあるテリーサドルや網目を模したおしゃれなカゴは保護者に好評です。

ルイガノのJ・plusシリーズは、シティサイクルに近いおしゃれさとスポーツ走行を両立できる女の子向け本格派マウンテンバイクで、坂道の多い地域で自転車を多用したりツーリングを趣味としたりする女の子に人気があります。

特徴は、一般のマウンテンバイクより中央のパイプが低く乗り降りが楽なスタッガード型フレームや衣類の油汚れや巻き込みを防ぐガード付きのギアで、街中も違和感なく走行することが可能です。

ブリジストンのワイルドベリーは、人目をひきたい小学生女子に人気の自転車で、6段変速付きの24・26インチは塾や習い事の移動に自転車を多用する高学年の女の子に多く選ばれています。

ワイルドベリーの特徴は、大人っぽいベースカラーや取り外し可能な星形クリスタルアクセサリーのポップなデザイン性、中学生も乗れる本格的な使用感で、シンプルな大人向け自転車に満足できないおしゃれ女子におすすめです。

GRAPHISのGRシリーズは、好きな色や持ち物にこだわがちな女の子の初めての自転車におすすめの商品です。

GRの特徴は、無駄な装飾を削ぎ落したシンプルかつ安全性の高いフォルムとタイヤの色までこだわったカラー展開にあります。本体カラーとタイヤ色を組み合わせることでかわいらしさもかっこよさも演出できるおしゃれさが人気で、子供自身が商品のカスタマイズ気分を味わうことで一層の愛着が出ると好評です。

ブリジストンのレベナは、本格的なキッズ向けスポーツバイクで、アウトドアが大好きな女の子に人気があります。

レベナの特徴は軽量なアルミフレームと大人向け同様のおしゃれなデザイン性で、キャンプやサイクリング時に目的地まで持ち運ぶことに長けています。スポーティーなフォルムでありながら、別売りの両立スタンドや補助輪をつけることも可能で、自転車に不慣れな女児も安心して走行練習をすることが可能です。

ウィンのキッズバイクは、ペダルのないキックバイクから派生した走行練習用の幼児向け自転車です。

キッズバイク最大の特徴は12インチから多様なカラー展開をしていることで、14インチが大きすぎる幼児もおしゃれなカラーバリエーションから好みにあう商品を選ぶことができます。デザインはスポーツバイク型で持ち運びしやすく、シートやハンドル位置の調整次第で個々の体形にあうサイズ感を得ることが可能です。

21テクノロジーのエミリアは、はっきりした色味と流線形のデザインが人気の女の子向けシティサイクルです。

エミリアの特徴は、6段ギアやライトの機能性とホイールアクセサリや鏡付きベルのおしゃれさが両立していることで、キッズだけでなく可愛く華やかな色味を好む大人女子も選んでいます。エミリアは国内の自社で企画から販売・アフターサポートまで一括管理し、低価格と高い安全性を担保している点もおすすめです。

ピープルのケッターサイクルは、補助輪を使わず自転車に乗れることをコンセプトとした幼児向け自転車です。

ケッターサイクルの特徴は、本体色・カゴ・泥除けのカラーをカスタマイズし自分だけの色味で自転車を作れるおしゃれさと、独自のフレームデザインを採用し約5年間サイズ調節をしながら乗り続けられるコストパフォーマンスの高さにあります。労力のかかるペダルの取り外しを5分で可能とする独自技術も好評です。

女の子の自転車は幼児期の誕生日プレゼントに購入されることも多く、子供自身の色の好みやデザイン性を重視し購入する傾向があります。ただしおしゃれな見た目のみを注視し安全性が担保されていない商品を選んだ場合には、子供が思わぬ事故や怪我にあう可能性もあります。購入するときには、安全基準に適合した安心安全な商品の中からおしゃれさ、カラー、サイズ、予算の条件にあう自転車をセレクトすることがおすすめです。